10/5にITmedia社主催のイベント【「MOTOROLA PHOTON」タッチ
MOTOROLA PHOTON™ ISW11Mは10/7(金)にauより発売されるモデルです。
ブロガーイベントは今回が3回目。最初はGalaxy SとTab、2回目はXperia arc、そして今回はPHOTONです。毎回参加させて頂いているにも関わらずgdgdなことしか書けてなくて恥ずかしい思いをしてる現実、、、
今回はMotorola様のご厚意で2週間のPHOTONのレンタル使用もできることになりましたので、実際に使ってみた感想も踏まえ、しっかり書きたいと思ってます(ホント?w)
目次
今回のエントリーの目的
御存知の通り、私は真性Xperian(勝手な造語)です。そんな私の見たかったこと、それは
- PHOTONの外観、特長的な機能は
- Xperia Duo(仮称)でも採用されると思われる高解像度(qHD:960×540)がどんなもんか
- ガラスマ(国産メーカー製スマートフォン)機とグロスマ(海外メーカーの日本参入モデル)機の違い
- POBoxに慣れ親しんだ自分に他機種の日本語IMEが使えるか
- カメラ、マルティメディア関係の使い勝手や性能
という観点で見てきました。いわゆるブロガーさんが公開されるブログとはちょっと(だいぶ)視点が違いますことご了承下さい。m(__)m
MOTOROLA PHOTON™ ISW11Mとは
いきなりの比較だと、コイツ(PHOTON)が何モノなのか分からないので、簡単にまとめてみます。
Motorola Photonはauから発売するWiMAX対応のAndroidスマートフォンです。デュアルコア(1GHz)、qHDの液晶、テザリングという全部入りなスマホです。
HDMI端子と専用ドックを経由してゲームや後述しますPCとの連携、PCの替わりににも十分なり得るという非常に高性能、高機能なモデルです。詳細はauのホームページをご覧ください(をい!w)。
ということで以下、Xperianから見たPHOTONについて考察していきたいと思います。
PHOTONの外観・特長的な機能など
<外観は?>
最初に目に入るのは「MOTOROLA」のロゴ、背面には「M」のマークも。このマーク、かっこいいですよね。
裏側はマットな感じで、非常に持ちやすいです。ガラスマは妙に軽くてオモチャっぽいので個人的にはキライなのですが、しっかりとした重量感がありながらも、長時間持っていても疲れない、そんな端末です。
今回、DesireHDを久しぶりに出動させましたけども、体感ではacroよりDHDのほうが近い(けどPHOTONより重い)感じでした。実際にはPHOTONの171gに対し、DHDは164g、acroは135gとなっていて、DHDより重いのにかかわらず重量配分がいいのか、PHOTONのほうが重かったのは意外でした。
裏側にはEVOにもありましたスタンド(?)があって、スタンドを立てると自動的に横画面表示になります。(設定で変更可能)
しかし、、、スタンドを立てたときにmicroUSBの口が下側に行きます。別売りのHDステーションを繋ぐ前提になっているため、HDステーション無い状態で充電しながら動画を見たりすることは実質的にNGになります。
なので8,000円とちょっと高い気もしますが、PHOTONを最大限活用するために、HDステーション(HDMIケーブル、リモコン付き、USBコネクタx3)は購入したほうが良さそうです。HDステーションはこんなシロモノです。
(子供の前歯、みそっ歯みたいww 左がmicroUSB、右がHDMIコネクタ)
ついでなので、このPHOTONが(・∀・)イイ!!と思ったのはこのHDステーションに接続した時の機能:Webtop機能です。
<Webtop>
HDステーションを経由してHDMIケーブルで繋がるテレビやパソコンでこのPHOTONをまるでPCのように使えるんです。Xperiaでも同じようなことできますが、WebtopはLinux系の専用OS上でAndroidを動かすことができます。ただ画面を表示させるだけではなく、まったく別の製品を使っているような感覚になりました。
左側はPHOTONの画面、右側(ブラウザが開いてますが)が専用画面です。専用画面ではTV側から音声が出ますが、画像のように着信も受けることができます。(着信はPHOTON側からスピーカーホンになります)
なお、電話をしながらネットをするにはWiMAXが必須とのこと。(3G回線では両方同時利用は不可とのこと。CDMAの制限みたい??)
