Xperia rayのdumpファイルから抜いた(?)POBox最新版がapk方式で公開されているようなので、rooted arcに入れてみました。(Xperia のGingerBreadにはPOBox4.3が入ってますが2.1環境で使えるかは未検証です。いずれにせよroot必須です)
◆準備するもの◆
- xdaの[2.3ROM][12/08/2011]ThGo2 v1.3.0 [Full FPS][change simple theme]スレッドの下の方に「* Japanese only *」とあり、そこにあるPOBox touch 4.3:apkファイルのリンクよりダウンロード
Root Explorer(などsystem領域を見られるアプリ)
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本作業はXperia arcが起動しなくなる可能性のある作業です。
root化はドコモの保証対象外となります。
更に得られた現象は各個人の責任において対応する必要があります。
本考察は私の環境での成功例であり、誰もが同じ結果となる保証はありません。
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◆Xperia arc側の事前準備◆
- POBox4.3はお勝手アプリ扱いになるので、以下の設定が必要です。
「menu」>設定>アプリケーション>提供不明元のアプリにチェック - チェック入れると下記のような確認画面が出ますので「はい」を選択
- チェックが入ったのを確認して設定完了
- JapaneseIME4.3.apkをSDカードの任意の場所にコピー
◆実作業◆
手順1~2は失敗例です。(非rootな方がやってみるとこうなる、という事例です)
- アストロなどでSDカードに入れたJapaneseIME4.3.apkをタップ>アプリケーションマネージャーを開く
- 予想通り現状の4.1をアンインストールする必要がある、とのことです。
が、system配下のapkは経験上アンインストールできません。なのでやっぱりroot必須っぽいです。アンインストールボタンを押すと・・・
という具合にアンインストールすらできません。なのでroot化したarcでのみ導入ができます。 - 通常のやり方では入らないのでRootExploreを使ってJapaneseIME4.3.apkをsystemに置き、パーミッションを変更します。
(以前宣言したとおり、arcのroot関連は詳細には記載しません。ご了承ください。) - SDにカードの任意の場所からsystem\appにファイルコピー
- パーミッションを644(rw-r–r–)に
- reboot
◆POBox4.3の機能◆
- POBox3.0のときのようにフリック入力時に「あ」の周りに英数記号が小さく表示されるようになります。POBox4.0-4.1でもフリック入力状態で英数字を入力することは可能でしたが、キーを覚えていなきゃいけない仕様でした。
4.3になることで単語など少量の英数字は非常に入力しやすくなりました。 - 英数字モード、こちらも文字あAa12を長押しすると入力モードが選択できますが、大きめのキーボードのアイコンを選択すると画像のように英数字が1つの画面で入力できるようになります。
今までQWERTYでは数字を入力することができず、入力モードを切り替えながら文字入力していたのが非常にラクになりますね。 - ドコモ絵文字、記号入力、ascii顔文字も選択画面が大きくなって目的のものが探しやすくなりました!!
- 今回の目玉、音声入力です。マイクボタンをタップすると、、、
この状態で(滑舌よく)Xperiaに向かってしゃべってみると、、、
とこんな感じ。簡単なメールなら音声入力で行けそうですね♪
今回のXperia ray発売でその他にホームアプリの進化(テーマが設定できるようになった)、xLoudなど新機能もarc、acroにも展開される日が来るのでしょうか。もう少し様子を伺っていきたいと思っています。
【tips:Xperia arcをPCに接続するやり方1】
- XperiaとPCをUSBケーブルで接続
- ステータスバーを引き下ろし、「ファイル転送モードを選択中」をタップ
- 「本体のメモリーカードに接続」をタップ、SDカードの接続解除の画面が出て、PCに「PHONE CARD」という外部ストレージとして開きます。
- 閉じるときはケーブルを抜く、もしくはステータスバーを引き下ろし、「本体のメモリーカードが接続されました」をタップ、接続解除する。
【tips:Xperia arcをPCに接続するやり方2】
DropBoxアプリを利用する。コレ非常に便利!(考察済み)