すでに欧州Amazonなどでは予約が始まっているXperia XZとXperia X Compact。
価格は記載の通り、Xperia XZが£549.99(約76,000円)、Xperia X Compactが£379(約52,400円)だそうです。そしてXperia X Compactは9月28日に販売(納品)です。思ったより早いですね。
そしてXperia XZはドコモXperia XZ(SO-01J)、Xperia X CompactはドコモXperia X Compact(SO-02J)として発売される見込みのようです。
(今後修正される可能性高いのでスクリーンショット撮りました)
au、ソフトバンクからもXperia XZが出るのでしょうが、未だ情報なし。(SOV34、503SOとかなのでしょうね)
このまだ見ぬ新Xperiaで気になる点を3つの観点で考察していきます。
バッテリー持ちについて
とにかく燃費(電池消費が醜い)が悪く投げ捨てたくなる第二弾となっているドコモXperia X Performance(SO-04H)。こいつの電池容量は2570mAhです。Xperia XZは2900mAh(1.13倍)。単純に日常使用しているXperia X Performanceの電池持ちが1.13倍となると、歴代Xperiaと同じくらいの消費電力量となるのかな、とちょっと期待しています。
また、Xperia XZのバッテリーは「満充電である時間を極力減らす」という制御が加わります。これが長期に利用していったときに電池の劣化が防げることになりますが、長く愛用するにはとても重要なポイントだと思います。
そして、初期OSはAndroid 6.0となりますが、最新OS Android 7.0へのアップデートはこのXperia XZから始まると思います。これまでXperia独自の省電力機能「STAMINAモード」がAndroid 6.0からOSの省電力機能「Doze」と「STAMINA」の共存となり、この省電力制御がOSアップデートによってどう変わるのかも興味津々です。
なお、Xperia X Compactは普及版のチップセット(Snapdragon 650)から爆熱仕様ではないことに加え、画面解像度がHD(720×1080px)で電池消費量も少ないこと、電池容量も2700mAhあるため余裕で一日持ちそうな感じです。(なので今回買うならXperia X Compact一択だと思ってます)
デザインについて
Xperia Xからの新ラインナップでは人に寄り添うデザイン(ユニファイドデザイン)を採用、このXperia XZ / X Compactでもそのデザインコンセプトは継承されているとのこと。両モデルで気になる点をまとめてみます。
Xperia XZ
某爆発スマホのようにエッジ部分までガラス部分が覆うデザイン。これはガラスフィルムが貼りづらそうですし、今回もストラップホールが見当たらず。
持ちやすさに関しては側面がラウンドしているので持ちやすそうな印象を持ちますが、底面が丸くなく手に持った時に角が手のひらに刺さるような気がします。Xperia Z5の時に感じた感覚と同じ印象を持ちました。特に180gもあったXperia Z5 Premiumが手のひらにずっしりとその重さがのしかかり、長時間持っているとちょっと痛くなるくらいでしたので、そのあたりが気になってしまいます。
そして本体の端いっぱいまで画面があるスマートフォン(ベゼルレス)だと文字入力にも影響ありそうです。Xperia標準の文字入力POBox Plusはキーボードサイズの変更は左右寄せしか設定できません。例えばキーボードを左寄せにして左手で文字を入力しようとすると画面の端いっぱいのところまできてしまい、特にQWERTYが打ちにくいのです。
ATOKだとかなり柔軟にキーボードサイズが変更できるので、POBoxもこのあたりをぜひとも見直していただきたいとずっと思ってましたが、Xperia XZのPOBoxはこの点が改善されているか、気になります。
そうそう、カラーバリエーションの一つ「Platinum」、指紋が結構目立ちそうですね。。。この点も要チェックです。
Xperia X Compact
こちらもベゼルレスになっているようで、上記の通り文字入力の点では気になる観点は同じですが、それよりもXperia X Compactは筐体が金属ではなく樹脂となることで、どのような質感なのかが一番の気になる点です。直近ではXperia Z5 Compactがやはり樹脂製の筐体でしたが、そのマットな感じは個人的には受け入れがたく、スルーしてしまいました。
今回、Xperia X Compactは光沢ある樹脂が使われているのも分かり、一安心です。そして樹脂製にありがちなラメっぽい感じでは無さそうな点も○。ただ質感はなかなか画面や動画だけだとわからない部分もありますので、早く実機を見てみたいところです。
またXperia X Compactは非防水を嘆く方も多い中、水中で使用するわけではないのであまり気にならなかったりもします。(それなりに水濡れ対策は施されているはずですし)
カメラ性能の向上で変わることは
