Xperia X Performanceは6月30日、au SOV33に続き7月1日にドコモ SO-04Hがバッテリー持ちが良くなるアップデートが配信されました。(ソフトバンクはまだアップデートの案内が出ていません。)
Xperia™ X Performance SOV33 アップデート情報 | 製品アップデート情報 | au
Xperia(TM) X Performance SO-04Hの製品アップデート情報 | お客様サポート | NTTドコモ
アップデート前の電池持ちを検証
バッテリー消費は今週月曜日からメイン機として毎日使い、ある程度ベンチマークできています。朝7時に満充電スタート、会社へ到着するときにたいてい78%残っているのがこれまで歴代Xperiaの電池消費量です。(唯一SOV31だけが常にこの値を下回った)
Xperia X Performance(SO-04H)もほぼこの値を示していたので「悪くはないな」というのが最初の印象。
でもディープスリープ(画面消灯)時にもなんだかちょっとずつ電池が減っていくのです。丸一日持つか?と言われればちょっと不安で、夕方から出かけたり夜に予定があるときには、昼に充電しておかないと安心できないくらいでした。こちらは12時間経過時点の電池残量です。19時段階で32%。。。右は別の日の状況。40%。
Android 5.1にダウングレードしたXperia Z5 Premiumの電池残量グラフを重ね合わせてみました。グラフの色が同じなので分かりづらいですが、常に上のラインがXperia Z5 Premium、下がXperia X Performanceです。同じ12時間経過時点で4ポイントの差。
もちろん、バッテリー容量が3430mAhのXperia Z5 Premiumと2570mAhのXperia X Performanceとで860mAh(25%減)ですので、割合でいけばXperia X Performanceのパフォーマンスが高いといえますが、残りの使用時間の観点ではXperia X Performanceは一抹の不安を感じてしまいます。
アップデートしてみた!
午前中の打ち合わせが終わってXperia X Performanceを見たらソフトウェアアップデート表示が。たった3分でできるくらいの軽微な修正ファイルです。
アップデートが完了するとビルド番号は35.0.B.2.260 → 35.0.B.2.272に変わります。(SOV33の場合は35.0.D.0.343になっていればOK)
今日の段階での検証結果
バッテリー持ちテスト中だったこともあり、途中で充電すること無く一日を終えましたグラフがこちらです。
ん?どこが変わった??というと、黄色い丸で囲ったあたりのグラフの傾きを比較すると、何となくそのアップデートの効果がここなのかなー、と。いずれも会議中で一切ポケットから出さない状態です。ちなみに赤い縦線がアップデートしたタイミングを表しています。
とはいえ、黄色い丸を付けた時間帯は、自分は意識的に使ってないとしても、SNS系の通知やメール受信の量なども違いますので、一概には比較できません。
というか、ピンポイントで電池の減り云々を見てもあまり意味がなくて、「安心して丸一日使えるようになったのか?」が一番大事なことです。これは週明けの月曜日以降でしっかりと検証してみたいと思います。
今回の電池持ちの改善アップデートは一定の効果がありそうだ、というのが感想ですが、上記の通り、電池持ちへの不安が払拭されるのか、とても楽しみです。(使えばモリモリ減るのは変わらないと思いますが、ディープスリープ時の減りが少なくなる=12時間経過時にどのくらい残っているか、早く比較したいです。こんなに月曜日が待ち遠しいなんてw)