今週のNewspicsです。Newspics、本来は1つずつのニュースをその日、知ったタイミングでまとめたいと思っているのですが、どうしても時間が取れず週末にまとめて備忘録的にまとめておこうと思って始めまして、今日で8回目となりますが、今週もまとめていきたいと思います。
目次
総務省による「0円販売」規制は誰のため??
携帯電話販売店の閉店ラッシュ到来、実質0円やキャッシュバック規制で販売不振に | BUZZAP!(バザップ!)
ここ何週かにわたって登場している「0円販売」規制問題。これまで多額のキャッシュバックをしていた街のケータイショップがどんどん閉店に追い込まれているという話。予想はしていたものの実際にそうなってるみると、総務省は民間企業の経済活動まで止めてしまうことに対してどう思っているのだろう、と思ってしまいました。
今後の予想。
キャリアショップ・家電量販店でも携帯が売れない(=長期間使う)→メーカーも疲弊し新製品をキャリア向けに出さなくなる(もしくは撤退)→買えるキャリアモデルが減る→特定メーカーのみ生き残る or 携帯販売と回線契約が分離するというようになっていくのでしょうか。どちらにせよ今回のガイドラインは誰得だったのか、総務省はきちんと検証してほしいものです。
総務省とソフトバンクはこれからも闘い続けるのか?
総務省|「スマートフォンの端末購入補助の適正化に関するガイドライン」に沿った端末購入補助の適正化等に係る携帯電話事業者への要請
実際の要請文書はこちらです。ドコモ向けとソフトバンク向けの2通。ソフトバンク向けの
1.ガイドラインの趣旨に沿って、端末を購入する利用者の負担が合理的な額となるよう端末購入補助の適正化を図ること。特に、ガイドラインの注釈5に示したとおり、機種変更の場合の補助の額は他事業者のMNPの場合の補助の額にも影響を与えることから、速やかに適正化を図ること。2.スマートフォンの価格に相当する額以上の行き過ぎた端末購入補助については、可及的速やかに是正し、その結果を書面により総務省に報告すること。
これに対し、ソフトバンクは即座に反論します。
スマートフォンの端末購入補助の適正化に関する総務省からの要請について | ソフトバンク株式会社 | グループ企業 | 企業・IR | ソフトバンクグループ
ソフトバンクは「一番繋がる」という誇大広告だったり、契約面でも何も知らない一般のかたを騙すようなプランやオプションを盛大に盛る姿勢が正直大嫌いですが、今回のガイドラインへの反論は「いいぞもっとやれ!」と生暖かく見守りたいと思いましたw
ちなみに、モバイルジャーナリスト 石川 温さんのメールマガジンにこの反論に対する総務省の見解が書かれていますし、同じくジャーナリスト石野純也さんもITmedia mobileにおいてこの混乱について詳しく述べていますとおり、なんで総務省はそんなに躍起になってるの?結局誰のための規制なの?と思ってしまいました。
このまま携帯市場が盛り下がっていって、日本メーカーは撤退方向、外資系メーカーは逆に日本のプラチナバンドと呼ばれる周波数に対応したモデルをどんどん投入している流れもありますし、3年以内に日本における携帯販売事情は大きく変わる可能性があるんじゃないか?と思ってます。
また、これだけ日本で普及しているおサイフケータイ(FeliCa)、これが一つのキーとなると思っていて、この技術はソニーが持っているものですので、ソニーが外資系メーカーに働きかけていくことで更に状況が変わるんじゃないかと思っています。
もちろん、FeliCaサービスはハードウェアだけが対応していてもダメで、その利用事業者、例えば楽天(楽天Edy)やセブン&アイホールディングス(nanaco)、JR東日本(モバイルSuica)などが、外資系メーカーに搭載されたFeliCaっを検証しないとダメなので、一足飛びに進むとは思えませんが、、、
最近のソニーは商機を逃してることが多い気がするので、せっかく社会インフラの一部を担っているのだから、昨今の総務省の動きから、自社プロダクト「Xperia」以外で商機を見出してもらいたいものです。
そんなソニーはこんなプロダクトを出していた
クラウドファンディングで出資募集していたのをすっかり忘れていました、と同時にすごく後悔しているwena wrist。
何を後悔しているのかって、この時計、時計のバンド部分にFeliCaが内蔵されているのです。もちろん、活動量計であったりスマートフォン の通知も(振動で)受けられるのです。お気に入りの時計にバンドだけ付け替えることで、FeliCaによる電子決済に対応できたりと、久しぶりに未来感を 感じることのできる商品だな、と。
