【A2】Xperia A2はナニモノか?を考えたらいろいろ分かったこと

お久しぶりでございます。^^;

この時期恒例(?)となりつつあるドコモ2014年春夏モデルのリーク情報。既にご存じの方も多いかと思いますが、Xperia Z2(SO-03F)、Xperia Z2 Tablet(SO-05F)とXperia A2(SO-04F)なるカタログ画像がリークされましたね。

Z2/Z2 Tabletは既に考察していますのでイメージはバッチリなのですが、Xperia A2??Xperia Z1 f2とかZ2 fじゃないの??と。

so03f-01

カラーリングを一目見た時にすぐ思い浮かんだのは小型Xperiaの峰、Xperia SX(SO-05D)。

ラベンダーがピンクという違うくらいで、ラインナップの中で印象的なオレンジは、過去Xperia SXも同時に発表されたXperia GX(SO-04D)と共にのカタログ画像がリークされたのを思い出しました。

Xperia A2という名称的には、2013年夏モデルとして発表され、「ドコモのツートップ」なるキャッチフレーズで割引施策が与えられたこともあり、爆発的に売れたXperia A(SO-04E)の後継に位置付けられるようです。

さて、このXperia A2とはナニモノなのか、画像などから考察してみたいと思います。

コンパクトXperiaの歴史(国内版)

※ここでいうコンパクトサイズとは4.0インチ以下を指します。

ドコモから2013年冬モデルとしてXperia Z1 f(SO-02F)という4.3インチHD解像度の久しぶりのコンパクトモデルが発売されました。

Xperia™ Z1 f SO-02F | ソニーモバイルコミュニケーションズ
http://www.sonymobile.co.jp/xperia/docomo/so-02f/

ソニーモバイルコミュニケーションズの携帯電話「Xperia(TM) Z1 f SO-02F」の製品情報。

しかしコンパクトといっても4.3インチHD、140gという、3世代前のXperia arc/acroの4.2インチよりデカく、コンパクトXperiaとして3.7インチ、95gというサイズ感でありながらおサイフケータイに対応したXperia SX(SO-05D)に比べ、「デカすぎだろ!」、「これでコンパクトかよ」という残念がる声も多く聞かれました。確かに重さ1.5倍もあればコンパクトとは言えない。。。

このXperia SXの前身となるモデルがXperia Ray(SO-03C)。

Xperia™ ray | ソニーモバイルコミュニケーションズ
http://www.sonymobile.co.jp/xperia/docomo/so-03c/

ソニーモバイルコミュニケーションズの携帯電話「Xperia" ray SO-03C」の製品情報。

3.3インチFWVGA、100gというコンパクトさから、CMなどの宣伝は女性の利用を意識したものとなっていましたが、実は男性の方がワイシャツの胸ポケットに入れられるなどという理由でコンパクトモデルを求めている人が多かった、というターゲティングミスだった感のあるXperia rayでした。(女性は鞄の中に入れることが多いので小型にはあまりこだわらず、できればデカいほうが見やすいって思う人もいたりとかするらしい)

コンパクトサイズといえば、イー・モバイルから発売されたSony Ericsson mini(S15SE)も忘れてはなりません。Xperiaの冠は大人の事情で名乗ることはできなかったようですが、画面サイズ3.0インチHVGA、99gという超コンパクトXperia。ただ、キャリアがイー・モバイルであったことから多くの人が忘れてしまっているモデルかもしれません。。。

Sony Ericsson mini S51SE ソフトウェア更新について(Y!mobile)
http://emobile.jp/products/s51se/

Y!mobileの「Sony Ericsson mini S51SE ソフトウェア更新について」のページです。カードより小さく、わずか99gのボディにスマートフォンの未来を凝縮。

リーク情報ではXperia A2はXperia Z1 fのマイナーチェンジ版ということのようですので、上記炎上マーケティング的な観点でもZ系を敢えて外したのかな、という気がしています。

(海外版コンパクトモデルの一覧を文末におまけとして記載してみました。なんと17モデルもありましたw)

そしてXperia A2

漏れ伝えられる情報をまとめるとこんな感じになります。

<外観>

そのまんまXperia Z1 fっぽい?

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更に①-⑯まで振られている番号、その位置はそのまんまXperia Z1 fと同じようです。

既にリアパネル(通常外せないのであくまで構成部品ですが)が某所で売られたりしてました。

ウワサでは、Xperia Z1 fはリアパネルも強化ガラスだったところ、Xperia A2はXperia Z1 fの海外モデルXperia Z1 compactと同じアクリルパネルとなるようです。

(左がSO-02F、右がZ1 compact)

<仕様>

画像等の情報がなく「間違いないだろう」的な予想だと思いますが、ざっと見た感じでOSが最新のAndroid4.4.2(kitkat)になっている程度のようです。

リアパネル素材変更に伴い、数g軽くなるかもしれません。(Z1 fとZ1 compactとの差は3g)

このXperia A2とは一体ナニモノなのでしょう。

Xperia A2の正体は!(私見)

