公式ブログに「New Sony software upgrade, including Android 4.4; KitKat, rolls for Xperia Z Ultra, Xperia Z1 and Xperia Z1 Compact」と題してアップデートのお知らせが掲載されたのはご存知かと思います。
http://blogs.sonymobile.com/2014/03/19/new-sony-software-upgrade-including-android-4-4-kitkat-rolls-for-xperia-z-ultra-xperia-z1-and-xperia-z1-compact/?utm_source=feedly&utm_reader=feedly&utm_medium=rss&utm_campaign=new-sony-software-upgrade-including-android-4-4-kitkat-rolls-for-xperia-z-ultra-xperia-z1-and-xperia-z1-compact
På fredag börjar årets upplaga av konsumentelektronikmässan IFA och på plats kommer Sony att presentera ett flertal nya produkter
これを受けて、端末単体でアップデートを試してみましたが通知が来ず。
作戦変更しSony Update Service(通称SUS)で確認したところ、アップデート通知ありましたのでさっそくOSバージョンアップして動作をひと通り確認してみました。
結論は、( ・∀・)イイ!!ところと工エエェェ(´д`)ェェエエ工という両方の感想を持ちましたので、その内容について考察してみます。
なお、すでにxdaにftfファイルが上がっていて、Flashtoolを使って手動でアップデートができるようになってたりします。お急ぎな方はこちらから。
アップデートは一気に全端末が対象ではなく、ごく一部の端末からアップデートして不具合ないかを確認しながら徐々に範囲を広げていく、というのが通例で、たまたま私のIMEIが「初期ロット」的なアップデートを受けることができたっみたいです。
バージョン情報
14.3.A.0.681になりました。
変更点
冒頭の公式ブログには
とあります。これらがどう反映されているのか、確認していきたいと思います。
電源ON→起動まで
動画撮ってみました。Xperiaロゴがデカッ!起動アニメーションも大きく変更されました。余計なキャリアアプリが入っていないこともあり、起動はかなり速いです。40秒弱です。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=Cw19ucOJCgU[/youtube]
ロックスクリーン
ロックスクリーンの背景画像はXperia Zで採用されたものと同じですが、ここにスワイプアニメーションが加わったことと、何気に使いにくかった(と個人的には思っている)カメラ起動とカレンダーやウィジェットを追加する機能が完全に分断されました。
ロック解除するときの指の動きに反応して星(?)が表示されます。どの方向に指をスライドしても解除されるので誤動作も増える??
カメラボタンが最下部に。これは使いやすそうです。(カメラは使ってないですけど)
待ち受け画面
壁紙は新たになりました。Xperia Z2のものと同じです。パッと見てソフトキーとステータスバー領域が完全透過になりました。また他のホームアプリでもソフトキーとステータスバー領域が完全透過されたのは朗報。
ステータスバーの電池残量表示も大きく変更されています。またステータスバーに表示させるアイコンの表示可否を自分で決められるようになったのも大きな変更点。
電池残量表示は遠目には見づらくなりました。従来版のほうがぱっと見の視認性は高かったのに。。。
設定>個人設定>ステータスバーアイコンからステータスバーのアイコン表示を選択できるようになり、すべてOFFにするとNFCと電波表示だけにすることも。(しないけど)
こんな感じでいたずらされてこうなってたらきっと焦る^^;
履歴キー(ソフトキー)
日本版XperiaにあってグローバルXperiaにはなかった機能として「アプリ終了」ボタンが有ります。ようやくこれが実装されました!しかも非常に使いやすい場所に!!
この位置なら右手使いでも左手使いでもどちらでもすぐ押せるので良改良点です!
