XperiaにおけるAndroidアプリ考察

【X Performance】最初の印象とはだいぶ違ってきた(不具合いろいろ)

Xperia X Performance。6月24日の発売日からメイン機として使い続けています。最初は素晴らしい!!と思ってました。そんなに使い込んでいるわけではないですが、日に日に調子が悪くなってるような気がして、Googleで「Xperia X Performance 不具合」と検索したら出るわ出るわ・・・

もちろん個体差あって、全てが当てはまるわけではないですが、わたしの使っているXperia X Performance(SO-04H)で感じる不満は大きく3つ。こちらをまとめてみます。

電池持ちが悪すぎる!

ドコモ・au・ソフトバンクともに電池持ち改善のアップデートが配信されていますが、正直何が変わったのか今となっては全く分かりません。むしろ酷暑のためと思われる発熱→電池の異常消費が起きています。しかも同じXperia X Performanceでもグローバル版(F8132)では起きていないのも気になるところです。

もちろん使えば(通信すれば)電池はどんどん減ります。でも待ち受け(スリープ)時の電池消費が穏やかなので、やはりキャリアのサービスが悪さをしているのでしょうか・・・ちなみに両Xperiaにインストールしているアプリ・設定はほぼ同等です。


(左:ドコモ版 右:グローバル版)

これまでの経験を踏まえ以下の対応をしていますが電池消費量は一向に改善しません。

ちなみにドコモ版ではポケットの中で画面ダブルタップでロック画面表示する設定をすると勝手に画面点灯してしまう→ほんのり発熱してて気がつく→設定OFFにしています。グローバル版ではそんな動作もせず、ひたすらスリープしてくれるのに・・・。

 

電池持ちが悪い!!これが一番の不満です。

 

 

輝度調整がおかしくない?

明るさの自動調整がうまくいっていないことも電池の異常発熱に繋がっているような気がします。

これまでのXperiaシリーズ、明るさの調整はこのインジケータで示す範囲内で明るさを自動調整していました。

しかしXperia X Performanceは「明るさの自動調節」をONにしていると、このインジケータの範囲ではなく、最大輝度~最低輝度の範囲で周囲の明るさに合わせて可変するような表示方法に変更となりました。

こんな動画を撮ってみました。

輝度の調整速度が暗→明の動作速度と明→暗の動作速度が明らかに違います。このテストではインジケータの動きを見せるため、動画再生など描画を繰り返すような動作はしていませんが、実際の利用時(電車やバスなどで移動中など)は日陰~日なたの繰り返しの中でwebやSNSを使うような場合、輝度調整をしながら画面を描画させ続けるとやはり発熱し始め、動作に引っかかりが出始める(動作ラグ)時もあります。

こういう状況になった場合、電源ボタン長押しで再起動させるのが一番早い解決策という「何年前のXperiaだよ!!!」と思ってしまいますが・・・

 

 

タッチパネルが暴走する!!

#こちらの不具合はau Xperia X Performanceで対策版がすでに出ていますので、このソフトウェアアップデートで解決するかもしれません。 Xperia™ X Performance SOV33 アップデート情報 | 製品アップデート情報 | au

輝度自動調整とも関連するのかもしれませんが、一度体験したのは日陰~日なた(太陽直射日光下)へ移動しながらTwitterでつぶやこうとしたら、POBox Touch(日本語入力)が太陽光を誤タッチと判定して意味不明な文章が自動で入力されました。(あまりに驚いてスクリーンショット撮り忘れました)

こういう不具合が改善されるならドコモ版・ソフトバンク版にも早く投入してもらいたいものですが、実際は改善されました?>au SOV33ユーザの方

 

 

まとめ

電池の異常消費はAndroid 6.0からOSに実装された「Doze」という省電力機能とXperiaがもともと持っている省電力機能「STAMINAモード」の両機能の制御の問題も無視できないと思っています。

【Z5 Premium】 パフォーマンスを優先するか、電池持ちを優先するか・・・OSダウングレード。その後 – XperiaにおけるAndroidアプリ考察

これ以外にも、例えばタッチパネルの不具合であったり、何らかの不具合が引き金となって異常消費を引き起こしている可能性もあります。フラッグシップモデルは年1回の発売とアナウンスされたこと、公正取引委員会が介入しスマートフォン販売手法への指導が入り、ユーザのコスト負担が増える可能性があることから、今までよりも長期間利用することになるわけです。

これまでよりも製品開発期間が長くなりますし、品質向上に向けて引き続き取り組んで頂くことを切に願います。