今更感もありありですが、3/28に突如発表されたXperia5製品へのアップデート。
<対象機種>
- Xperia (SO-01B)
- Xperia arc (SO-01C)
- Xperia acro (SO-02C)
- Xperia ray (SO-03C)
- Xperia PLAY (SO-01D)
<不具合内容>
- 海外の一部地域において、まれに正常に通信できない場合がある。
- 電源起動時、まれにドコモUIMカード(SIMカード)を認識しない場合がある。
- IC通信を実施するアプリにてデータ送信時、まれに通信エラーとなる場合がある。
※機種ごとに一部異なりますが概ねこの3つもしくは2つが該当。
※OTAは端末によって開始時期が異なります。(PC Companionでの更新となっていますが、従来のSEUSでもアップデート可能です)
(画像のように「最新の状態です」と言われます)
詳細は公式発表をご確認下さい。
なお、rooted端末に関してはアップデートするとroot権限がなくなり、今回のアップデートでrootが塞がれ、再取得ができませんのでご注意下さい。
今回はもしやっちゃった場合のリカバリ策を簡単にまとめておきます。(内容も簡単なので)
◆今回のアップデートをしてしまった場合◆
簡単にいえばFlashToolで手持ちのftfファイルを焼き直すだけです。手持ちがない場合、もう探すしかありませんが、いくつか見つけましたのでご参考までに。(ちゃんと使えるかは未検証です。。)
- SO-01B (2.0.1.B.0.19) : http://www.mediafire.com/download.php?p66ux6c7ye0aeu7
- SO-01C (4.0.1.C.1.9) : http://www.wupload.jp/file/1989110842/SO-01C_4.0.1.C.1.9_docomo.ftf
- SO-02C(4.0.1.C.1.9) : http://www.mediafire.com/download.php?q3s6dg6fcf8p40u
- SO-03C(4.0.D.2.61) : http://www.wupload.jp/file/1500888941/1500888941?start=1
- SO-01D(4.0.1.C.0.86) : 見つけられず。。m(__)m
◆FlashToolを使う場合の注意点◆
- FlashToolを使う際、Userdataのチェックを外すことを忘れないようにすること。(システムの初期化はするけど自分で入れたアプリや設定情報、データは消さない)
- link2sdなど使って仮想system領域にアプリを移している方、systemデータが復元するので、データが溢れる(焼き失敗)可能性があるかもです。(未検証)
なのでアップデート前の状態に一旦完全初期化し、root取得⇒CWM⇒環境構築⇒データ戻しをしたほうが確実かもしれません。
自分も真っ先にアプデートせず、ネットで情報収集して「やっぱりroot塞がれたんだ」と思ってアップデートせず今に至りますw
話は変わりますが、ちょうどこの考察書いているときに「Sony Xperia Product Blog」にて2011年XperiaのICSアップデートに関する「The van’s around the corner: Android 4.0 Ice Cream Sandwich software upgrade coming to 2011 Xperia smartphones starting from mid-April」というエントリーが公開されました。
2012年4月中旬からXperia arc S、Xperia neo Vを皮切りに順次アップデートされていく、ということです。
ドコモ版は「検討中」ということですが、上記FlashToolを用いれば、早ければゴールデンウィークにはarc・rayあたりはICSな海外ROMが焼けるかもしれないので、まだFlashToolの使い方を知らない方は今から使い方知っておいたほうがいいかもしれませんね。