このたび我がXperiaファミリーに新しい家族が増えました。ついに日本未発売のモデルにまで手を伸ばしてしまいました。名前は「Xperia neoV」と申します。型式はMT11iとなります。これから自己紹介させて頂きますのでよろしくお願いしますw
◆Xperiaシリーズにおけるneoの位置づけ◆
上記はSony Ericsson(UK)のXperiaページです。家族におけるXperiaの利用シーンを想定したようなイメージに受け取りました。機能やOSにはあまり差がないので、画面の大きさで分類されてるようにも思えますが、
Xperia miniシリーズ | Xperia neoシリーズ | Xperia arc |
家事の合間のちょっとした時間を使って楽しむためのツール |
若者のアクティブな活動を強力にサポートする情報ツールとして | 忙しいエグゼクティブの持つ究極の情報活用ツールとして |
画面サイズ:3.0インチ | 画面サイズ:3.7インチ | 画面サイズ:4.2インチ |
解像度:480(H)×320(W)ドット | 解像度:480(H)×854(D)ドット | 解像度:480(H)×854(D)ドット |
約88(H)×52(W)×16(D)mm | 約116(H)×57(W)x13.8(D)mm | 約125(H)×63(W)x10.9(D)mm |
Sony Ericsson mini(S51SE) | 日本未発売 | Xperia arc ・ Xperia Play |
rayの立場がビミョーですが(出てこないので)、日本での売り方はminiシリーズに分類されてると思います。
#当初の製品コンセプトから少し変わってきてるのが反映されてないだけっぽいです。ActiveとかLive with Walkman、txt出て来ませんから。。
Xperia neoシリーズはこんなラインナップの中で画面サイズ的に真ん中の位置づけとなります。arcじゃデカすぎるしrayじゃ小さすぎ、、、日本でも発売したら結構売れそうな気がしますけど。。。
個人的にも満員電車でも使いやすい画面サイズ(3.3インチ)なXperia rayは最初は良かったのですが、やっぱり画面が小さすぎる。。。特に夕方以降とか目が疲れてる時は見づらい。arc/acroの解像度と同じ854×480なので、ただ単純に文字が小さくて・・・ただのオッサンだからかもしれませんけれどw
(画面だと大したことないと思うかもしれませんが、実際はかなりの差です)
ということで、今回neoシリーズに目をつけたわけです。
日ごろから昼食の友として見ているITmediaさんでもneo発表時にソニエリの商品企画部門の大澤氏のインタビューでneoをこんな風に言われています。(2011/2/25の記事)
「このモデルはミドルレンジとしてのラインアップです。2010年度はミドルレンジにSymbian OSの端末を使っていましたが、Androidにフルフォーカスします。Xperia neoは幅広いユーザー層を想定していますが、サイズコンシャスなモデルですので、特に片手での操作性にこだわるお客様を狙っています。ヨーロッパを中心 に、ワンハンドソリューションに対するニーズは高いです。」
「我々はarc、neo、miniの3モデルを“強いXperiaブランドを作るための主軸商品群”として位置付けており、これが商品戦略の軸足となります。」
「ミドルハイ、という感覚で捉えていただけるといいでしょう。差別化に関してお話しすると、Xperia neoはまず、ワンハンドで使いやすいボディが大きな特徴です。」
「薄型化にあたって、液晶とガラス面の隙間をなくす「クリアブラックパネル」の技術も取り入れています。これは、neoには採用されていないものです。」
あ、クリアブラックパネルないんだ。。。orz
でも主軸であるならぜひ日本でも展開して欲しかったですね。
(きっと製品戦略上、途中からポッと湧いて出たrayって存在を取り巻く大人の事情がいろいろ交錯してるんだろうなぁ・・・って思ってたりしますけども)
でもこうやってちょうど手にはまる大きさが良いな、って思いませんか?
◆画面サイズ比較◆
Xperia(SO-01B)の画面サイズは4.0インチ、iPod Touch/iPhoneは3.5インチなので、これまた使い勝手のよさそうなサイズです。
もちろんSIMフリーなので、ドコモの制約に阻まれること無く使っていくことができます。ICS(Android4.0)もいずれ載ることでしょう。
画面サイズとはちょっと違いますが、上記の「クリアブラックパネル」有無。X10と同じような液晶画面が奥まった感じな液晶で、arc・acroで見慣れている「クリアブラックパネル」でなかったことがちょっと違和感アリ。arcを買ってまず驚いたのがこのガラスのすぐ下から発色してる感じだったのが、neoではX10と同じような感じになってる所がちょっと残念仕様かな、と。
そこが製品コンセプトの差別化に現れてるのかもしれませんね。
◆しかしなぜneoV?◆
今回はneoVというneoのマイナーチェンジ(廉価版)モデルを購入しました。一番の決め手は「外板色」です。ずっと白を使い続けてるんで、白色の設定があるneoVにしました。(neoはarcの青と赤しかない)
機能的には映像エンジンが廉価版になっているだけで、他は差は無い(はず)です。結構スナップ写真撮るのですがメイン機はacroなのでここは妥協。
Xperia neo | Xperia neo V | (参考)Xperia arc | |
OS | Android 2.3.3 →2.3.4へver.up |
Android 2.3.4 | Android 2.3.3 →2.3.4へver.up |
Qualcomm MSM8255 1GHz | ← | ← | |
サイズ | 116×57×13mm | ← | 125×63×8.7mm |
重量 | 126g | ← | 117g |
画面サイズ | 3.7インチ | ← | 4.2インチ |
解像度 | 854×480(FWVGA) | ← | ← |
RAM | 512MB | ← | 512MB |
ROM | 1GB(空き容量300MB) | 1GB(空き容量320MB) | 1GB(空き容量300MB) |
外部ストレージ | 最大32GBまでのmicroSDHC | ← | ← |
カメラ | 810万画素Exmor R | 500万画素CMOS、 3Dスイープパノラマ |
810万画素Exmor R |
フロントカメラ | 30万画素 | ← | × |
動画撮影 | 720p HD | ← | ← |
バッテリー | 1,500mAh (BA700) | ← | 1,500mAh (BA750) |
カラー | Blue Gradient、Red、Silver | Blue Gradient、White、Silver |
Midnight Blue、Misty Silver |
日本未発売モデルを手にしたのは実はこれが初めて。
最初言語選択画面が出るのかと思ったら、いきなり英語でのスタートでしたw
でもちゃんと日本語化できますし、IMEも「Japanese Keyboard」ってPOBoxあるので問題なく使えます。
出荷OSもAndroid2.3.4なので、こんな感じでスクリーンショットも撮れたりしますし、これから少しずつ使ってみたいと思います。
Xperia neoの買い方編、インプレッションはまた別稿にしたいと思います。
(今回は端末への興味というよりも日常使用でどれだけ快適に使えるか?に重点を置いてみたいと思ってます)