Xperia NX・acro HD、使ってますか?ドコモショップや家電量販店でもホットモックと言われる展示機を触った方も多いと思いますが、これ、実際に毎日使ってみて気がつくところがちょっとずつあって、所有欲といえばいいのかな、買ってよかったな、とすごく満足してます。
#とりとめのない、考察とは程遠い内容になってしまってます^^;
◆Xperia NXとacro HD(SO-03D)を所有してみて◆
ご存知のかた多いと思いますが、私は2011年Xperiaシリーズでもarc(グロスマと言われる「グローバルモデル」)とacro(ガラスマと言われる「国内専用モデル」)の組み合わせで使っていました。
arcのフォルムは今でも斬新で、飽きのこないデザインのまま進化するものだと思ってました。しかし2012年最初の発売モデルであるXperia NXは意表をつくスクエアなデザインで、個人的にはスペックだけで手を出した感もあります。スペックといっても世間様からは半年遅れなんですけどもね。^^;
Xperian(エクスペリアン)な自分にとってはこのXperia NXが超絶期待の星だっただけに、ちょっと残念な気持ちで実機を手にしました。
が、、、使ってみて当初の残念な感じが超楽しい端末に変わっていきました。それは、
- デカい割に意外と手に馴染む
- HD解像度で画面がとても広く感じる
- 動作が機敏で引っかかるような場面に出くわしたことが全くない
- オンライン辞書(日本語入力)が秀逸
逆にえっ!と思ったのは唯一、「電池の持ちの悪さ」です。以下に超楽しいと思った4つの点+その他の点についてまとめてみます。
<持ちやすさ・電源ボタンへのアクセス>
どちらが持ちやすいか、といえば個人的にはacro HDのほうが角張ってない分、持ちやすいです。
筐体がデカいのでしょうがない部分もありますが、電源ボタンへのアクセスの悪さはarc・acroでも同じで、特にarcはボタンが小さくて押しづらいこともあって、電源ボタンを押さなくてもいいように
Xperia NXが上部、Xperia acro HDは右側面となっていて、NXは電源ボタンを押すときには持ち手をずらさないとボタンに届きません。私は左手持ちですが、acro HDは中指をずらすだけで電源ボタンに手が届くので快適です。(右手持ちの場合は親指をずらす必要あって、ずらすためにはちょっとだけ持ち手をずらす必要がありました)
<HD解像度の恩恵>
同じ壁紙をXperia acroにも入れていましたが、同じ明るさ設定にしてもその印象は全く違います。(もちろんCosmicFlowがHD解像度を前提に開発されているものをWVGA(854×480)解像度で見ればぼやけてしまいます)
ブロガーイベントでも開発者の方がおっしゃっていましたが、HD解像度に合わせてXperiaアプリはアイコンも作り直したそうです。
また文字のくっきりはっきり度にも違いがあること、見比べると一目瞭然です。
以下はファイルサイズ(1.84MB)大きいですが、解像度の違いがはっきり分かると思います。右(acro HD)に比べ左(acro)のフォントやアイコンのジャギーの差を見てみて下さい。
また表示領域の差について、acro(左)はカーネルバージョンまで表示されているところ、acro HDではビルド番号まで表示することができます。
見えなきゃスクロールすれば良いじゃん、と思うかもしれませんが、この高精細な画面を経験してしまうともう戻れないです^^;
<サクサク度について>
まずはシングルコアとデュアルコアの差が大きいと思います。そろそろクアッドコアなAndroid機が発売される(た)中、ようやくデュアルコアが搭載されたわけですが、個人的に「待ちに待った」サクサクなXperiaなので、(今は)これで満足です、ようやく自分のしたいことをXperiaの動作に合わせてのんびり待たなくて良くなったんですから。
またサクサク度はシステム領域が大きくなったことも影響してると思います。今まではシステム領域(約300MB)の空き具合を気にしてアプリの容量を削減するためにSDカードにアプリを移したりしていましたが、そんな事しなくても1.8GBくらいの割り当てがありますので、今の自分の使い方では全く問題ない、むしろスカスカなことも起因してると思います。
Xperia NXはmicroSDがなく残念仕様、と最初は思ってました。でも仮想的にSD領域は設けられていて、初期化してもその領域のデータは消えませんので今のところ大きな問題はないと思ってます。(むしろSD領域へのアクセスが早くなってサクサク度向上に一役買ってる!?)
<POBox touch 5.0>
手書き入力は素晴らしいですが、スマートフォンラウンジで初めて触って以来一度も使ってません。だって必要ないんですものww
オンライン辞書は非常に便利に使ってます。特に顔文字とか「ああ」と入れるとorz系からスポンジボブみたいなのまで登場し、きっと気に入ったのが使えると思います。これは(・∀・)イイ!!
<電池の持ち具合>
でもでも、これらのメリットを打ち消してしまうくらい残念なのが電池の持ちの悪さです。
解像度が上がって描画する量が増えたりCPUに負荷がかかったりするために、ある程度は覚悟してました。X10のFroyo導入初期(カスタムROM)のような「使えばダダ漏れ」状態w
待ち受け時(画面消灯時)はそんなに消費されませんが、使い始めた途端にこんな感じ。左は待ち受け時、右が使用時です。省電力アプリは確かecoモードだかいうアプリが入ってたと思いますが、逆に電池食いそうで削除しちゃいましたw
今はacro HDをメインで使い、NXにIIJmioのSIM挿して電源OFFで両方持ち歩いてます。で、acro HDが息絶え絶えになったらNX登場という状況。。。予備電源を持ち歩けばいいのですが、アレ意外と重いので…(虚弱w)
電池パックを増やせないこと、電池持ちの悪さはこの新シリーズ最大の弱点かもしれません。
更に電池食いだと言われるLTE(Xi)対応なHayabusa、こちらはLTE使わない(電波を探さない)アプリとかあれば必携じゃないでしょうか。(そんなのあるのか??)
<その他>
- Floating Prism
私、寝るときにほんの5分くらいしか起きてない人ですが、部屋を真っ暗にしてボーッと光るパネルを見入ってしまいます。Xperia Uはここがいろんな色に光るらしいですが、個人的には今のLEDちっくな白い光り方が好きです。 - 物理ボタンがない点
NXはボタンを示すアイコンと実際に押す位置が違うとかacro HDも何気に反応良くなくて。。液晶とベゼルともう少し色の濃淡があればいいのですが、 SwipePadを画面左下隅を指定してると「←」ボタンを押してしまうことも多々あり。。Galaxy Nexusのような完全にボタンの位置を入れ替えられるようなカスタムがいずれ出てくるかもしれませんが、GNと違ってボタンの印字があるから入れ替えると混乱するかも。。
- acro HDの防水性
防水端末はガラケー含め初めて所有します。今まで防水じゃなかったことで別に困るようなことなかったのですが、ついてるに越した事無いかな、というレベルです。こんなことしてみましたけど何とも無いですww防水のための副産物としてクレードルがつくのは裸族な自分にはいいかもです。(未開封ですけどw)
ケースに入れてる人はクレードル使えないかも。。(未検証)
結論。改善してほしい点はありますが、やっぱり自分はXperiaが好きだということを再認識しました。このまま新しいのが出たらいの一番に検討しますw
なお、現時点でXperia Sのroot化はSIMアンロックモデルがBootloader Unlockした端末に対してFastbootで取れる状況で、Unlock端末ではroot化できていないようです。今までの手法では全滅でした。。
スミマセン、うまくまとめられず。。(言いたいことの半分も言えなかった気がする。。)