持ち物を減らし生活をシンプルにしてくれる時計「wena wrist」を早速レビュー – モバレコ
もう到着している方のレビューがありました。
第2弾があったら、もしくは正式販売するようなことがあったら、ぜひとも手に入れたい逸品です。
Amazonってまだまだ使ってない人もいたんだ!という現実
Amazon.co.jp、「全商品送料無料」が終了 2000円未満は送料350円に
Amazonは自分の中でも必須のお店となってます。何か買い物する時もまず見るのがAmazonです。
かれこれ3~4年前からプライム会員になっています。送料無料で早ければ当日届くため、多い時は毎日荷物が届くという。^^;
今回のニュースを受けて、どのくらいAmazonって利用者いるんだろうとTwitterの投票機能を使って聞いてみましたところ、思ってもない結果が出ました。
57票のうち35%がAmazon使ってないという。。。そして無料でいい(=送料有料化該当)方も含めると約半分が今後別のネットショップを使う可能性もあるということになるんですね。。
今はプライム会員になるのに3,900円/年と安いので使いまくってますが、海外のようにどんどん値上げしていくようであればヨドバシ・ドット・コムやビックカメラなどの通販をメインに使うようになるのかもしれません。(ビックカメラのネット取り置きサービスはたまに使ってます。あれはイイです。自分で探しに行かなくても総合カウンターで受け取れますし、ポイント貯まりますし。)
iPhone SEにまつわる「知ってたよー」と思ったこと
iPhone SEで苦戦のアップル 売上は「5Sの9分の1」の衝撃データ
「知ってましたよー」と思わず心のなかで思ってしまいましたがw
目新しさ、ないですもんね。ネットで見つけるレビューも結局は「行灯記事」ばかりですし。せめてiPhone 6シリーズの筐体をそのまま小型化していたりすれば全然評価違ったんでしょうけれども。。。
在庫なしの札が目立つ気がしますが、そもそもそんなに流通量が多くないんじゃないかな、とも思いますし、そもそも総務省の「0円販売禁止」のせいで、ただでさえ冷え込む機種変更/MNP需要は氷河期に突入にしましたので、タイミングも悪いのでしょうけれども・・・
今秋登場予定のiPhone 7に期待しましょう、ということで。
Xperia X Perfomanceのカメラには期待してしまう!
https://www.youtube.com/watch?v=Y4cl-JYW3SE
今夏モデルとして日本でも発売が予定されているXperia X Performanceの情報が少しずつ出始めました。その中でXperia Z5 PremiumとXperia X Performanceのカメラで撮影した比較画像が動画として公開されました。
もしこの写真の差が本当であれば、かなり画質や色味が変わることにすごく期待してしまいます。
が、Xperia Z5 Premiumってそんなに色味がおかしかったっけ??とも思うのでちょっと眉唾ものかな?とも思ってしまいます。
確かXperia X Performanceの「売り」はフォーカスが速くなることだけで、カメラ(レンズ)性能に関してはXperia Z5シリーズと同じですので、チューニングした結果で差があるのかもしれませんけれども。
グローバル市場でも最量販モデルとなるXperia XもGCF(Global Certification Forum)の認証を取ったという情報もありますため、関東が梅雨入りする前にはグローバル市場で発売されるかもしれません。
2月に発表になってから新たな情報も出てこなく、これまでの年2回のフラッグシップモデルの発売が年1回になると、このタイムラグはどんどん興味が薄れていってしまう感もある気がします。今は過渡期なのかもしれませんが、「鉄は熱いうちに打て」と先人が言っていたように発表~発売までの期間が短くなることを切に願ってやみません。。。
そうそう、グローバル市場においてXperia Z2/Z3/Z3 CompactにようやくAndroid 6.0(Marshmallow)のソフトウェアアップデートが始まったようです。
Sony Mobile、Xperia Z2 / Z3 / Z3 CompactのAndroid 6.0アップデートを開始 | juggly.cn
国内モデルではドコモXperia Z3/Z3 CompactにのみAndroid 6.0へのアップデートが実施されますが、こちらも近日中には始まるのでしょうか。(Xperia Z4はau・ソフトバンクもアップデート対象機種です)