XperiaにおけるAndroidアプリ考察

【コラム】XperiaマニアがNexusを欲しいと思うその理由とは

いつもグローバル版Xperiaレビューでお世話になってるExpansysさんでNexus 5X LG-H791 (SIMフリー, 16GB, Carbon Black)が円高還元セールで18%OFFの35,515円と手軽に買えそうな価格になっていたり、ドコモ版Nexus 5xも機種変更でもなんと!9割引きの10,368円になっています。

これを見て「ちょっと欲しいなぁ、、」と呟いたところ、こんなレスが・・・

Galaxy Nexusの時に失敗してる気が…

Oh…すっかり持ってたの忘れてましたw でも価格が安いので欲しい!ではないのです、実は。

今回はなぜXperianなわたくしがNexusを欲しいのか、ゆるい感じでまとめてみます。

 

 

NexusとXperiaの長い長い歴史

思い起こせばNexusへの想いは2010年に発売された初のNexus機 「Nexus One」まで遡ります。

当時、ドコモXPERIAを初めて手にして恐る恐る触っていて、Androidの世界にようやく足を踏み入れたばかりの頃。OSはAndroid1.6。XPERIAの動作はモッサリ&ガクガクで、その使い勝手を良くしたい!と、いろいろなアプリを使ってみたりroot取ってみたりしているときに、Android2.1を搭載して、そのXPERIAの動作をあざ笑うかのように快適な動作や最新OSをまとったNexus Oneは「憧れ」でした。

しかし当時はまだ海外版スマートフォンを個人輸入するなんてことは知りませんし、もし調べて購入方法が分かったとしてもいろいろ躊躇して手を出すことができませんでした。

その後2010年12月にはAndroid 2.3を搭載したNexus Sが発売されましたが、HTCからSamsungに変わったこと、もう既にXPERIAにメロメロになってしまっていてXperia以外のAndroidが欲しいという気はすっかり落ち着いてしまっていました。

(Samsung GalaxyはXperiaと常に比較されていて、当時はGalaxyのほうが圧倒的にスペック・動作のスムーズさで優れていて、Xperiaを使っていることを嘲笑されていたのがトラウマなのか、今でも大嫌い好きじゃないのです、、生理的に受け付けない・・・)

 

なのにGalaxy Nexusは・・・

2011年秋、突如としてドコモから「Galaxy Nexus」が発売されることになりました。確か当時は初のガラスマ機能を搭載したXperia acroを使っていたと思います。ドコモ版の発売日は今はなき六本木のノジマで深夜販売をしたという、今では考えられない(一部では)盛り上がりをみせたモデルです。

Xperia acroがAndroid 2.3だったのにも関わらず、ドコモ版NexusでもAndroid 4.0を搭載していてちょっと気にはなったものの、もうXperia LOVEでしたので発売日養分購入なんかしません。

でも売れ行きが良くなかったのでしょう、翌年2月ころだったと思いますが、街のケータイショップで機種変更でも0円販売をしていたときに、魔が差してSamsungに魂を売ってしまいましたw

 

XPERIAのroot取りができてから、自分が編み出した訳でもなんでもないのになぜかAndroid OSを制圧した気になっていて、何でもかんでもroot取れるほうがいいよね、みたいなヘンな感覚がありました。今思えばなんてアホなんだろう。。。と思います。反省。

Galaxy Nexusもグローバル版が発売になってすぐにroot取る策が公開されていて、それも試してみたいよねぇ~なんて斜め上を行く錯覚していたこともあり、大嫌いな好きじゃないSamsungに手を出した次第です。

 

自身初のNexus

最新OSだったAndroid 4.0。

おおー!と思いつつどこかでXperiaと比較してる自分。この気持ち、まるで好きだった娘にフラれたあと、次の彼女ができても前の彼女と比較してしまう「あの」感覚そのものでしたw

文字入力がダメだよね~。アイコンがダサいよね~。何このバイブの振動。下品だわぁ~、と言いたい放題でした。

結局xdaで配布されていたROMをいくつか焼いてみて、それで満足して深い眠りにつきました・・・(最終的には友達にあげた)

 

Xperia Nexusが欲しい!

