突如公開されたGoogle日本語入力、使ってみましたか?ベータ版とは思えない出来栄えでちょっとビックリです。とはいえ、POBox Touchを溺愛している自分にはまだまだ機能的には物足りないなぁと思っていて、その差を考察していきたいと思います。
まだダウンロードしてない人はこちらからダウンロードして下さい。
インストールが終わると初期設定に入るので画面の指示に従って設定してください。
やっぱりPOBoxに戻したい!という場合は以下の手順で元に戻せます。
もしくは
◆比較してみる
※左側はPOBox Touch、右がGoogle日本語入力Betaです。また比較したのはPOBox4.0とGoogle日本語入力Beta 1.3.925.3(初版)との比較です。
<外観編>
- フリック入力
Google日本語入力のほうがちょっとデカいですね。文字の見やすさからいったら個人的にはPOBoxかな。 - QWERTY入力
圧倒的にPOBoxです。数字1文字打ったりすることも多いので、いちいち数字の時に切り替えるのは非常に面倒。
ただGoogle日本語入力にはShiftボタンで最初の1文字だけ大文字にするShiftモード、全部大文字入力となるCapsモードがあるので、これは便利かも!また入力した文字を修正するとき、POBoxでは左右キーが独立してますが、Google日本語入力は一体ボタンをタップ>左右キーで操作するという一手間多くなってしまってます。
<日本語入力>
普通に文字を入力することはどちらも問題なく使えますが、特長的な入力をする時に差が出ます。以下に例を示してみます。
- 100回
【POBox】
「あ」+「わ(を2回)」→英数カナ+回【Google日本語入力Beta】
あA1(を2回)→100→あA1→「か」「い」
しかも最初の候補は100が全角の100なので↓で探さないといけない。。 - 短い英数入力(フリック日本語入力で)
cutとかもPOBoxで慣れてると「く」+「ゆ」+「や」→英数カナで入力できますが、Google日本語入力ではNG。なので非常に煩雑。。。
草「w」もいちいち英数モードにする必要が・・・ - 記号入力(顔文字入力)
こちらはGoogle日本語入力が秀逸。機種依存文字などもカテゴリ分けされていて探しやすいですし、種類も豊富。POBox完敗です。 - ジョジョ打ち
POBoxは同じ文字を重ね打ちする時に→キーで入力ができます。例えば「だだだだだ」なら
とできますが、Google日本語入力はできない。。(iWnnもダメですけれど) - 変換候補表示
POBoxは3行が表示されますが、Google日本語入力は2行表示。この差は個人的にはデカいなと思ってます。
キーのサイズをもう少し小さくしても問題ないと思うので、ぜひ3行(以上)候補を表示するになってくれると嬉しいですw
欲を言えばiWnnのように変換候補数を選択できるようになると尚良いですw - マッシュルーム対応
大事なことすっかり書き忘れてました^^;
マッシュルームとは外部アプリとの連携機能で、POBox Touchの場合はニコちゃんマークを長押しすると連携アプリが表示され、外部アプリから選択した絵文字や事前に登録した文字列を直接貼り付けることができます。
Google日本語入力には残念ながら機能がありません。Beta版だからとと信じてますが、コレがないと正直厳しいです。。 - (番外編)
サザエさん→8(*^^*)8、ウルトラマン→o(%)◯ 、バルタン星人→(V)o\o(V)などの顔文字変換は不可。。(これはPOBoxの遊びゴコロですけどw)
<文字変換>
これが一番の特徴で、アプリの説明のところにも「メールを書く、地図を検索する、SNS に書き込みするといったモバイルで典型的な状況で使われる単語を中心に、デスクトップ版 Google 日本語入力 譲りの豊富な語彙を備えます。」と書いてありますが、単語(固有名詞)の変換率はアッパレです。
先ほどの「ジョジョ」と入れてみると
というように賢く変換してくれます。
ざっと使ってみましたが、似て非なるものだなというのが正直な感想です。
まだBeta版ですし、これからの進化を楽しみにしたいと思います。