XperiaにおけるAndroidアプリ考察

【arc】もし起動しなくなってしまったら…(文鎮化からの復活)

Xepria arcをroot化する目的。

いろんな意見あると思います。自分は単純にステータスバーをいろんなアイコンで彩りたくない、内蔵メモリ容量が少ないため必要最低限のアプリにとどめたいということもroot化する大きな理由の一つです。

Xepriaではやり尽くしてきたつもりでしたので、root化後直ぐにその手順をそのまま適用したところ呆気無く起動しなくなりました。
root取って時間にして5分で文鎮の出来上がりでした。。^^;

Xperia arcのroot前提カスタムを実施していく上で、突如その時は訪れます。
「嗚呼、、、やっちまった…orz」
となったとき、ぜひこの考察を思い出して実践してください。

 

 

root化考察でも書きましたが、文鎮化した状態でdocomoショップに持ち込んでも保証対象外のため、自腹修理(もしくは修理すら受け付けてもらえない)となるという完全自己責任の作業となります。

 

今回、自分が前回root化を詳しく考察しなかったのは理由があります。
もし後日root化して文鎮化したことがdocomo側にバレたときに、それが実は即日端末交換の大多数であった・・・なんてことになったとしたら、docomo側も今後は発売直後であっても「預かり修理」しかしてもらえなくなる可能性もあるんじゃないかと思いました。

本当に即日交換が必要な場合であっても受け付けてもらえないという自分で自分の首を締めることにもなりかねませんので、絶対にdocomoショップに持ち込むのはやめませんか?

そのかわり、この考察で文鎮化してしまったときの対応をきちんと考察させて頂きますので、root化前提のカスタムを実行される方は是非ともご一読頂き、ご自分で対応頂くようお願い致します。

 

Xperia時代からroot前提の考察をしてきた者として、せめて自分ができることをと考え、以下に考察します。冒頭の文書が非常に長く、また読みにくく申し訳ありません。

 

 

◆もし起動しなくなってしまったら◆

起動しなくなる、とはdocomoのロゴまでは表示されますが、その後最初に電源を入れた時に出るソニエリのロゴに戻り、起動アニメーションが流れた後にdocomoのロゴが出て、そのまま再びソニエリロゴに戻る、という一向にホーム画面が表示されない状態(起動ループ状態)に陥ることを言います。(いわゆる「文鎮化」)

この状態になってしまった場合、WindowsPCでSEUS(Sony Ericsson Update Service)という端末を初期化すること、及びアップデートをするためのソフトウェアを通じて工場出荷状態に戻すことができます。

アプリケーションや入力したデータでバックアップを取っていないアプリ、データは(Googleアカウントに紐付かないもの)「無かった事」になりますが、再びアプリをインストールすることで元に戻す事はできます。

ですのでもし起動しなくなってしまった場合は決してdocomoショップに持ち込まず、各自下記の手順で対処してください。
(ひとりひとりが注意することで気持ちよくdocomoショップと付き合えることを切に願ってます)

 

 

WindowsPCは必須ですが上記手順で工場出荷状態に誰でも戻す事ができます。

root前提のカスタムをやっていくと誰もが一度は通る道だと思います。現時点ではXperiaのようなxRecovery環境がないため、初期化後はTitanium Backupで一つずつ環境を復元していくしか策はないですが、一から設定するよりも確実にラクです。

またShareMyAppsという無料アプリでカスタム以前にインストールしていたアプリの一覧(Androidマーケットへのリンクが記載されている)を取っておくと後々リストア(復元)は楽になると思います。

 

◆別の方法◆
FlashToolを用いて実行する方法もあります。SO-01CのROMを準備したりとxda(全て英語)サイト等で情報を集めたりと一段とカスタムのハードルは上がりますので、安全確実なSEUSでまずは初期化を目指すことを推奨します。
(FlashToolの使い方は以前こちらで考察しています。海外ファームを入れてる場合はSEUSが使えないので必然的にFlashToolでの初期化となります)

 

 

冒頭にも書きましたが、万が一起動しなくなってしまっても、WindowsPCがあれば復活できる可能性は高いので、カスタムする前にSEUS環境を作っておくことを強く推奨します。