XperiaにおけるAndroidアプリ考察

【NewsPicks】今週のXperia界隈ニュースをまとめてみた(2016/4/3版)

新しい年度が始まりました。気持ち新たに今週のNewspicsをまとめていきます。個人的に年度末対応でバタバタしていて、あまりニュースを追えなかったので少なめです^^;

 

0円販売のゆくえ(その後)

「0円iPhone」は許さない 総務相のダメだし ジャーナリスト 石川 温

iPhone SEの販売に際し、ドコモのみ各種施策を作って実質「0円」とするプランを発表後、3日で撤回したという話。もうキャリア間の足の引っ張り合いでしかないところに、ユーザが巻き込まれている状況に辟易してしまいます。

もっとも、iPhone SEはAppleストアではそれなりに行列ができたようですが、量販店ではパイプ椅子を並べていたにも関わらず発売日当日の日中は誰一人座ってなかったりと、キャリアモデルを契約する層にはあまり響いてないような気がしましたが・・・(その後訪れたドコモショップではすべて売り切れになってましたが)

そしてもう一つこんなニュースが。

高市総務相が「0円端末」の現状報告求める 大手携帯キャリアに(産経新聞) – Yahoo!ニュース

総務省は「0円」販売に対し監視の目を光らせているようで、端末購入補助に関する報告書を各キャリアに求めるなど、強硬な姿勢を見せている、という話。

上記日経新聞に寄稿しているジャーナリスト 石川さんは自身のメールマガジン(有料)でも相当な文字数を割いてこの0円販売について書かれています。0円「だけ」を規制するのであれば、1円販売はいいのか?何を規制したいのか?国民不在のガイドラインにならぬよう警鐘を鳴らしています。ごもっともです。

 

 

エイプリルフールネタはそろそろ飽きた

エイプリルフールに便乗しているサイトまとめ2016年版

ここ3~4年でしょうか、コンシューマ向け製品・サービスを手掛ける企業がこぞってエイプリルフール用のページを作り始めたのは。もともとエイプリルフールなんて日本の慣習ではありませんし無理して便乗しなくてもいいですし、クスッと笑えればいいのに、きっと来年のエイプリルフール用にサイト構築費用を2016年度に予算計上してると思うと背筋が寒くなります。

そしてこんなやり過ぎた感のあるエイプリルフールネタもあったようなので、少し自重しましょうね。(このGmailのせいでレイオフされたなんて話も書かれていますが、それすらエイプリルフールネタじゃね?という気もしてよく分かりません)

Google、Gmailのエイプリルフールがしゃれにならず、取り下げて謝罪

 

ちなみに我らがソニーはソニー・ピクチャーズが8月に公開するゴーストバスターズにかけて「世界初 ゴースト捕獲装置の開発に成功」というネタを公開していたみたいですが、興味ないので見てませんw

 

 

いよいよMVNOは地球放題!だそうです。

音声プランが500MB付で月額980円、MVNO「もしもシークス」新プラン – ケータイ Watch

MVNO事業者は170社超あるため、自社の特徴を出さないと誰からも選んでもらえなくなり、廃業に追い込まれてしまうため、他社との差別化は必須です。各キャリアがMVNOに対する接続料金が更に値下げされたというニュースもありますが、もう1GBが500円切ったりしてる今、これ以上の値下げよりもやっぱり何かに特化したサービスなり端末なりが生き残るためには必要になってくると個人的には思っています。

そんな中、もしもシークスは「携帯電話業界のLCC」となるべくどうやって端末を調達してるのか一切公表しないけれど、どうみても「キャッシュバック目的で契約した端末→買取店→仕入れ」という図式が浮かび上がってしまうドコモ Xperia Z3 CompactやiPhone 6と回線のセット販売を行ったりと、この世界に明るい層ではいろんな意味で話題を振りまいてきたMVNO事業者です。(今はさらにXperia Z5 CompactやiPhone 6s/6s Plusの扱いもしています)

