Xperia Tablet Z。ドコモ版(SO-03E)は2013年3月22日に発売されました。そして2013年4月13日、いよいよソニーよりWi-Fi版(SGP312JP)が発売されます。(既に4/11~先行発売してる量販店もありました)
実はどちらかのモデルは買うつもりでしたw
吟味に吟味を重ね、最終的にドコモ版SO-03Eを購入しましたが今回なぜ、SGP312JPではなくSO-03Eを選択したか、以下3つのポイントでまとめてみます。
何度か書いた気がしますが、今まではAndroidタブレットの使い道を見い出だせませんでした。結局手持ちのARROWSタブレット(F-01D)は風呂でのんびりネット見たり、子供のゲーム機として使っている程度でした。
なぜそんな自分がXperia Tablet Z、しかもSo-03Eを購入したか、以下に自分への言い訳をまとめてみました。
ソニーのタブレット端末変遷
ソニーからは以下3つのタブレットが発売されるもなかなか食指が動かず。。
- SONY Tablet Sシリーズ(SGPT111JP/S、SGPT112JP/S、SGPT113JP/)
「まるごとエンターテインメント。一人ひとりの楽しみを、この一台に」 - SONY Tablet Pシリーズ(SGPT211JP/S、SGPT213JP/H)
「大画面をポケットに。じぶん専用、どこでも楽しめる」 - Xperia Tablet S(SGPT121JP/S、SGPT122JP/S、SGPT123JP/S)
「ライフシーンにとけこむ、スマートなカタチ。いつも心地よく向き合える、自由に楽しめる」
Xperia Tablet Sは「Xperia」冠がついたことで「おおお?」と思ってすぐに実機も見に行きましたが、結局名前だけを使った実質「SONY」のAndroidタブレットであると思い、スルー。。。
見送ってきたワケ
Xperiaと名のつくものは試してみたい、しかもスマホでなくタブレット。Xperiaと名乗るタブレットがどんなものかはぜひ体験したかったのですが、ここまで見合わせてきました理由は大きく3つ。
- POBoxの非搭載
Xperiaを名乗る上で個人的に外すことのできない日本語入力メソッド「POBox touch」。Xperia Tablet Sで一番残念だったのがこのPOBoxではない日本語入力アプリだったこと。
「日本語なんて入力できればいいじゃん」とか「世の中にはATOKってあるの知ってる?」って言われるかもしれませんが、メーカー純正の日本語入力を、ガラケー時代から培ってきたPOBoxのノウハウをやっぱりタブレットでも使いたかったこと。 - 解像度
10インチサイズ(実際は9.4インチ)タブレットならではのHD解像度を期待するもWXGA(1280×800)だったこと。既にARROWS Tab 10.1を持っており、こいつの解像度と同じであれば、、、購入動機とならず。 - インターフェースまわり
今スマホを買うと充電器がついてこないくらい誰もが持ってる使ってるmicroUSBではなく独自のインターフェースであったこと。自宅用、出先用、ケーブルが切れたりしたら純正品を買わなければならない。。
これらが引っかかって、しかも防水ではなかったことでARROWS Tabを置き換えるまでには至りませんでした。
そしてXperia Tablet Z。
「世界最薄(*1)!防水(*2)対応約10.1インチ大画面タブレット」
キャッチコピーがイメージからスペックになってちょっとアレな感じですが、今まで見送ってきたことがすべて解消されていたため購入を検討するに至りました。
SO-03EとSGP312JP
いよいよ本題w (いつも前置き長くてw)
ドコモ版SO-03Eの発売前にWi-Fi版が出ることはリーク情報などから把握していて、初めはWi-Fi版 SGP312JPを買うつもりでした。これは次の理由からです。
- ドコモ版はメーカーの機能アップデートの恩恵を受けられない、追従するまでに時間がかかる
(1) これまでXperia (SO-01B)のアップデートで露呈した大きな問題で、メーカーとしては最新版OSを開発してもキャリアの販売方針(施策)が優先され、アップデートされない懸念が大。(2) アップデートもキャリアアプリの動作検証に多大な時間がかかること。 - キャリア独自アプリの存在
アプリ作りに慣れてないのかセンスが無いのか分かりませんが、キャリアアプリが裏で動作し通信量が増える=バッテリー消費量が増える事象が今までにも発生してきたこともあります。またキャリアアプリを一切使わないので、キャリアモデルを買う必要はない。 - 費用面
