【コラム】CASIOのSmart Outdoor Watch WSD-F10 はゴツくて気に入った!(1stレビュー)

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今年1月のCES 2016で発表されたカシオのスマートウォッチが発売になりました。予約するほど売れないだろうな、なんて思ってましたが、ネットショップでは軒並み売り切れとなっていて、焦って店頭在庫(のネット取り置き)を利用してゲットしてきました。

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惚れたポイントを3つの視点で表す

発売日ゲットするほどのものなの?を3つの視点で考察するとこんな感じになります。

カラーリングに惚れた!

たぶんこのオレンジが発売になってなければ買ってなかったかもしれません。わたしオレンジ色が好きで、これまでもXperiaはホワイト一択だったにも関わらずXperia SXは迷わずオレンジをチョイスしたくらい。

CASIO Smart Outdoor Watch(WSD-F10)もイメージカラーがオレンジだったこともあって、機能云々よりも見た瞬間にオフ用に「買おう」と心に決めたのでした。

他にもオンでも使えるカラーバリエーションもありますので2本欲しいくらいです。

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ゴツさに惚れた!

もともとゴツくて文字盤に所狭しと針がいっぱいあってゴチャゴチャしてるデザインが大好きだったり、昔は外遊び(昔はアウトドア好きだった)用にG-SHOCKも持ってたりしまして、当時はProTreckも買っちゃおうかなと思ってました。

最近自転車にも乗り始めたり、またソトアソビをするようになってきたのもあって、moto360だとガシガシ使えないし気圧計とか高度計が欲しい!自転車ナビ欲しい!と思ってたのもあって飛びついた感じです。

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2層構造ディスプレイ、ようやく時計として使える!

Android Wearはmoto360にしろ毎日充電が必要な時計。今でこそ毎日充電スタイルに慣れましたが充電忘れると結局、腕に「おもり」をつけてるだけになるので、せめて時計機能だけでも使わせてよね!と思ってましたので、この2層構造ディスプレイでそれが実現できました。

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通常時はカラーディスプレイで必要な情報をゲットでき、いよいよ電池がヤバいときにモノクロディスプレイに切り替えて「時を知る」ことができるので、充電コネクタ(専用の形状なのです)を忘れて旅に出ても何とか時計として使えるのです。残念ながら自動切り替え可能なウォッチフェイスが限定されてしまうのでですが、エマージェンシー機能としてもモノクロ液晶に切替して時計機能が維持できるのはAndroid Wear搭載モデルとしては画期的だと思いました。

 

 

ここがいいトコ、ここは改善してほしいトコ

いいところは上記のとおりですが、もう少しレビューっぽくまとめてみます。

オレンジはちょっとメタリック入ってて安っぽくない!

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とても質感高いと思いました。そして見るからに頑丈そう。ガシガシ使っていった時に金属の地肌が出てしまうのでしょうがそれも似合うんだろうな、と。(きっとそういう使い方は私にはできない気がしますが)

 

造形が素晴らしい!

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ケースからバンドまでの流れるようなデザイン、本当に素晴らしいと思いました。MILスペック&防止防塵のための組み立て精度もメチャクチャ高そうです。

 

ゴツいからむき出しの充電コネクタも全く気にならない!

わたくし、Xperia Z1以降の側面の充電コネクタにずっと違和感を感じていました。何でこんなにソフィスケイトされたデザインなのにこんな充電用端子むき出しにしちゃうんだろう、と。そしてこのWSD-F10を見て気が付きました。

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このくらいゴツくないとむき出し端子は似合わないんだ!と。まったく違和感ないのですよね。むしろカッコいい!と。機能的なデザインというのはこういうことを言うのでしょう。マジ惚れました!

 

しかしデカいわ・・・

手持ちmoto360もケース大きい方だと思ってましたが、ケースのサイズは相当違います。デカい!以外の何物でもないです。表示画面サイズはむしろWSD-F10のほうが小さいくらい。

 

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物理ボタンもデカい!

グローブをはめた状態でも操作しやすいはずです。押し心地も強めにぐっと押し込む感じで、グローブ越しにも「ボタン押せたな」と判るのも良いです。

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ちなみにボタンが3つありますが、CASIO MOMENT SETTER+という専用アプリから機能を割り当てられます。

  • 上ボタン(TOOL):コンパスや高度計、気圧計といったWSD-F10の機能のうち表示させたい機能を選ぶことができます。
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  • 中央ボタン(いわゆるホームキー):画面をタップした時の動作と同じ。長押しすれば設定やアプリ一覧を表示させることができます。(画面を左にスワイプした動作と同じ)
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  • 下のボタン(APP):インストールしたアプリを直接呼び出すことができます。例えば天気を見たい、地図を見たい場合にAPPボタンを押せば直接起動できます。

これらの設定はCASIO MOMENT SETTER+から行うことができます。

 

ココ次作に期待!

  • 液晶画面の発色
    moto360には残念ながら遠く及びません。見られないほどではありませんが、電池の持ちを抑えるためなのかもしれませんし、何か意図があるのかは一度聞いてみたいと思います。(CASIOのベスト着た店員さんも発色については良い評価を持っていないらしく、説明する時に「ちょっと発色がアレですが」と言われていましたし)
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  • モノクロ液晶へ切り替えられるモードに自由度を
    二層構造ディスプレイが自動で有効になるウォッチフェイスは「2レイヤー」という1種類のみ。
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    別のモードでもカラーディスプレイ上でモノクロ表示にはなりますが、やはりモノクロ液晶の電池消費量とは雲泥の差です。
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長く付き合える相棒に出会えた!って思いました。昨日も一日使ってみましたが、発色は良くなくとも太陽光の下でも視認性はバッチリでした。

moto360も2ndモデルが出ても買い換えたい衝動に駆られないくらい気に入ってます。こちらは平日利用が中心であるのはたぶん変わらないと思いますが、休日に出かける楽しみが増えた気がします。(でも平日にも使ってそうですw)

 

1件のコメント


  1. >二層構造ディスプレイが自動で有効になるウォッチフェイスは「2レイヤー」という1種類のみ

    一応 他のWFでもdozeに落ちれば自動で切り替わりますよ