※この考察はExpansys Japanさんからお借りしたXperia X Compact(F5321)を使用して考察しています。
Xperia X CompactはドコモからSO-02Jとして発売されていますが、今回はグローバル版のXperia X Compactを用いてレビューします。グローバル版とドコモ版との大きな違いはガラスマ機能(おサイフケータイ、ワンセグ)が無いこと、防水ではない点です。(非防水ですがドコモ版と同一機構であるようですので、たぶん問題なく雨天でも使えるはずですが、何らかの理由があって非防水としているようです)
今回はXperia X Compactの1stインプレッションとしてまとめていきます。
「重っ!」と思いました。
Xperia X Compactの重さは135g。
Xperiaコンパクトシリーズとしては特に目立った重さではないことを下記の表にまとめてみました。歴代Xperiaコンパクトモデルの中でも軽量な部類になるのも意外な感じです。
外装がメタルではないため、見た目で「軽いのかな?」と思って手に取るとズッシリ感じました。例えるならば、赤ちゃんを抱っこするときに、女の子だとふわっとした感じなのに同じ体重の男の子を抱っこするとずっしり骨太感を感じるのと似てる!と思いましたが、イメージつきますでしょうか(笑)
モデル | 重さ |
---|---|
Xperia Z1 f | 140g |
Xperia A2 | 138g |
Xperia Z3 Compact | 129g |
Xperia A4 | 129g |
Xperia Z5 Compact | 138g |
Xperia X Compact | 135g |
(参考) | |
Xperia SX | 95g |
Xperia ray | 100g |
気持ち的には以前のコンパクトモデル(表の下記2製品)くらいの100g程度になてくれると真のコンパクトモデルと言ってもいいんじゃないかと思いますが、当時とは機構も性能も違いますので仕方ないのですよね。
画面が「近っ!」と思いました。
画面を点灯させた時、目の前に見える画面が非常に近いと感じます。ガラスパネルの直下に映像が映る感じです。Xperia XZでもこれは感じましたが、それ以上に目の前に画面がある感じです。
よくよく2台を見比べてみると、Xperia XZを斜めから画面の端を覗き込むとほんの少し黒い部分が見えますが、Xperia X Compactにはそれが見られない代わりにうっすら白く光っているのが見えます。
バックライトによる光らせ方が違うのでしょう、Xperia X Compactのほうがダイナミックになるのが好印象です。
傷に弱いと思いました。
今回お借りしたXperia X Compactは色々なメディアやブロガーさんを渡り歩いてきたようで、(あってはならない事だと思いますが)ぞんざいな扱いを受けてきたことがよく分かるかわいそうな筐体です。
リアパネルの中心線には数多くの歴戦の跡が残っていました。リアパネルは平面だと思ってましたが傷の付き具合を見る限り、左右の中心部分が盛り上がっているようです。
これを見る限り、リアパネルの保護フィルムは必須だと思いました。じっくり見ていくとコンパウンドで磨きたい衝動にかられてます。(笑) そんなリアパネルにはガラスパネルではなくフィルムをチョイスしたいところ。(ガラスパネルだと重くなるので)例えばリアパネルだけのフィルムもあります。