HDステーション経由で大画面でゲームを楽しむことも出来ます。(これはXperia arc・acroでもできたよな。。)
<PCとの連携>
iTunesを意識したのかしないのか、AndroidではDoubleTwist的なMML:Motorola Media Linkの機能の紹介もありました。
画像や音楽(DRM保護されたファイルは除く)など、HDステーションにステーションに接続するだけで同期してくれるアプリケーションです。
<MOTOBLUR>
これはソニエリのTimescapeと同じような機能だなと思って半分聞き流しちゃいましたw
KDDIの田中社長がこの機能、大のお気に入り♪なんて言ってましたが、IS11SにもTimescape載ってますが、それを使ってみて比較した結果でおっしゃられてるんですよねww
高解像度(qHD:960×540)がどんなもんか
パッと見はあまり差を感じられません。が、ブラウザでサイトを表示させた時の見え方が全然違います。下記はITmediaサイトを開いた時の見え方の違いです。(ページを全体表示で開く、にして比較しています)
これじゃ分かりませんねw
左がPHOTON、右がXperia acroです。PHOTONは1画面表示させても字は非常に小さいですが一応読めますがacroはムリでした。
手元にあるのでスクリーンショットをば。(左がPHOTON、右はacro)
こうやって並べると差はないように見えますが、実際に見てみると結構な差があります。
ちなみにDHDもXperiaも使っていたddms環境、PHOTONはそのままでは認識してくれず、Motorola ADB InterfaceとしてPCで認識させる必要がありました。ここからMotorola ADB Interface Driverをダウンロードし、PCのデバイスマネージャで認識させました。
当たり前かもしれませんが、ddmsでキャプチャする画面もqHDに合わせて表示がデカくなるんですね。
来春にはXperiaでもこうなるんだと思うと胸熱!w
ガラスマとグロスマの違い
といってもガラスマはXperia acroしか持ってないので、正確には評価できてないですが、、^^;
ガラスマはAndroidスマホの裾野を広げる意味で、ユーザライクにメーカー固有のカスタムがなされた状態で販売されてるという認識です。対するグロスマ(グローバルスマートフォン)は基本部分はAndroidOS標準な見栄えになっているようで、このPHOTONもロック解除も(たぶん)OSデフォ、ステータスバーの各種切り替えスイッチなど存在しません。潔い!w
その代わり、OSのアップデートには追従しやすくなっていると思います。PHOTONはAndroid2.3.4が搭載されてますが、2.3.5や2.3.6とかにもアップデートしていけるのではないでしょうか。
日本語入力について
自分がXperianな理由の一つ、POBox。PHOTONにはiWnn IMEというオムロンソフトウェア(株)製の日本語IMEが搭載されています。
POBoxと同じようにフリック入力やフルキーボードも選択できますが、やはり慣れていないせいか、打ちにくい。変換候補の表示領域もPOBoxに比べると2行分しか表示されないですし、ジョジョ打ちという一文字打って「→」を押し続けると同じ文字が続けて打てる機能が無かったりと、個人的にちょっと残念な感じ。サザエさんやウルトラマンというのもマジメに変換してくれます。(中央と右のはXperiaです)
しかしモード変換は細かく設定できたりするので、チューニング次第では使いやすくなるかもしれません。
日本語入力はPOBox使いでよかった♪という結果に。
カメラなどマルチメディア関係
今日一日持ち歩いてみました。仕事の途中で立ち寄ったところで写真の撮り比べ。もっといろんなパターンを撮影すべきなのですが、すみませんこれ1枚だけでして。。^^;
各端末ごとに色味が違ったりしてますが、実際の見た感じではPHOTONが一番合ってるかな。X10iは票外、rayはちょっと明るすぎ、acroは色飛びしてますね。
