XperiaにおけるAndroidアプリ考察

【コラム】食わず嫌いだっただけで実は良かったドコモの「d」のつく有料サービス

この考察はXperiaアンバサダー企画でお借りしたXperia Z3 Compactを利用して行っています。

これまで機種変更などで発生する頭金代わりに加入するサービスで、契約直後に解約してきたドコモの有料サービス。

今回のアンバサダー企画は端末の貸し出しとともにこの有料サービスの利用もOK!という太っ腹なもので、これまで一度も利用したことが無かったdヒッツ♪dマガジンdビデオを使ってみまして、「なんだ!意外にいいじゃん!!」と思ったのでご紹介したいと思います。

dのつくサービスは以前はドコモ回線が必須でしたが、今は他キャリアでも利用できるようになりました。(ドコモIDとクレジットカードが必須です)

 

以降、dのつく各種サービスを使ってみた率直な感想をまとめてみます。

 

dヒッツ♪ powerd by レコチョク

レコチョクが提供するサービス。聴き放題300円/月のプランとマイリストなどが作れる500円/月のサービスの2種類があります。
https://selection.music.dmkt-sp.jp/

 

良いと思った点

最新曲から懐かしい曲まで邦楽ならたいてい揃っていると思います。最近は帰宅途中や休日のクルマでの移動時に常に流しっぱなしに近い状態で利用させてもらっています。家族にも大人気!

(音はBluetoothでクルマのスピーカーから流れてます)

 

気になった点

使い方を間違ってる(気づけてない)だけかもしれませんが、プレイリストの早送りが次曲はいけても連続して早送りができません。

また、マイリストからの削除ができない(当月分だから?)こと、検索してHITした曲を再生するには「視聴(途中で終わる)」もしくはマイリストに追加しないといけない。(普通にその曲をフルで聴く策がない)など、ローカルに音楽データを入れて再生するよりも可用性低いと思いました。

 

dヒッツ♪まとめ

データは持ってない(持つまでもない)けどたまに聴きたくなったり、BGM的に流れてきて「あー、懐かしい~」と思える点は非常に良いな、と。それと私の娘たちが最新の曲を聴いたり、今流行っている曲を流すには良いと思いました。

ちなみに2時間弱、曲を流しっぱなしにしたときのデータ使用量とバッテリー消費量です。(毎日のように常用すると7GB超えそうです)

 

 

dマガジン

週刊誌から写真週刊誌、ファッション誌、旅行誌、経済誌と、ありとあらゆるジャンルの雑誌の電子版を読むことができます。全ページが読めるわけではない(肌色が誌面いっぱいのは割愛されていたり)ですが、毎月400円。
https://magazine.dmkt-sp.jp/top

 

良いと思った点

ちょっとした空き時間や移動時間にパラパラめくっていく感じでさまざまな分野の雑誌を見られるのは良いところ。普段本屋でも意図的にスルーする分野の雑誌が読めるのはいいかもです。新たな知識を得られますし。

 

気になった点

お借りした端末はXperia Z3 Compact。雑誌を読むには画面が小さすぎます。文字を読むには拡大しないといけません。スクロールするとページ全体のどの部分を見てるかをたまに見失いますw

またdマガジンのコンテンツのせいではなく電子書籍の弱いところになりますが、本屋で手にする雑誌、右開きのものであってもコンテンツによっては左ページから読むコンテンツがありますよね。これは電子版でも(当たり前ですが)きちんと再現されます。要は1ページ飛ばして左側ページを読み、1ページ戻って右側ページを読むことに。

dマガジンアプリの使い勝手ですが、片手でページ内をスクロールしようとすると意図せず拡大縮小してしまう、ということも。設定でページ移動のタップ範囲を変更できるので、調整すれば誤判定は減り使い勝手が向上することでしょう。

 

dマガジンまとめ

これだけの種類、分野の雑誌だけを集めたコンテンツは他に類を見ない充実っぷりに驚きました。(雑誌一覧を書こうと思いましたがあまりの多さに断念しましたw)

気になった点にも書きましたが、やっぱりそれなりの画面サイズがないと正直厳しいかな、と。Xperia Z3 Tablet Compactで試そうかと思いましたが、お借りしてるSIMはきっとspモードのみでしょうし、試せず。

ちなみにスクリーンミラーリングではXperia Z3 Compactの解像度のままであること、うまく縦表示にならずあまり意味が無いな、と。

雑誌の電子版はTSUTAYAで購入した雑誌の電子版が無料でダウンロードできるようになったりと、雑誌の世界でも電子化が進んできています。しかしdマガジンは逆で、まず電子版でサラッと見たあと、「保存用」に実際の雑誌を購入する、というような使い方が合っているのかもしれないな、と思いました。

せっかくこれだけのジャンル、雑誌があるのですから、キーワードで雑誌を横断的に串刺し検索ができるともっと利用価値が高くなると思うのですが、なかなか難しいのですよね、きっと。。。

 

 

dビデオ powerd by BeeTV

動画配信サービスはhuluであったりPlayストアにも、他にもいろいろありますが、dビデオは約23,000タイトル、約100,000コンテンツの豊富なラインナップがどれだけ見ても月額500円(税抜)
http://pc.video.dmkt-sp.jp/ft/x0001705

 

良いと思った点

縦表示固定のdマガジンとは違いdビデオは横画面での視聴となりますので、スクリーンミラーリングでXperia Z3 Tablet Compactでも快適に視聴できます。

今回はタブレットで検証していますが、BRAVIAであれば同じようにスクリーンミラーリングができますし、他社TVの場合はMHL接続 *1 すればTVへHDMIで出力されますので快適に視聴できるでしょう。

*1 MHL接続は【Zほか】MHLを試してみた。(Xperia画面をTVへ出力)として考察していますので参考にしてみてください。

 

気になった点

dビデオは個人的に特に可も不可もなく、といった感じ。なぜなら映画をゆっくり見る時間がないのです。。参考にならなくてゴメンナサイ。。。

 

dビデオまとめ

500円で見放題というのはhuluの933円に比べるとコンテンツのボリュームの多いのに安いdビデオのほうがいいような気もしますが、好みのジャンルの映像がどれだけ揃ってるか、によって選ぶサービスが変わってくるのでしょうか。

Playストアの動画は1本レンタル(もしくは購入)で、1本あたり300~400円程度、ということは定額でかつ見放題というのはお得なのでしょう。

 

dのつく有料サービス、それなりにちゃんとマーケティングしてコンテンツの見せ方も考えて、価格帯も他社の動向を見てたりと、ちゃんと使えばとてもお得だな、と思いました。

機種変更やMNPを「安くする」ために半強制的に契約させられるからこれらサービスに関する印象が悪いんだと悟りました。今の契約数のうち、説明は受けたけどそんな契約したのをすっかり忘れて、当然解約せず費用だけ請求されてる割合、結構あるんじゃないかという気もします。

一度契約内容を見直してみるのもいい機会だと思いますよ。(最後の最後で話が変わってしまったw)