Xperia Z(SO-02E)にグローバル版Xperia Z(C6603)向けに配信されている新OS(Android4.2.2)を導入してみました。SO-02Eにも来月くらい(?)には配信されて欲しいところですが、まだBluetooth認証なども通過してないようなのでもう少し先になるかもしれないです、、、
#SO-03E(Xperia Tablet Z)は8~9月にフルセグ対応バージョンアップするとの告知が7/10になされていますが、これはAndroid4.2へのバージョンアップに含まれる機能バージョンアップらしいです。SO-02Eのほうが先に発売されているので先行するんじゃないかと勝手に思ってますケド。。。
導入前の諸注意事項
きっとSO-02Eをメインで使っている方も多いと思いますので、念のため注意事項を列記しておきます。
- Android4.2.2化にあたってはroot化は不要ですが、ドコモの保証対象外となるはずです。
ドコモサイト 故障受付にあたって 中の「(4) 使用上の誤り、不当な修理や改造による故障、損傷」に該当 - おサイフケータイ(FeliCa)、NFC、赤外線通信、ワンセグが使えなくなります。電子マネー使っていませんか?
- 電話帳はドコモ電話帳とか使っていたりしたら全部消えます。電話帳バックアップサービスも使えないかもしれませんので。(未検証)
(Google連絡先を使っていれば大丈夫です) - APN設定は自分で行う必要があります。自分でどういう接続契約をしているか知っていますか?
- nasneの動画が再生できなくなります。(非対応のファイル形式です、と言われます)
- SPモードメールは使えなくなる可能性があります。(アプリを落とせるのは確認しましたが、使える保証はありません)
(root取れば方法はいろいろありますが、デフォルト状態ではSPモードメールアプリが落とせなくなる、絵文字ファイルが無いため文字化けする)
考察を見て下さっている方であれば特に問題ないかと思いますが念のため。
導入方法
すでに各国向けftfファイルが上がっていますので、ftfファイルをダウンロードしてflashtoolで焼くだけです。
C6603向けファイルの場所
Install Xperia Z C6603 Android 4.2.2 Jelly Bean 10.3.A.0.423 ftf file
↑サイトには各国向けのftfが集まってます。今回はこのサイトの真中くらいにある「C6603_10.3.A.0.423_Central_Europe_1.ftf」を導入しました。
導入はこれだけです。特にベースバンドなど気にせず、ダウンロードしたftfファイルをそのまま適用します。できれば初期化推奨。
何が変わる?
結論から言うと、「超快適」です。画面のエフェクトなども加わっていたりしながらもサクサク度は変わらない、いやむしろ上がってるんじゃないかと思える挙動だと思いました。
以下に変更点をまとめてみます。
- ロック画面
ロック画面は左右にフリックできるようになっていて、+をタップするとウィジェットを配置できるようになっています。設置できるウィジェットはサイズに関わらず1つだけです。
私はパターンロックを使っています。今までは味気ないロック画面でしたが、Android4.2.2になると、スワイプロックで使えるカメラ起動やウィジェットもようやく使えるようになりました。この改良は大歓迎です! - 履歴キーとスモールアプリ
ICSの履歴表示に戻った感じ。Android4.1.2なドコモ版にある「全アプリ終了」はグローバル版で省かれているため、SO-02Eに正式版が降ってきた時に、どう変わるのかは分からないです。 - 通知領域のトグルスイッチ
こちらも世界が日本に追いついたwという印象。トグルに名称が表示され、更にXperia AやXperia ULで実装されたトグルスイッチの並び替えが可能になりました。もちろん2段表示も可能です。 - POBox touch
バージョンは6.1.1.A.0.10という最新版。Xperia ZR搭載のPOBoxは6.1.A.0.12なので若干違います。この違いなのか、グローバル版でもようやく(?)QWERTYキーに数字キーが付加されました。これでもうグローバル版でも問題なく使うことができそうです。(個人的にはかなりここがネックだった) - スクリーンセーバー
ドコモ版に搭載されるかわかりませんが、設定>画面設定に項目があります。 - MyXperia
こちらもドコモ版に搭載されるかわかりませんが、プリインストールされています。
設定>Xperiaに項目があります。もちろんSO-02Eでも動作します。
他にも留守番電話の機能や端末管理機能、開発者オプションのメニュー項目なども異なる部分がありますが割愛しますw
あ、初期状態では「開発者オプション」のメニューが見えません。端末情報を数回(7回?)タップすると開発者オプションメニューが表示されるようになります。
まとめ
実はベンチマークスコアは下がってしまいました、私の場合。でもスコアを吹き飛ばすくらいのなめらかな動きと、SO-02EをC6603化するのを躊躇っていた文字入力や通知領域のトグルスイッチも実装され、このままroot取らないまま常用しても十分だ!と思える使い勝手の良さだと思います。
でも私、おサイフケータイ(というかモバイルSuica)を毎日の定期券として使っているため、残念ながら常用ができないのです。。。
SO-02EがAndroid4.2.2化するは確定しているので、その時をじっと待っていたいと思います。
なお、root取りは「Easy Rooting Toolkit v16」がリリース、Xperia ZRやXperia ion(Jelly Bean版)のroot化が可能に|Juggly.cn」で紹介されていますDooMLoRD氏による1クリックツールを用いて簡単に取得可能です。
また、CWMは@cray_DozeさんのCWM6-cDM_v2.4で導入OKです。
早く来い来いAndroid4.2.2!! (できればZ以前に発売された機種にも…)