XperiaにおけるAndroidアプリ考察

【Z5シリーズ】 Android6.0にアップデートして良かったこと・悪かったこと

※Android 6.0へのアップデートするとほぼ起こる電池持ちの悪化。これまでよりも確実に電池が持たなくなります。これを回避すべくOSをAndroid 5.0.2へダウングレードしました。電池持ちは良くなりましたが、Android 6.0のほうが(当たり前ですが)優れている点もあります。こちらでまとめていますのであわせてお読みください。

【Z5 Premium】 パフォーマンスを優先するか、電池持ちを優先するか・・・OSダウングレード。その後 – XperiaにおけるAndroidアプリ考察

 

ドコモスマートフォンのOSアップデートといえばグローバルモデルに比べて数ヶ月単位で遅かったのが常でしたが、ドコモXperia Z5シリーズではグローバル版も含め、まさかの「世界最速」でAndroid6.0へのアップデートが始まりました。

ドコモからのお知らせ : 「Xperia(TM) Z5 SO-01H/Xperia(TM) Z5 Compact SO-02H/Xperia(TM) Z5 premium SO-03H」Android(TM) 6.0へのOSバージョンアップのお知らせ | お知らせ | NTTドコモ

本当は先月末予定だったそうですが、数日遅れたようです。

10時過ぎにTwitterの書き込みでOSアップデートを知り、その場でアップデートを開始し、約1時間かかって完了しました。(モバイルルータ経由だったためか、700MBのダウンロードにけっこうかかりました。。。

でも、1時間掛けた甲斐は十分にあります。とにかくモッサリがサックサクになりますからっ♪

と思ったのもつかの間。10日ほど使ってみて良かったこと・んーと思うこといろいろありましたのでまとめてみます。

※ au Xperia Z5(SOV31)も既にアップデート公開済み、もちろんソフトバンク Xperia Z5もアップデート公開済みです。

 

 

動作は今までよりも快適!

起動直後から「ホントに同じ端末?」と思うくらい違いを体感できまして。もともとあまり調子の良い状態ではなかったこともあって、一気に快適になってアップデートしてよかったぁ~♪と思ってました。

が、使っているうちにだんだん元の状態に戻りつつあり、、、そんな時は再起動するとまた快適な状態に戻れることが分かり、メモリが逼迫するとダメなのかなぁと思って、何らかのメモリクリーナーを入れるか、2日に1回くらい定期的に再起動するのがいいかと思案中です。

 

 

文字が見やすい!

パッと目につきましたのは文字がくっきりはっきりしたこと。コントラストが上がった?からか、非常に文字が見やすくなりました。


(左下のメニューのコントラストや項目の区切り線がハッキリしてるのが分かりますでしょうか)

 

 

カメラの起動は確かに高速化!

これまでのXperia Z5 Premiumのカメラは起動してから撮影できるまでに数秒のタイムラグがあり、明らかにXperia Z3と比べるとシャッターチャンスを逃すことが多かったのですが、ようやくZ3と大差ない起動速度になりました。

これは個人的にはアップデートして一番良かったなと思っています。

 

 

メニュー構成が一部変わった!

「メモリ」なんてメニューも追加されアプリのメモリ使用状況を確認できるようになりました。メモリを消費した状態だと動作が如実に遅くなるため、メモリの大食いアプリをアンインストールしたりすることもできるようになりました。

これ以外にもGoogleサービスが各メニューに散りばめられていたところ、「Googleメニュー」が統合化され、例えば位置情報であったりデータ管理、Google Nowの設定なども一元化されました。構成が変わったため、設定変更しようとした時に少し戸惑うかもしれません。

 

 

インテント(共有)メニューの表示が変わった!

例えばwebページをSNSに投稿しよう!と共有メニューを利用するとき、これまではほぼ全画面を覆うように共有メニューが表記されていたところ、元のページを大きく残し横に4つ大きなアイコンが並ぶ仕様に変更されました。

 

 

webページなどで文字を選択するときの表示が分かりやすい!

これまでは文字列を選択すると画面上部にすべて選択・コピーなどアイコンで表示されていたところ、iPhoneのように選択した文字列の直上に文字でコピーなどの言葉で選ぶことができるようになりました。地味に便利です。指の移動がほぼなく使えますので。

 

 

いいことばかりじゃない。ココなんとかして!!

Android 6.0には概ね満足しています。が、「ん?」という内容もあって。それをまとめてみます。

スクリーンショット、なぜ4K対応に?

ブログ書くためによくスクリーンショット(画面キャプチャ)を撮ります。これまではフルHD(1920×1080ピクセル)サイズだったのに、Xperia Z5 Premiumでは4Kサイズ(3840×2160ピクセル)で撮れてしまいます。

こんなにサイズ違うんです。ファイル容量だってKBレベルからMBレベルです。こんなの要らない・・・

 

カメラのモード切替がしづらいよ・・・

モード切替は確かに1アクションになりました。でもアイコンが小さくて選択しづらいです

→ 画面全体をスワイプすることでモード切替ができるのに先ほど気づきました。なかなか気づきにくい点はやっぱり「ん?」なのかな、、

それと大きく変わった動作がカメラアプリを終了し再度起動すると直前まで使用していたモードで立ち上がります。動画撮影したあとに再度起動すると動画モードで立ち上がります。静止画中心でたまに動画な人だと動画撮ったあとに静止画モードに切り替えて終了しないといけないので、操作感は落ちました。

シャッターボタンと録画ボタン2つ表示させると操作に戸惑う人も多かったのでしょうね。多くのユーザに受け入れられるためには仕方ないのかもしれません。。。

 

電池持ちが・・・

ド○モのせいなのかな、とちょっと思ってしまいましたが、XperiaではおなじみのSTAMINAモードが一旦無くなり、Android OS標準のDozeモードになりました。(今後STAMINAモード対応アップデートされるようです)

Android 6.0の省電力機能「Doze」。私の使用環境ではSTAMINAモードのほうが断然省電力です。全く同じ使い方で比べると朝の通勤(100分)でSTAMINAモード時100%→78%くらいだったところ、Dozeモードでは100%→70%くらいです。STAMINAモードの早期復活を切に望みます。

 

GPS精度がちょっと・・・

Swarmなどで現在地情報を補足するのにちょっと時間かかるようになりました。東京都中央区にいるのに美ら海水族館とか静岡県掛川市にいる?とかはたまた池袋駅?とか、、

 

 

結論:アップデートしたほうがいい!(まとめ)

文句なし!

→冒頭に記載しましたが、確実に電池が持たなくなります

これ以外のパフォーマンスが改善される点は大歓迎ですが、ご自身の使用環境・状況に応じてアップデーするか否かをご判断ください。

ドコモXperia Z5シリーズユーザでまだアップデートしてない人は早くアップデートすることを強くオススメします。またこれからアップデートが予定されているau版Xperia Z5/Z4・ソフトバンク版Xperia Z5/Z4ユーザもぜひアップデートしてみてください。

今回の動作の状況を見る限り動作が重くなるなどの負の動作感は一切感じなく、むしろ快適になってるので旧モデルこそアップデートされるべきだと思うのですが、アップデートされないau・ソフトバンクXperia Z3、Xperia Z2以前のモデルはなぜアップデートしないのか、不思議でなりません。(アップデートファイル容量が大きい(1.3GB)から内蔵ROM16GBとかだと厳しいのかなぁ、、、とか思ったりしますが・・・)ちなみにauは大人の事情で、ソフトバンクはただの怠慢ですね、きっとw

 

ソニーモバイルの公式YouTubeにAndroid 6.0で変わったことがまとめられていましたのでご案内。