GingerBreadってすごく興味あるけどやっぱりxdaなり英語がネックだという方、常用するにはSPモードメールも使えないとなぁ…という方のために、ThJapという方(日本の方)が作成したROMがあります。
今回のソニエリ公式GingerBreadを日本での使用に特化したROMです。早速若干のチューニングも加えられていて、バッテリー100段階表示、絵文字対応、SPモードメール(もちろんプッシュ配信も)、ドコモ製端末としてマーケットでアプリがちゃんと探せる仕様(arc偽装)になっています。
更にROMのサイズが小さくなってます。ユーザが利用できる領域も増え、多くのアプリを入れておくことができるようになってます。このROMをさっそく導入してみました。
※作者さまには了解を頂いて考察しています。
※作者の方に導入環境を確認しました。xRecovery環境があれば大丈夫だそうですが、推奨環境はドコモROM(ベースバンド(BB52)→xRecoveryで新ROM導入→BB変更(FlashTool)がいいとの事です。
既にGingerBreadな方、【x10i】ドコモ版への戻し方(Android2.3.3→2.1ドコモ版へ)を参考に一旦ドコモに戻ったほうがいいかも。
◆準備するもの◆
- 【x10i】ドコモ版への戻し方(Android2.3.3→2.1ドコモ版へ) でドコモROMに戻る
- FlashTool環境(root化、xRecovery)
- GingerBread ROM
(ThGo2 v0.4.1.zip) 88.42MB*最新版はxdaのスレッドをご参照ください。変更履歴も日本語で書かれています。 - ftfファイルの準備 (X10i_3.0.1.G.0.75_only_kernel_baseband.7z)
(【x10】rooted GingerBread(Android2.3.3)化の作業手順(ドコモ保証対象外) の作業手順(事前準備)→【<事前>ftfファイルの準備】項目をご参照ください。)
◆導入方法◆
- xRecovery、Titanium Backupで現環境をバックアップ
- 一旦ドコモROMに戻る(【x10i】ドコモ版への戻し方(Android2.3.3→2.1ドコモ版へ) )
- FlashToolでroot化、xRecovery環境を作る
- xRecoveryインストール完了後、Xperiaが起動しているうちに、事前にダウンロードした「ThGo2 v0.4.1.zip」をSDカードに入れる
今回はインストールする形になるのでSDカード内ならどこでもOKです。
(自分はxRecoveryフォルダにOSごのとフォルダを作ってそこに入れています) - PCに繋がっているUSBケーブルを抜き、Xperiaの電源OFF→ON、音量(小)ボタンを数回長押しし、xRecoveryを起動
- wipeできるものすべて実施する
- Factory reset(full wipe)>Yes — delete all user data
- Wipe cache partition>Yes – Wpe Cache
- Advanced Option>Wipe Dalvik Cache>Yes – Wipe Dalvik Cache
- Advanced Option>Wipe Battery Stats>Yes – Wipe Battery Stats
- xRecovery>Install custom zip>Choose custom zip from sdcard>ThGo2 v0.4.1.zip>Yes – …
数分待つとインストール完了します。この状態で電池抜いてください。そして数分(最低30秒くらい)放置します。
(放置する理由:電池抜いて直ぐ入れると稀にそのまま起動してしまう場合があります。少し時間を置くと完全に電源が落ちた状態で起動し始めます) - FlashToolを起動、事前に作成したftfファイル(ファームウェア:X10i_3.0.1.G.0.75_only kernel_baseband.ftf)を選択し、電源が切れた状態のXperiaを「←」を押しながらPCに接続
- Flashが完了したらUSBケーブルを抜きXperiaの電源ボタンを押して起動させる。少し時間かかるかもです。
- 最初に言語設定聞かれますので最下部の日本語を選択し「NEXT」をタップするとホーム画面が現れます。無事成功です!
- 端末情報を確認します。
数時間で新しいバージョンに置き換わってます。書いている途中に0.2→0.4.1に変わってます。^^;
最新版はxdaのスレッドで確認・DLしてください。一度導入した後はxRecoveryで適用できますので。
見た目が結構変わってます。ロック画面、アカウントと同期の背景、日本語フォント(モトヤLマルベリ3等幅)、英字フォント(Ubuntu)、文字入力にChineseKeyboardがない、などなど。
◆常用できるかの確認◆
この作業を行うためにAPN設定、及びGoogleアカウントを登録しておいてください。(マーケットでアプリを落とすため)
xRecovery(GingerBread)版にも対応しているようですので、今後のカスタムファイルの適用など、柔軟性が高いと思います。
ぜひ使ってみてくださいね。
【xda developers】
[2.3ROM][31/07/2011]ThGo2 v0.4.1 [bravia 100% patch][change theme]