SO-03Eはデータ通信契約になり、MNP特典ともいえる「月々サポートの増額」が得られません。新規/機種変更/MNP共に月々サポート額2,205円」/月は同一。
これらの面でWi-Fi一択のつもりでしたが、結局SO-03Eを最終的に選んだワケを次にまとめてみます。
SO-03Eを買ったワケ
3つにまとめてみます。
- 3G(LTE)通信は「あったほうがいい」ではなく「やっぱり必要」
Wi-Fi版は出先からネット使おうと思うと当然Wi-Fiルータが必要です。このルータを介した通信速度に疑問を持っていて、都内でL-04Eで使って、Xperia ZとかiPad(仕事用)を使っているとたまにものすごく遅い時があります。
また、連続して14時間くらい電池持つL-03Eですが、やっぱり電池が切れるとただの文鎮になってしまい、ここぞという時にXperia Tablet Zが使いものにならない可能性もあって、タブレット単体でも通信できたほうがいいな、と。(モバイルバッテリー持てばいいじゃんという話もありますがw) - ftfファイルが作成できること
アップデートや初期化はスマホXperiaと同じSUSもしくはPC Companionで行います。
ということはFlashtoolでftf作成し、焼くことができるわけです。そうなるとSO-03E買ったとしても気分次第でSGP312JP化したりグローバル版焼いたりもできるわけです。
もっともSGP312JP版焼くとモバイルネットワーク設定ができない(? 未検証)のでルータは必須になりますが。。 - 安く手に入る
今までは回線契約を伴う購入方法しか考えていませんでしたが、ネットオークションで新品が50,000円を切る価格(しかも即決価格)で多数出品されています。SGP312JPは59,800円(16GBモデルは52,800円)、クレードル(3,980円)は別売りで、コスト的には白ロムが一番安く手に入れられることが分かりました。
この3つの理由でSO-03EをWi-Fi版発売の3日前に手に入れましたw
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(参考)白ロム購入時の注意点
某掲示板でタッチパネルの動作がおかしい、という話、あれ、私のにも発生しました。ブラウザスクロール中にタップと認識されてしまい、意図しないサイトに飛ばされたり、ロックスクリーン画面が細かく振動したり、ダブルタップでロック解除できるはずが無反応だったりという現象が発生しました。何度か初期化しても症状が変わらないため、ダメ元でドコモショップに持ち込みました。
目の前でロックスクリーンがブルブル振動したこと、タッチパネルの動作がおかしいことで「不良品」と判定されその場で交換してもらえることになりました。が、回線契約に紐付いていないため、『保証書』が必要となりました。たまたま立ち寄ったため保証書は持ち合わせてなく改めて出直すことに。
念のため、メイン回線に来店履歴と障害状況を記録してもらい、別の店舗でも即座に交換対応してもらえるように情報登録してもらって一旦帰宅し、別の店舗にて交換してもらいました。(預託機ではなく箱から出した新品でした)
この機種にかぎらず、白ロムを購入する時は保証書は必須となりますので、注意点として残しておきます。
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Xperia Tablet Zの使い道
しかし、Xperia Tablet Zでぜひ使いたい!と思ってた
レビューは別途やりたいと思ってますが、SO-03Eに同梱されるクレードルとSGP312JPのオプションクレードルとの差は結構大きいかもです。
こ のように角度調整できます。SO-03E同梱のは角度固定、しかも結構立ち気味ですので、試聴する時などシチュエーションが限られてしまうところ、無段階 調整が可能ですので、クレードルは買い足したほうがいいかもしれません。(写真は最も立てた状態と最も寝せた状態まで4段階しか写ってないですが自由に角 度調整が可能)
こちらも別途考察しますがPOBoxは6.0です。
漢字の手書き入力がサポートされたのですが、オンライン辞書やキー操作バイブなど「なぜこの機能がないの?」という残念仕様であることもぜひ改善を望みたいところです。(ドコモ版なのでWi-Fi版アップデートに比べ断然遅いのは承知之助w)
スタミナモードはこのITmedia Mobileの記事からもいずれXperia Tablet Zにも載るだろうな、と思って静観することにします。
Xperia Zとの連携なんかもいろいろ試してみたいと思います。