XperiaにおけるAndroidアプリ考察

【コラム】いくら中華スマホや格安スマホが流行っても、やっぱりXperiaがいい!

新年あけましておめでとうございます。

「XperiaにおけるAndroidアプリ考察」は今年で7年目になります。2010年XPERIA発売以来、Xperiaを追いかけてきましたが、今年も引き続きXperiaをとりまくさまざまな出来事を追いかけていくつもりです。どうぞ宜しくお願いします。

 

2017年はXperiaにとってどんな年になる?

2016年にもたくさん発売された格安スマホ、メディアにも非常に多く取り上げられた結果、店頭でも真剣に相談している方をたくさん見かけました。

そしてITmediaによる「スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2016」の結果を見て、(予想はしていたけれど)かつてない惨憺たる結果でした。

選考はメディア向けに記事を書かれている携帯業界に長けた方など9名と編集部が、1人あたり25点の持ち点が与えられ、25点のうち、1位の機種には10点、2位以下の機種には1機種9点を上限として残りの15点を自由に配分できるというルールで採点した結果です。

なんと9位!!

もちろん、この順位は実売数とはリンクしていません。あくまで審査員によるベストな機種を決めるものです。実際、Galaxyはご承知の通りGalaxy Note 7のバッテリー不良によって爆発が相次いだ結果、発売中止に追い込まれ、Galaxy自体大きなイメージダウンをしています。

( ゚д゚)ハッ!

もしかして、Galaxy S7 edgeの評点が異様に高いのは・・・ステマなのか??

なので9位となったこと、確かに勢いはなかったと思いますXperia X Performanceがフラッグシップのように扱われたのに、舌の根も乾かぬうちに「真のフラッグシップです!」とXperia XZが発表され、騙された感もありましたし。

ですのでそんなに気にすることはないのかな、と思っています。

ですが、今年もこの格安スマホが旋風を巻き起こすでしょう。ASUSは新モデル発表を控えているようですし、今一番勢いのあるHUAWEIもどんどん安価で高性能・高機能なスマートフォンを投入してくることでしょう。

 

Xperiaに明るい未来は到来するのか?

2017Xperiaは2月にスペインで開催されるMWCで「G3121・G3112」が発表される模様です。

2017年モデルを表す「G」で始まる型番、次の「3」はこれまでの型番命名規則から考えるとエントリーモデル(2016年Xperiaでいうと「Xperia XA(F3111・F3112・F3115・F3116)」の後継モデルと予測できます。

スマートフォンのリーク情報でおなじみのOnLeaks氏によってこのG3121・G3112の画像らしきものが公開されています。

 

エントリーモデルがあるということは、グローバルスタンダードモデル、ハイエンドモデルも存在するはずで、それがいつ発表されるかは分かりませんが、これからそれらの情報が出てくることでしょう。

また、もともと「ハイエンドモデルは年1回発売」という話がありました。ドコモも端末投入サイクルの変更を発表しておりますし、「真のフラッグシップ」Xperia XZの後継は9月にベルリンで開催されるIFAで発表、秋冬モデルとして投入されるのかもしれませんね。

 

開発期間を長く取り、よりワクワクさせてくれるXperiaの登場を楽しみにしたいと思います。

 

繰り返しになりますが、これ以上のシェア低下を阻止するためには日本でも早々にXperiaも格安スマホ市場に参入する必要があるんじゃないかと思っています。しかし、Sonyの決算発表資料(Sony IR Day 2016)によると、ソニーのスマートフォン戦略は

市場成⻑は中低価格帯に限定される一方で中低価格帯は中・印メーカーの進出等で一層の競争激化が見込まれる

高付加価値帯においてグローバルに商品提供できるメーカーは限られており、ソニーはこの領域に集中し、商品の差異化を軸に事業展開していく

とあるので望み薄かな。。。と。そしてこの戦略は2014年から実は変わってなかったりします。

シェアが低くても収益が伴えば事業として成立するわけで、今年の6月末の決算発表で公開されるSony IR Day 2016の内容は注視したいと思っています。

 

携帯キャリア動向にも注視したい

日本ではドコモやau、ソフトバンクといったキャリアでの端末販売は独占禁止法に抵触する可能性があると指摘され、今後、端末販売と回線契約が別になるかもしれません。

(平成28年8月2日)携帯電話市場における競争政策上の課題について(概要):公正取引委員会

 

現在はキャリアで携帯を購入すると毎月の支払いから一定額の割引がされますが、この割引の内訳はなく「端末の分割金+回線利用料」から割引となっていて、端末の割引が○円、回線の割引が○円とはなっておらず、とても曖昧です。

このルールが変わるかもしれず、もしかしたら格安スマホと同じように端末販売と回線契約が別となって、同じ土俵で戦うことになるかもしれません。そのときにこれまでと同じ戦略でいくのか、それとも方針転換するのでしょうか。

公正取引委員会によるキャリア指導が入るのか、総務省による格安スマホ推進の動き、こちらにも注目したいと思っています。

 

ということで、今年もXperiaの新製品の情報はもちろん、Xperiaをとりまくさまざまな動き、もともとのこのブログ開設の目的である便利なアプリなど考察していきたいと思います。

本年もどうぞ宜しくお願いします。