メインのXperia Z5 Premiumの電池持ちがやけに悪くなってきたなぁと思っていて、いろいろ調査をしているときに気づいたのですが、充電環境によってその速度が異なることです。特に最新OS(Android 6.0)にアップデートしてからこの違いが顕著に現れてきた気がします。
今回は充電環境によってどのくらい違うのかをXperia Z5 Premiumを使って比較してみました。
計測に使ったアプリは超定番、BatteryMixです。
Battery Mix (バッテリーミックス)-
制作: ayano評価: 4.3 / 5段階中価格:無料 (2016/5/2 時点)
posted by: AndroidHTML v3.1
まずはXperia Z5 Premiumの電池の減り方を見てみてください。4/26(火)~5/2(月)までの1週間分を一つのグラフにしてみました。
電池持ちのためにGPSやBluetooth切ったりはしません。職場と客先を頻繁に行ったり来たりしていて、職場ではマメに充電してたりするのでグラフが上下してます。以前はもうちょっと残量が少なくなるまでガマンしてたのですが、非常に高速でバッテリーが減っていくため、今は早めに充電するようになってしまいました。。。
という話ではなく、このグラフの中で「赤い」上向きのライン、これが今回の考察となる「充電環境の違い」です。同じ赤いラインでも上昇のしかたがぜんぜん違うこと、お分かりになるでしょうか。
特徴的な赤の充電中のラインについてもう少しグラフを拡大して見ていきます。
この前半部の充電中の赤い線。こちらは寝室で枕元の充電器を使って充電してる状態です。使っているのはミラーレス一眼SONY NEX-6のACアダプタ+高速充電対応のUSBケーブルです。(真ん中と右の赤いグラフはドコモショップで購入した「ACアダプタ 05」です。(もしくはauショップで購入した「共通ACアダプタ 05」)
NEX-6のACアダプタの充電規格は
- INPUT:~100V-240V 50Hz/60Hz 70mA
- OUTPUT:5V 0.5A
この通り、NEX-6のACアダプタは急速充電には対応していません。急速充電とは通常、USB2.0では5V 0.5Aのところ、1.8Aと3倍以上の電気を流し、短時間で充電を終わらせることができるものです。
しかし、もうここ何年も同じACアダプタ+USBケーブルを使って歴代Xperiaを充電してきていて、5~6時間のうちにちゃんと100%まで満充電できたのですが、どうやらAndroid 6.0になってから、満充電されなくなった気がします。。。よりシビアに電力管理をしているのでしょうか?ちゃんと充電できてる時もあるので、もしかしたらACアダプタが故障したのかもしれませんが・・・
これに気づいてから、余っていたiPhone 6のACアダプター(5V 1.0A)に変更したのが5/1の夕方。このときの赤い充電中のグラフ(右)がこちら。
SONYのACアダプタとは比較にならないほどの急上昇を果たしました。が、左側のドコモ(au)で購入したACアダプタ(5V 1.8A)に比べるとアンペア数が半分強なのでまだまだ劣っています。
やっぱり純正ACアダプタが一番!
これが結論。どの局面でも全く同じ速度で充電し、そして満充電に近づくと緩やかに充電速度を落としていくさまを見ると、安心できるな、と。(左のグラフはNEX-6のACアダプタ)
充電はコワいです。ケーブル不良やACアダプタが原因で発火して家が燃えたりしちゃうこともありますし、少々値が張ってもキチンとした商品を使いたいものです。
純正ACアダプタ、キャリアショップでその場で購入できます。(契約無くても付属品購入できます。)
- ドコモ 「ACアダプタ 05」:2,592円
- au 「共通ACアダプタ05」:1,836円
- ソフトバンク 「Quick Charge 2.0対応 ACアダプタ」:2,640円
ちなみにドコモモデル・auモデルはAmazonでも買えます。