XperiaにおけるAndroidアプリ考察

【コラム】さようならSOV31、こんにちはSOL26!~スマートフォンで一番大切な点に気づけた有意義な3週間だった

まさかメイン端末がXperiaの最新機種から1代前のXperiaへ「戻す」とは思っていませんでしたが、遂に現実となってしまいました。。。タイトルの通り、au Xperia Z4(SOV31)からXperia Z3(SOL26)へメインSIMを切り替えてきました。

SOV31を契約したのは発売初日の6月11日。たった3週間という、かつて経験したことない短期間でメイン端末の座をSOL26に奪われてしまいました。この3週間で自分の中で「携帯電話が一番大切にしなければいけないこと」、改めて実感したことをコラムとしてまとめていきます。

 

 

 

3週間で見舞われたトラブル

ことあるたびに考察書いてきましたので簡単にまとめるとこんな感じです。.

 

これらのことが重なり、「SOV31をこれから大事に使っていこう!」という思い(=愛着)を持てなかったこと。Xperiaマニアとしても非常に悲しいです。。これが最新のXperiaなのかよ。。。と。

 

この操作感、もしかして私だけが「外れ」を引いたから起きているのでしょうか。。。もしそうだったら「個人の日記」として読んでいただければ・・・

 

 

Xperia Z3よりも優れている点もあったんですよ。

「こんなはずじゃなかったよ。。。」なXperia Z4(SOV31)ですが、「これいいじゃない!」点もちゃんとあるんです。でもこれだけdisっておいてからこれ書いても誰にも響かないかもしれませんね。

 

明らかに「軽い」

たった8gの差ではありましたが、持った感じが明らかに軽く、でも安っぽい軽さじゃなくて程よい重量感が心地よかったんです。Xperia Z4を持った後にXperia Z3を持つと「ああ、やっぱり重いなぁ」と。

 

手触りが「いい」

Xperia Z3は左手持ち左手使いをすると、人差し指の付け根にマグネット充電コネクタが当たり、意外とそれが気になったりしてたのですが、Xperia Z4になって左側面がスッキリしたのは大歓迎でした。

 

充電が「ラク」

Xperia Z4はキャップレス防水となり、microUSBコネクタをそのままスッと挿せるようになったのは良いです。いつでもどこでも卓上ホルダがあるわけではないですし、ベッドで充電するときにもキャップを外しケーブルを接続しますので、朝起きたらキャップがもげてるんじゃないか?と確認する必要もありません。

しかも底面にコネクタ口が移動し、クルマで充電するときにも無理ない起き方ができたりと、非常に良いなぁと思っています。(車載ホルダでも充電しながら立てておけるので使いやすい)

 

卓上ホルダの「高機能」化

これまでの卓上ホルダはマグネット充電コネクタを介して充電「だけ」ができるものでしたが、Xperia Z4はUSBコネクタを利用しますので卓上ホルダ~USBケーブル~PCのUSBポートに接続すると「外部ストレージ」として認識してくれます。

これまではPCに接続するときは側面のキャップを外し、ケーブルを繋ぐとき、キャップ部分がもげてしまう懸念がありましたが、卓上ホルダに載せたまま利用できるのが何気に便利です。

 

POBox Plusの「進化」

正直Xperia Z3に戻りたくないな、と思える完成度です。英文字入力はフリックで大文字小文字、よく使う記号が入力できるのは超がつくくらい効率的です。SOL26に戻してしまった今、「_(アンダーバー)」「-(ハイフン)」の入力が億劫です。。。

#海外版Xperia Z3 CompactはPOBox PlusもZ4と同じバージョンにバージョンアップされましたので、もしかしたら国内版Xperia Z3がAndroid 5.0(Lollipop)にソフトウェアアップデートした時にこの機能は実現されるかもしれない、と淡い期待を抱いています。

 

悪いところ3つに対し、いいところが5つもありました。実はXperia Z4は素晴らしいXperiaなんです、きっと。しかし最新スペックを追いかけるあまり、世界中で「地雷」と言われているCPU(Snapdragon S810)をチョイスしてしまったことが大きな敗因だったような気がしています。。。