通知領域
ここは大きな変化で、個人的に使いにくくなったと思う点です。でも素のAndroidに近い表示なので慣れるしか無いのでしょうね。。。
右側に通知、左側にクイック設定。タブ形式になってしまったことで1タップ増えてしまいます。標準ホームでは1本指でスワイプダウンすると通知が、2本指でスワイプダウンするとクイック設定ツールが開くのですが、それを意識してやりませんし、そもそもXperia標準ホーム使ってませんし。(Nova Launcherのスワイプ設定で2本指設定もあるのですが動作しませんでした、、、)
クイック設定が外出しされたことで表示できる領域が増え、1画面に16個の通知を表示させることができるようになりました。(設定できる項目は17個あるのに。。。)
設定項目
白背景でぱっと見ではXperia Z1/Z1 fと大きく変わることはないですが、ON/OFFのアイコンがON/OFFを明示することでより分かりやすくなったのは良いですね。
(ソフトキー部分が透過されるのはホームスクリーンだけなのですね。)
気になった設定項目
変更された中から気になった設定項目をピックアップします。
ワンタッチ設定:
■設定>Xperia接続設定>ワンタッチ設定
Android4.4以上のXperia2台をNFCを経由してBluetooth接続したりスクリーンミラーリングできたり、メディアを共有させたりできるようです。(4.4はこれ1台のみなので試せず)
ホーム画面のグリッド
■設定>個人設定>ホーム画面のグリッド
従来Xperiaホームのグリッド数は固定でしたが、今回から6×6(Xperia Z Ultraの標準)に加え、5×5も選択できるようになっています。(アイコンの拡大機能となるためこれはXperia Z Ultraだけの機能かもしれません。)
通知の管理
■設定>個人設定>通知の管理
アプリによっては通知領域に通知を表示させるものもあります。例えばメール着信は通知されないと困るので良いのですが、常駐する通知があったり、いらない通知をしてくるものもあるかと思います。
アプリ側で表示させない選択ができる場合もありますが、もちろん設定項目すら無いアプリも。
通知の管理から非表示にさせたいアプリを選択することができるようになったのは朗報です。
ホーム設定
■設定>ホーム
デフォルトホームアプリを変更するのは従来は設定>アプリ>(標準設定した)ホームアプリ>設定を削除と非常に分かりにくかったホームアプリ変更は、設定メニューの直下に「ホーム」として現れるようになりました。ホームアプリ変更は玄人志向から誰でも志向へ、より敷居を下げたとも受け取れますね。
アプリ
■設定>アプリ
従来からタブ形式で表示されていたところ、新たに「無効」タブが加わりました。従来はアプリを無効化するとすべてのアプリ一覧の最下部に表示されていたものが別のタブとなったため、アプリの管理がしやすくなりました。
位置情報
■設定>位置情報
モードが選択できるようになりました。高精度を求める代わりに電池消費量は増える(GPS、Wi-Fi、モバイルネットワークを用いて精度向上)、電池節約(除くGPS)、機器のみ(GPSのみ)という3つのモードがワンタッチで選べるようになりました。
POBox
■設定>言語と入力>POBox Touch
Android4.4.2(Kitkat)ではPOBoxはXperia Z2で採用されたPOBox PlusではなくPOBox 6.3へのバージョンアップのみです。ちょっと残念ですが、6.×系の最新作。POBox 6.3では絵文字がサポートされました。(unicode化されたようです)
この絵文字はTwitcle Plusではこのように表示されます。
この絵文字が表示されるのはAndroid4.4以降のようですので、4.2.2のXperia Z1 fではこのように見えます。
タイムラインが楽しくなりそうです♪
カメラ
Xperia Z Ultraではカメラとして使うことがないので比較できませんがこんな感じです。
Xperia Z Ultraのバージョンアップは大きな変化はありませんでしたが、初めて触れる方にも分かりやすくなっていたりと進化しているのがよく分かりました。
ドコモ・au版のXperia Z1、Z1 fもいずれバージョンアップすることを期待して待ちたいと思います。(春夏モデルのXperia Z2はAndroid4.4で発売されるので、それが落ち着いたら対応してくれると良いのですが・・・)