本日ドコモ・auより既存Xperiaに対するAndroid5.0(Lollipop)へのアップデート可否が発表となりました。6/6追記:ソフトバンクXperia Z3もアップデート対象となることが発表されました。
海外版XperiaのAndroid5.0へのアップデート対象機種とは異なり、スマートフォン・タブレット共にZ2世代以降というとても残念な結果になりました。
アップデート対象Xperia一覧
対象端末は以下のとおり
- Xperia Z2(SO-03F)/ ZL2(SOL25)
- Xperia Z3(SO-01G・SOL26・401SO)
- Xperia Z3 Compact(SO-02G)
- Xperia Z2 Tablet(SO-05F・SOT21)
アップデートされないXperiaたち
この発表により、海外版ではアップデート対象ですが、アップデートを見送られたXperia の国内モデルはこちら
- Xperia Z(SO-02E)
- Xperia Z1(SO-01F・SOL23)
- Xperia Z1 f(SO-02F)
- Xperia Z Ultra(SOL24)
- Xperia Tablet Z(SO-03E)
はAndroid4.4.2で終了ということになります。また国内独自モデルであるXperia UL(SOL22)、Xperia A(SO-04E)、Xperia A2(SO-04F)も現状で打ち止めという仕打ち・・・Xperia A、Xperia UL、Xperia Tablet ZはAndroid4.2.2で打ち止めという本当にどうしようもない状態です。。。
ソニーモバイルのサイトも確か先日まではXperia Z1はスマートフォン一覧に掲載されていたと思いますが、先ほど確認したら『過去機種一覧』に葬り去られてしまいました。
(かろうじてXperia A2はトップページで踏ん張ってますが、、、)
まだ発売開始後2年も経ってないんですよね、、、それでももう過去機種なのですね(ノД`)シクシク
世の中的に取り残される・・・?
先日、世界のAndroid OSシェアが公表されました。
世の中Android5.0(Lollipop)に移行しつつある中、取り残されていくわけです、確実に。しかもメーカーの意向ではなくキャリアの意向という本当にひどい話です。この図をよく見るとAndroid2.3.x(Gingerbread)がまだ5.6%存在しますが、これの国別シェアをぜひ見てみたいものです、きっと半数以上が日本のAndroid機じゃないでしょうか。。。OSアップデートの「意義」をよく考えて欲しい
OSアップデートは単なる新機能の追加にとどまらず、セキュリティの脆弱性を突いた悪意ある攻撃から身を守るためにも重要なことです。
キャリアが新しい端末を売りたいという販売促進のためにメーカーがバージョンアップをしているモデルに対して「やらない」選択肢は無いはずなのですが・・・
ドコモもこんなページ作って啓蒙してるじゃないですか!!!
キャリアが独自にアップデートしろや!と言っているわけではありません。メーカーがアップデートして問題無いと言っているモデルですらアップデートを見送るとは、世間を騒がせている日本年金機構へのサイバー攻撃で個人情報を抜かれるといった事件が目の前で起きているのになぜその施策を見直さないのかとても不思議です。
自己の利益にだけ着目しセキュリティ強化を怠る、今のところ大問題になるような事案が起きていないだけで、やってることは全く同じだと思いませんか?
対象外XperiaをOSアップデートするには
今回対象外となった以下モデルは海外版ROMを焼くことで最新OSを利用することができます。実際に試して動作に問題ないことも確認済みです。(ただしおサイフケータイ・ワンセグ・nasne視聴(DTCP-IP対応ではなくなる)は使えなくなります)
なお、OSアップデートしてAndroid 5.0(Lollipop)になった時にどう変わるのかは既に考察済みですので良かったら見てみてください。