もうちょっと撮影モードを変えながら撮影してみたいと思います。(せっかくお借りしたので)
マルチメディア関連はwebtop項でざっと説明させてもらいましたので割愛。動画はまだ撮影してません。
自分撮りするとき、こんな感じ。
今日一日使ってみた感想
昨夜寝る前に充電を済ませ、通勤途中にGoogleアカウント設定→いつも使っているアプリをダウンロード→設定したりといつもと同じように使ってみました。
<文字の滲み>
一番気になったのは画面の見え方です。ブロガーイベントに参加させて頂き、PHOTONをお借りしている身ではあるのであまり否定的なこと言ったらイカンのかもしれませんが、改めてXperia acroの液晶の見やすさを実感する結果となってしまいました。
白い背景で黒い文字が滲んで見えてしまうんです。黒背景で白文字だとそんなに目立たないのですが、twiccaを白背景で文字小で使っている自分にはacroのほうがくっきりはっきり表示されているように見えてしまいました。
<ストラップホールがない>
常用する端末にはすべてハンドリンカー付けてますが、PHOTONにはストラップホールがない。重量感があるのでそうそう落とすことはないかもしれませんが、やはり落としてしまわないか非常に心配でした。(借り物ですし)
<電池の持ち>
途中で気づいてBatteryMIX入れて監視してみました。使ってる時はガンガン減る感じ。しかしこんだけ階段状なのも珍しい、というか10%刻みでしか表示してくれない。。。
気がつくと50%→一気に40%になってたりして焦りました。けどなぜか15%、5%は表示してくれて、、、
充電するときもグラフの通り階段状になってます。
正直、電池の持ちはよ良くも悪くもないと思います。EVOははじめから予備が1つ付いてる、というのに比べて電池は格段に持つよ!というお話でしたが、Xperia acroを同じように通勤途中使い続け、会社に着くとほぼ同じ70%です。なので、充電の手間はあまり変わらないんじゃないかと思います。
余談になりますが、PHOTONの裏蓋、外すのコワイです。ペラペラなのでものすごく反りますw イベントの最中、周りのブロガーの方たちと盛り上がりました。
ちなみに電池の容量は1650mAです。デカい!
<ボタンの位置と数>
手持ちのXperiaは3つボタン、検索ボタン付きは初めて使います。意外と便利だな、って思いました。確かアプリによってはこの検索ボタンに機能を割り当てられるのにXperiaはできないというので歯がゆい思いをしたことがあった記憶がありますが、何のアプリか忘れましたw
また、Xperia arc以降、Xperiaはmenuボタンと戻るボタンが入れ替わりました。PHOTONは右側がmenuボタンとなっていてX10i仕様です。なかなか戸惑ってしまいます^^;
まとめ:ブロガーイベントに参加して
今回は製品紹介にとどまらず、「ノマドワーク」という事務所に篭らないで自宅でもカフェでもネットさえ繋がっていれば仕事できるよ!ということを実践されているジャーナリストの松村太郎氏の講演もあり、これからのスマートフォン活用の方向性を表してくれていたと思います。もっと多くの方にぜひ見て、聞いて欲しいな、と。
このような機会を与えて下さいましたモトローラ・モビリティ・ジャパン様、ITmedia +D Mobile編集部様に御礼申し上げます。(あまりご期待される内容でないかもしれませんこと、お詫び申し上げます。)
▼MOTOROLA PHOTON INDEX – ITmedia +D モバイル
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/special/photon/ls111004.html
▼MOTOROLA PHOTON INDEX - ITmedia +D モバイル http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/special/photon/ls111004.html