以前Xperia Z3 Tablet Compactのグローバルモデルの販売を開始した時にレビューさせて頂きまして、その思想は今も受け継がれていて、販売代理店制を取り、実店舗を重視した販売戦略だったり、通信料売上の1%を発展途上国に寄付するなど社会貢献活動にも力を入れる事業者です。

そんなもしもシークスが通話を重視したプランを発表し、(プレフィックス番号を利用した)5分以内の通話し放題プラン、及び10分以内の海外82カ国の固定電話(一部携帯も)が300回まで無料というもの。

プレフィックス番号とは電話番号の前に指定された番号をつけて発信すると、携帯電話網ではなく固定電話網を使って通話ができるものです。0077(au)や0088(ソフトバンク)とか、0037-68(楽天でんわ)といった旧来からあるサービスを利用するのでしょう。いずれのサービスも有料のところ、無料にするには大変な苦労があったことでしょう。

もしもシークス、イマイチ認知されていないのが残念です。FREETELのMUSASHIにはAPNリストに無かった・・・

知名度向上は非常に重要なので、難しいかもしれませんが量販店に店を構えるなど、人の目に触れる機会を増やすことも重要だと思います。(もっとも、ユーザが一気に増えると設備増強も必要ですので、緩やかな成長を望んでいるのかもしれませんけれども)

 

 

日本でもぜひ使ってみたいデュアルSIMモデル

4Gと3Gの同時待受け可能! シャオミ「Mi5」がデュアルSIMの夢を叶えてくれた:週間リスキー

中華スマホであって、もこれまで1機種しか無かった(けれど3G+3Gでした)デュアルSIMの同時待ち受け可のモデル。シャオミからLTE+3G対応の同時待ち受けモデル「Mi5」が発売になっています。

アスキーの週間リスキーは過去も日本の電波法をクリアしていないモデルをレビューしてその道に長けた方から指摘を受けたりしてきた歴史からか、今回のレビューは韓国で行っています。(ちょっと笑っちゃいましたけど)

結論は同時待ち受けできるようで、もし日本で使うならドコモ音声SIMは電話専用、データ通信は安価なMVNOという夢の様な使い方ができるのです。

SoCはSnapdragon 820のようですので、Xperiaも中国向けにデュアルSIMモデル出していますし、できない訳ではない気もしますが、大人の事情で難しいのでしょうね。。。

総務省の話もそうですが、ユーザ不在でメーカーの思惑だけで新しいモデルが世に送り出されるのはとても残念に思います。。

 

 

Windows 10 mobileはこの先どうなるの?

さよならWindows Phone―Build 2016でMicrosoftは自社スマートフォンを無視 | TechCrunch Japan

マイクロソフトが開発者向けに開催したbuild2016において、Windows mobileという言葉が全然出てこなかった(一切触れられない)からMSはもうモバイル市場を諦めたんじゃないか?という話。

もっとも、Windows 10ではモバイル/PCを意識しないで、新しい基準「Universal Windows Platform(UWP)」に則ってアプリを開発すればマルチデバイス対応するから敢えてWindows Phoneというキーワードは使わなかったのかもしれません。

日本では、とある層にはそれなりに受け入れられ、その層に対してはそれなりに盛り上がってるわけですが、いろいろ漏れ聞こえてくる話として、日本マイクロソフトの中の人が「どんどん意見を送ってください!我々からの意見は聞き入れてくれないから」というもの。

今回のbuild2016での話がもし本当ならば、日本マイクロソフトの中の人が切実に訴えるのと合致します。やっぱりWindows 10 mobileはもうダメなのでしょうか。NuANS Neoは?VAIO Phone Bizはどうなるの??

なかなか手を出しにくいスマートフォンとなってしまうのでしょうか、Windows 10 mobileは・・・。

 

 

先週は忙しくてネタ少なめでしたが、引き続きXperiaに関連しそうな情報収集に励みます!