人生初のウェアラブルコンピュータ(!)を試してみました。
ウェアラブルコンピュータといえばGoogle Glassや先のCEATECでドコモが発表した「インテリジェントグラス」をイメージする方も多いかもですね。^^;
SmartWatchの製品カテゴリは「スマートウォッチ」になります。10/10のドコモ新製品発表会ではこのスマートウォッチカテゴリに「GALAXY Gear」が発表されます。
このスマートウォッチカテゴリに対し、ソニーは以前から「Sony Ericsson LiveView」 (MN800)、その進化版「Smartwatch 」(MN2)という名前でBluetooth腕時計を発売していたのをご存知でしょうか。
SmartWatch MN2 | アクセサリー | ソニーモバイルコミュニケーションズ
このSmartWatch MN2が「Smart Watch 2 (SW2)」として2013年6月に発表されたあと、あまり音沙汰がなかったところ、2013年9月14日Xperia Z1 World Premiere開催前日のブロガーイベントでスタッフのかたが身につけていたのを見てからいろいろ気になり、今回もExpansysさんからお借りして試してみることにしました。
こちらはブロガーイベントで見せてもらったSmartWatch 2シリコンバンド版です。
こちらがお借りしたSmartWatch 2です。ステンレスリストバンド版です。
目次
SmartWatch 2(SW2)
従来型SmartWatchから大きく進化し、ようやく「使ってみたいなぁ」から「ぜひ使いたい!使いこなしたい!!」に進化しています。その進化っぷりを一言で言えばこうなります。
- 防水防塵であること (IPX5/7)
- NFC対応
- 視認性向上 (画面サイズup、明るさ向上)
1.6インチ、解像度220×176 - Xperia以外の機器でも使用可能
- 質感の向上 (アルミ製)
非常に質感高くて、ソニーはこういう周辺機器にも手を抜かずしっかりと対応してるんだな、と思いました。あれ?自分Xperiaファンであってソニーファンじゃなかったはずなのに・・・w
開封のしてみた
SmartWatch 2はバンド素材がステンレス製のものとシリコン製のものと2種類あります。今回お借りしたのは金属製のものです。
最近のエコパッケージとは相反するようなパッケージです。
防水だよ!電池よく持つよ!的なアイコンでアピール
スクエアなプラスチックケースはスライドして開ける感じです。
同梱品はこれだけです。説明書とmicroUSBケーブルのみ。
右側には電源ボタンがあります。
リュウズをイメージした電源ボタンは2013年Xperiaと同一デザイン。こういうところにも「One Sony」が見え隠れしてXperiaファン心をくすぐられてしまいましたw ちなみにボタンサイズはXperiaよりも大きいです。(小さいと押しづらいですから)
左側にmicroUSBコネクタ。保護フィルムを剥がすと見慣れたアイコンとともにSmartWatch 2の素顔が見えました。
リストバンドの裏側です。バックルは左右を押して外すタイプです。SONYロゴ入り。
私、普通の成人男子の中ではものすごく手首が細いのです。このリストバンドを広げなくてもはめられますw なのでリストバンドの調整は必須です。調整コマ数は上下で10コマですので自分の手首サイズにも狭めることができそうです。(よほど手首が太い人以外は1コマ2コマ詰めることになると思いますが)
シリコン製のリストバンドはリストバンドの半分くらいまで穴があるのでちょうどよいサイズで使うことができそうです。またバンドは特殊な形状ではなく、幅24mmのものに交換できますので、あまりリストバンドの心配はしなくていいかもです。
片側5コマ分縮めることができます。バンドの調整は自分でもできますがキズつけそうなので時計売り場に持っていくのが良さそうです。(今回は借り物なので調整せず。常用してみたかった。。。)
SmartWatch 2を使用する(初期設定編)
SmartWatch 2の電源を投入。しかしすぐに使うことはできません。まずは使用するスマートフォンと接続させる必要があります。
スマートフォン側のNFCをONにしてこのように接続させます。
このNFCで接続するとBluetoothをONにして自動的にペアリングしてくれます。
