XperiaにおけるAndroidアプリ考察

【コラム】キューブキューブさんによる最新rootkitがリリース!

※本考察はroot化を推奨するものではなく、1クリックでrootが取れるツールができました!というお知らせ的なものです。なお、国内Xperia Z2/Z3シリーズはkitkat(Android4.4)でのみ利用でき、公式Lollipop(Android 5.0)にアップデートしたXperiaでは使えません。

 

わたし個人的にもXperiaにおけるroot化は端末性能アップに伴いすっかり遠ざかってしまっていました。しかしroot化が必須である使い方をされている方も一定数いるのも事実。

確かにまるごとバックアップ(NAND backup)⇒リストアできるのは便利ですし、キャリアアプリの動きを完全に止めることができるのもroot化されているXperiaでしか実現できません。

国内版Xperiaではkitkat(Android 4.4)の一部に、海外版はLollipop(Android 5.0)の一部ファームに対応した1クリックrootkitが公開されました。

 

これまでのroot化は

(ちょっと古いですが)過去prerooted.zipを作りリカバリする方法でroot化していました。

時代はLollipop(Android 5.0)になっても手順としてはkitkat状態でprerooted.zipでLollipop&root化する、もしくは海外製の1クリックrootkit(giefroot)を用いた方法でした。

【Z1ほか】prerooted.zipを作る方法 – XperiaにおけるAndroidアプリ考察

 

 

これからのroot化は

昨今のXperia root化において、この方を抜きにしては語れない日本人デベロッパー@cubecubeさんが1クリックrootkitを新たにリリースされました!

キューブキューブ (@cubeundcube) | Twitter

しかし冒頭に書きましたとおり、ツールが適用できるファームウェアバージョンには制限があります。(root化はAndroid OSの脆弱性(穴)を突いて行われますが、この穴が塞がれているファームウェアバージョンではroot化できません)

 

対応ファームウェアバージョン

■国内版

■Z2&Z3系(海外版)

■Z1系(海外版)

■Z系(海外版)

 

ファイル落として解凍、install.batを実行するだけという本当に1クリックでroot化できるようです。ただしric対策しないとsystem領域のファイルの変更ができないのでデュアルリカバリを入れたほうがいいそうです。

 

 

興味ある方は@cubecubeさんのrootkitの使い方、実際に海外版Xperia Z Ultra(C6833)をroot化した方もいらっしゃいますので良かったら参考にしてみてください。

Z2/Z3 5.0がついに国産rootkitでroot化可能に – AndroPlus

LollipopなXperia Z Ultra C6833(14.5.A.0.270)をrootkitを使ってroot化した

 

私がroot化していた理由は、Wi-FiやBluetoothのON/OFFなどのトグルスイッチを使いたかったり、キャリアアプリの動きを止めたいということでした。

Xperia。 トグルスイッチは標準機能化、キャリアアプリは「アプリの無効化」である程度動きを止めることができ、さらにROM容量も増えたためSDカードにアプリを 移動する等々も不要となりましたので、Xperia Z1以降はノーマルで使っていてなんの不都合もありません。

しいて言えばiPhoneよりもバックアップ機能が弱いのでNAND Backupを取れたらいいな、と思いますが。