さんざんGalaxy Nexusをdisりましたが、最新OSを搭載した端末へのある種の嫉妬も込められていて。折しもこんな記事が出て「まさにそれ!」と思ったのです。

ソニー、「Xperia Nexus」開発中との情報 | GGSOKU – ガジェット速報

ファンによるこんな画像が作られたりして、本気で期待したものです。

当時のXperiaはAndroid OSに独自に手を入れていて、最新OSへの追従がなかなかできず世界レベルで「周回遅れ」と揶揄されていましたが、一念発起。

2012年夏にXperia S(日本版はXperia NX)がGoogleよりAOSP(Android Open Source Project)に初めて認定され、ようやくGoogleのAndroid開発実験用端末として利用してもらえるようになりました。中の人、本当に頑張った!!

 

そしてついにNexus(相当)モデルが出た!

自身のXperia歴最大の失態と思ってます「Sony Z Ultra(Google Play Edition)」の買い逃し。

そうなのです、2013年12月にGoogle社の施策として、「Google Play Edition」なるGoogle公認のデバイスとしてXperia Z UltraをベースにSony Z Ultraが一部地域で発売されました。


(このモデル以外にGalaxy S4ベース、HTC One / M8ベース、Motorola Moto Xベース、ほかタブレットも発売になっています)

ただ、Google Play Editionは真のNexusではありません。

しかしそのモデルはNexusと同様、AOSPのUIをまとい、Google純正とほぼおなじタイミングで最新OSが配信されるモデルです。Xperiaに当たり前のようにインストールされていたアプリは皆無。Pure Googleアプリのみ。

 

Xperiaコレクターでもある私が今、一番欲しいモデルかもしれません。どなたか売ってください!(わりと素で)

 

そしてNexus・・・

XperiaにおけるNexusモデルは昨年GoogleとSony Mobileとのやり取りを記した文書や端末のイラスト画像がリークか?と一瞬湧き上がりましたが、最終的にそれがフェイクだと判明し、またまたお預けに。。

いつかXperiaのPure Googleモデルが出るかもしれませんが、今はXperiaもZシリーズからXシリーズへのシフトするタイミングですのできっと今じゃないんだと思います。

 

XperiaにももうすぐAndroid 6.0(Marshmallow)がやってきますが、最新のAndroid界では既にその次のOS「Android N」が控えています。現時点ではAndroid 6.0シェアはグローバル全体でほんの一握り(1.2%)しかありませんが・・・

 

このような状況ですが、毎年のように新OSが発表されていく中、確実に最新OSに追従できるのが「Nexus」シリーズなのです。

何でも最新がいい!というわけではありませんが、どんな感じに変わるのか、どういう機能が増えるのか、文字で知るのではなくやっぱり「体感」したい。その新機能はXperiaではどう実装されるのかな?なんて思いを馳せるには、どうしても「最新を知っておく」ことが大事なんだろうな、と。

今回タイトルにしています「XperiaマニアなのにNexusが欲しいと思うその理由」は

『NexusはAndroidのリファレンス機だから』

これがNexusを欲しいと思う最大の理由です。きっと普段使いはしませんし、調べたいことがある時だけ起動するような使い方しかできないでしょう。もったいない!!

 

値段の下がった今が買いどきかもしれません。でも普及サイズのNexus 5xよりNexus 6Pが欲しい・・・でもあのカメラまわりのデザインがいただけない・・・


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・・・どうせ買うならPixel C:Phoneのようにハード・ソフトをGoogleが一体開発したモデル(現在はタブレットのみ)が出るのを待とうかと思ったりもしています。こうして物欲が絶えることはないのですよね、困ったものです^^;