ペアリングされると初回起動時のみSmartWatch 2の初期設定が走ります。(その後SmartWatch 2をリセットしましたがこの画面を表示することはありませんでした。次の人ごめんなさいw)
自動で再起動したら初期設定は完了です。
もしNFC対応のスマートフォンでない場合は端末のBluetoothをONにして手動でペアリングすれば同じ結果になります。NFCはこの手間を省けるくらいです。レンズカメラのNFC利用はWi-Fiパスワードの入力が不要になるので、やっぱりNFCはこれから更に普及するのでしょうね。
端末とペアリングすると表示言語が端末の言語設定を踏襲してくれます。もちろん日本語表示が可能です。
SmartWatch 2の初期設定(アプリインストール)
標準状態では「アラーム」「懐中電灯」「Music Unlimited」「通知」「設定」「タイマー」の6つのアイコンのみです。ここにスマートフォン側からSmartWatch 2対応アプリをインストール、設定が可能です。
- 端末のステータスバーを開き、通知領域の「SmartWatch 2」を開く
- 推奨アプリケーション、もしくは「アプリケーションの検索」からGoogle Playに登録されているアプリをインストール
- アプリによってはアカウント登録が必要な場合もあります。(GmailやTwitterなど)
アカウント登録はSmartWatch 2からアプリアイコンをタップし、機器にログインします。右下の「メニュー」キーからログイン動作を端末に対して指示すると端末側でサービスへのログイン画面が表示されます。
これで登録は完了です。ちなみにTwitterアプリの場合は更新頻度を15分/30分/1時間/3時間ごとと選択可能です。
その他、SmartWatch 2から連絡先一覧から相手を選び、電話をかける(指示を端末側に出す)こともできます。
着信時の動作です。
このSmartWatch 2に加えSBH52(Bluetoothヘッドセット)があると更によいと思います。
なお、アプリからの通知はバイブレーションします(OFFも可能)ので、例えば電車移動中にちょっと昼寝したりするときにタイマーを仕掛けておくとブルブル震えて起こしてくれます。熟睡してても起きられそうな振動っぷりですので飲み過ぎ電車帰宅の方にもオススメですww
音楽プレーヤーに関しては標準でMusic Unlimitedがインストールされていますが、もちろんWalkmanやGoogle Playミュージックの音楽コントロールも可能です。(
Google PlayからSmartWatch 2用の
他にもたくさんアプリがありますので時間の許す限りいろいろ試してみたいです。
時計としてのSmartWatch 2
待ち受け画面は時計表示です。(時計ですから当然ですね)
ホーム画面(アイコンが並んだ状態)を出すためには電源ボタンを押し、バックライトの点灯を確認してからホームボタン(アイコン)をタップします。
これ、直射日光で使うとどうなるんだろう、と試してみました結果がこちらです。超視認性高いです!
ホーム画面を表示させてみました。液晶はTFTじゃない(と思う)ため、実際には赤がグレーに見えたりしますが、使用上問題ないです。(くっきりはっきりしてますので)
電池の持ちも3~4日との事。もう少し長いといいのですけれど。。
SmartWatch 2まとめ
このような感じで端末に通知される内容を「確認」することができるのがスマートウォッチの機能、というように理解しました。
例えばTwitterのツイー トにURLが貼ってあっても、そこからブラウザを開き確認する、というような事はできません。(220×176解像度ではそんなことしよういう気も起きま せんねw)
SmartWatch 2のインターフェイスはXperia譲りのアイコン類であったり、リュウズをイメージした電源ボタンなどもXperiaを彷彿させてくれます。
時計を時計として使うだけではなく、もっといろいろな使い方をしてみたい!という方にはオススメのXperia周辺機器です。日本語表記できるかちょっと心配してましたが、端末の言語設定を反映してますし、リストバンドも24mmの市販品が使えますし、自分色に染められると思いますよ!!
(これ、このまま買ってしまいそうな勢いです^^ 週末セールで\15,000くらいになったら即買いなのですが。。)
といいつつ、i’m Watchもずっと気になってたりしますが。(あまり評判よくない)
SmartWatch 2のOSはAndroidではないと聞いていますが、気になる方のために端末情報を。