たぶんS801というZ3と同じCPUだったらきっとこんな事にはなっていないような気がするのは私だけでしょうか・・・

 

 

この3週間で改めて実感した携帯電話の「あるべき姿」

ようやく本題に入りますが^^;

この3週間で改めて感じたこと。

本当にアタリマエのことなのですが、2つあります。

 

「安定」していること

何はともあれ、全てにおいて必要な要件だと思いました。例えば電池持ちが「安定」していること。月-金でほぼ同じような行動パターンであった場合、あとどのくらいの時間(距離)なら電池持つな、という予測がつきますし、それが「安心感」にも繋がります。

しかしSOV31の場合、いつ発熱して電池がどんどん減っていくか、見当がつきません。昨日は大丈夫だったのに今日はもうダメ(電池がない)なのかよ。。。という状態ではとても「安定」とは言えませんよね。

ここ2~3年内に発売されたXperiaは「安定」という観点で考えると何も問題なかったため、それが当たり前だと思っていたことがそうじゃなかった、、、ということで、改めてその大切さに気づくことができました。

 

直感的な「操作に追従」できること

画面上のアイコンをタップすればそのアプリがスッと立ち上がること、これはスマートフォンであればアタリマエのこと。

しかしSOV31は(全てとはいいませんが)CPUがいっぱいいっぱい(テンパッている)の状態だと、無反応「操作は受け付けたけどちょっと待っててね」状態が多々あります。

冒頭のトラブルのところでも書きましたとおりですが、文字入力途中で固まってしまう、タッチパネルが無反応だと思って何度も同じ文字をタップしていると少しの間を置いてだだだだっ!とメチャクチャな文字が打たれていることもありました。

スマートフォンの状態を勘案し、「人間が操作する速度を調整する、間合いを見る」という『工夫』が必要、、、

こんなのって普通じゃないですよね。これまでのXperia(&スマートフォン)がそういう動作をするならもちろんそれを受け入れますが、直前に使用していたXperia Z3では意のままに操作できていたこともあって、特にその酷さが目についてしまったのかもしれません。

 

開発者の方には本当に申し訳ないのですが、よくこの状態で「製品」として販売してるな、と。個体の問題なら申し訳ないのですが、初期不良交換も経験し、手元にはドコモSO-03Gもあり、都合3台のXperia Z4を使用してきた中で、2つの基本的な「要件」は残念ながら満たしていないと判断しています。

 

電池持ちに対する「不安」、使いたいときに使えないアプリがある「不安」を抱えたまま使用するのは本来の姿ではないと判断し、VoLTE契約を通常LTE契約に「有償で」変更してきました。

(なお端末保証は無くなりましたが、月々サポートは「継続」できました)

 

奇しくも7/2にSOV31のソフトウェアアップデートがありましたが、タッチパネル不具合に対するもので、実際にアップデートしてみましたがカメラ周り、動作全般に対するラグは解消されていませんでした。。。

 

 

次期Xperia(2016年初頭)までSOL26で乗り切ります

今後ソフトウェアアップデートでこれらの「ラグ」が解消したらまたSOV31には頑張ってもらうつもりでひとまず自宅待機とすることにしました。持ち歩いていてもSIM使い回しできませんので予備機にもなれませんので・・・

今朝からXperia Z3(SOL26)を一日使用していましたが、電池持ちもよく、動作に関するラグも一切なく、「やっぱりこれがXperiaだよなぁ」と思って安心して一日使うことができました。

実はこれまでZ4を使っていても、近くにZ3やZ3 Compactがあれば必ずそちらで写真を撮っていたりしましたが、これからはそのような心配をすること無く使えるのが精神的にも良かったな、と思っています。


(こういうのってその瞬間が大事じゃないですか。。Z4なら逃していたかもしれません。。とっさに近くにあったZ3で撮りました)

 

Xperia ZシリーズはZ4(Z3+4)で打ち止めになるのかは分かりませんが、2016年1月~2月には新モデルが発表されることを祈りつつ、それまではSOL26をメインとして使っていこうと思います。近々Z4と同じAndroid 5.0にもアップデートされる見込みですしね。