その答えは5/14に開催されるドコモ2014夏モデル新製品発表会に向けニュースなど、いくつかの情報を合わせると、新たにこんな仕様が浮かび上がってきます。

ドコモ、LTE通話を6月開始 スマホ夏モデルで対応、新料金プランも
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140418/bsj1404180500005-n1.htm

 NTTドコモの加藤薫社長は17日、フジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、高速データ通信「LTE」でIP(インターネット・プロトコル)技術を使った音声通話サービス「ボイス・オーバーLTE(ボルテ)」を6月から始めることを明らかにした。

こちらの記事にあります「5月中旬に発表する夏モデルの主要スマートフォン(高機能携帯電話)は、ほぼ全機種をボルテ対応とする」がヒント(というか答え)。

そう、Xperia A2は『VoLTEに対応した量販モデル』という姿が見えてきます。

外観はXperia Z1 fのマイナーチェンジ版のように見えますが、Aシリーズとした理由として2つの視点で考えてみました。

<キャリアの視点>

(1)新サービスに対応すること (2)2013年第2四半期(7-9月)で1000万台の多くの割合で販売したXperia Aにあやかったかどうかは分かりませんが、最も量販した実績ある「A(エース)」シリーズを名乗ることでより多くのユーザへXperiaを訴求したい、という販売戦略上のネーミングなのかな、と。

<メーカーの視点>

ソニーは2013年度決算で1300億円もの赤字を計上しました。

ソニーの14年3月期最終赤字は1300億円に、減損など費用追加
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0DH2AI20140501

ソニー(6758.T)は1日、2014年3月期の連結当期純損益(米国会計基準)について、従来予想の1100億円の赤字が1300億円の赤字になると発表した。前年同期は430億円の黒字。平井一夫社長にとって2年目の決算は、2月6日の下方修正

Xperiaスマートフォン事業は今やソニーの収益確保の大きな柱であり、少しでも(ドコモに)多くのXperiaを発注してもらうための施策なのかな、とも思ったり。

Xperia Z1 fのグローバル版Xperia Z1 compactは現在も製造しているモデルであり、このXperia A2も製造ラインをそのまま使える(はず)で、原価的な観点でも同じ筐体を流用できる=価格低減しつつ原価を押さえられ収益は向上できることはソニー側にとっても非常にメリットあるモデルになるのかもしれません。

・・・2年縛りある中で翌年に「A」を名乗るのはどうなのでしょうね。。ターゲットはXperia GX/SXからの機種変更、もしくはMNP。

しかしドコモへのMNPにおけるキャッシュバックが新料金プランの導入を機に減少するという報道もあり、以前のようなMNP合戦にはならない可能性も。


http://www.yomiuri.co.jp/economy/20140418-OYT1T50058.html

そうなると、売ろうとする携帯が以前のように捌けないことからキャリア側も発注数も絞る、という悪循環に陥る懸念もありますね。

正式発表まであと11日、Xperia A2は果たしてどんな位置づけになるのでしょうか。国内版Xperia Z2、Xperia Z2 Tabletとともに発表される見込みです。

またXperia Z2のau版(Canopus)のSOL25は5月8日のau発表会 2014Summerにて発表される見込みです。(確かZ2 Tabletも出るはず?)

WiMAX 2+対応で弓状というウワサもありますが、どちらも楽しみ待っていたいと思います。


http://www.au.kddi.com/mobile/product/selection/presentation/

おまけ

ちなみに海外モデルにはこんなにコンパクトサイズを発売してきました。日本で発売されたのは2011年のXperia ray(SO-03C)とSony Ericsson miniのみ。(例のイー・モバイルS15SE)

モデル名 型名 サイズ
2010年モデル
Xperia X10 Mini E10i/E10a 2.55インチQVGA
Xperia X8 E15i/E15a 3.0インチHVGA
2011年モデル
Xperia neo・neoV MT15i/MT15a
MT11i/MT11a
3.7インチFWVGA
Xperia pro MK16i/MK16a 3.7インチFWVGA
Xperia mini ST15i/ST15a 3.0インチ HVGA
Xperia active ST17i/ST17a 3.0インチHVGA
2012年モデル
Xperia P LT22i 4.0インチ qHD
Xperia U ST25i/ST25a 3.5インチFWVGA
Xperia sola MT27i 3.7インチ FWVGA
Xperia neo L MT25i 4.0インチ FWVGA
Xperia go ST27i/ST27a 3.5インチ HVGA
Xperia Tipo ST21i/ST21a 3.2インチ HVGA
Xperia miro ST23i/ST23a 3.5インチ HVGA
Xperia J ST26i/ST26a 4.0インチ FWVGA
2013年モデル
Xperia E C1504/C1505 3.5インチHVGA
Xperia M C1904/C1905 4.0インチFWVGA
2014年モデル
Xperia E1 D20 4.0インチ WVGA

Xperiaはグローバルモデルですので上記モデルすべてを購入できる国香港くらいだと思いますし、この中からいくつか日本で発売するとなると販売量は・・・なかなか難しいですね。。