Xperia=カメラがいいよね、は分かります。いいところをどんどん伸ばすことは確かに間違ってないと思います。Apple社をはじめ他社にもソニーのカメラセンサー・モジュールを提供していて、機能・性能は凌駕しているのは誰もが認めるところ。
そして今回は更に機能強化が図られたこの技術力・モチベーションはどこから生まれてくるのでしょう。
レンズはf2.0の「Gレンズ」、CMOSセンサーは1/2.3型の「Exmor RS for mobile」、そして独自の画像処理エンジン「BIONZ for mobile」を搭載し、約2300万画素の写真撮影が可能なのは従来通り。もちろん先読みオートフォーカス(Predictive Auto Fucus)も踏襲されています。
Xperia XZではさらにセンサーを強化し、暗い場所でも高速かつ正確にピントを合わせられる「レーザーAFセンサー」と、さまざまな光源環境でも正確なホワイトバランス で色を再現できる「RGBC-IRセンサー」を搭載。これら従来のイメージセンサー、レーザーAF、RGBC-IRセンサーを合わせて 「トリプルイメージセンサーテクノロジー」と呼ばれることになります。
さらにスマートフォンとして世界初の5軸手ブレ補正「SteadyShot」を備えることで、写真・動画を問わず、よりキレイかつ鮮明な写真の撮影ができるようになりました。
確かXperia Z3から「暗所に強い」を謳ってましたけども暗所はそんなに撮らないので・・・。今回、赤外線を使う「RGBC-IRセンサー」が搭載されホワイトバランスを正しく計測できるようになれば、いわゆる「メシマズ」写真が減ることにも期待できそうです。(メシマズはプレミアムおまかせオートに料理モードが追加される前、Xperia Z4以前にも言われ、Xperia Z5でさらにチューニングされましたがそれでもホワイトバランスのせいでメシマズモードになっていたことが、ようやく改善されるといいのですが・・・
また動画撮影はXperia X Performanceで省かれた4K動画撮影はフラッグシップ機Xperia XZで機能強化されて復活しました。4K撮影のできたXperia Z5では高温によって撮影時間がものすごい短かったのですが、このあたりがどのくらい改善されているのかも興味の対象です。が、個人的には4K対応TVを持っていないため、撮影時間が延びたところで「ふーん」レベルかもしれません。。
なお、Xperia X Compactではチップセットが普及モデルのためか、4K動画撮影には対応しません。
まとめ
これから実機レビュー動画などもいっぱい出てくるでしょう。しかし既に画面遷移やメニュー表示など、UIや動作が気になるという方はあまりいないんじゃないかと思います。ごく初期にXperiaを経験し使えなくてiPhoneに移行した方が、再びXperiaに戻ってこようとしたときに気にするかもしれないレベルにAndroidスマートフォンの動作はiPhoneと変わらなくなっています。これはフラッグシップだけではなくエントリーモデルも然りです。
そうなると、今回まとめたように実機をある一定の期間使ってみないとわからない点が興味の対象となってきます。ちょっと書きましたが、新モデルをもし購入する機会があれば、今回は「Xperia X Compact」にすると思います。理由はやはり「電池持ち」。繰り返しになりますが解像度がHDで消費電力が少なくなること、電池容量もXpeira X Performanceよりも大きいことから、電池の持ちは相当期待できそうだ、ということです。なお、おサイフケータイ利用が必須のため、キャリア版一択です。早くこのキャリア縛りから抜け出したいです。。。
USB Type-CがUSB2.0止まりだったことが残念です。USB3.0にそろそろ対応するかと期待していたのですが…。
発表されたのは海外版ですから、バッテリー容量は海外版同士で比較すべきでは?
XP:2700mAh(実際に使われているバッテリーは国内外とも同じもので、表記のみ異なっているだけのようですが。)
XZ:2900mAh(仮にXPと同じ割合で国内版の表示を計算すれば、2760mAh)
となると1.13倍ではなく、1.074倍ですね。
iphone6からの機種変更を考えています。iosかandroidか悩みどころです。
ゲームはせず、グーグルマップや乗換案内、LINE等基本的なアプリしか使わないのですが、それらさえストレスなく動けばいいのですが….
下記動画等を見るとios一択なのかなぁと思ってしまいます。
https://www.youtube.com/watch?v=jRO30ujYBfA
ramは3gbで足りるものなのですか?今日xperia z5 compactを触ってきましたが、長時間利用の感覚はやはりわかりませんでした。
私は現にXperia Z3 Compact(2014年冬発売)を使ってますが、ゲームをしないのであれば、全く問題なく使えます。また、Androidでは防水機種も多く、液晶も割れにくいです。 また、カスタマイズもしやすくWindows同様アカウントで携帯を操作することが可能です。(ゲストなども作れます。)IOSも今時もう安全ではないので、Androidの方がいいと思いますよ。