Android界の最大勢力(?)なカスタムROMという認識ですw(間違ってそうなので、wikiで確認してみてください)
XperiaでもFroyo(Android2.2)の頃からありまして、当時(といってもちょうど昨年のGW)はCM6.1.3 V006の導入考察もしております。Xperia arcやacroでだいぶ流行りました通知領域のトグルスイッチや再起動オプションはこのCyanogenModが元祖だったと記憶しています。
今回、Xperia(SO-01B)でGB版のCM7.2をThJapさんが公開されました。CM7.2はXperia arcのカスタムROMとしてはおなじみかもですが、SO-01Bでも快適に使えるようチューニングし、カーネルもオリジナルにしてPOBox5.0対応、日本語フォント入りと、より快適にCM7.2が使えるようになったわけです。パチパチ。
※CM7.2導入にはBootloader Unlockが前提となります。
◆準備するもの◆
- Bootloader UnlockされたXperia
- FlashTool(CWM入りkernelを焼くため)
- ThGoCMのROM
⇒ 作者様サイトで確認してください。(考察時点では6.0aですがバージョンアップされるかも)
◆導入方法◆
導入作業前に必ずxRecoveryで環境のバックアップをしてください。またこのROMを入れるとxRecoveryのデータは戻せませんので、Titanium Backupでのバックアップを取っておくことをおすすめします。
ROM変わるのでデータは各種Wipe推奨です。またダウンロードしたzipファイルは事前にSDカードにコピーしておくこと。(後でもできますが忘れないうちに・・・)
- ダウンロードしたThGoCM_v6.0a.zipを7-zipで開き、kernel.sinだけを抜き出す。
kernel.sin(右クリック)>コピー>(任意の場所を選択) - FlashToolにてkernel.sinのみをDecrypt Filesしてftfファイルを生成
(device名などはお好みで)
これはSO-01BでCWMを起動させるためだけに必要なものです。よってこれを焼いてもブートループを繰り返すだけです。 - 生成されたftfファイルをFlashToolで焼く
- 完了したらXperiaの電源をON。DroidGirlのブートロゴが出ますので、「←(戻る)」ボタンをゆっくりと数回長押し、LEDが紫っぽく光ってCWM(ClockWorkMod)が起動。(xRecoveryとほぼ変わらないメニュー体系です、というかCWMが元祖ですw)
- 各種wipeを実行。dalvik cacheも忘れずに(advancedにあります)
- 事前にSDカードにコピーしたThGoCM_v6.0a.zipを次の手順で導入。
install zip from sdcard>choose zip from sdcard>格納フォルダ>ThGoCM_v6.0a.zip - インストールはほんの数分で完了。終わったらreboot phoneでXperia起動。
- Droid Girlのブートロゴの後、CyanogenModのロゴが出ます
- Google Appsが入ってないので起動して少し落ち着いたらもう一つDLしたgapps-gb-20120419-signed.zipをCWMでインストール
- Reboot Phoneしたら完了です。
これで導入は完了です。あとはCyanogenMod独自の設定や動作など、確認してみてください。(ddmsで画面キャプチャが動かない…)
とりあえずカメラは起動しました。wi-fiもOKです。電池の持ちは・・・未検証。またxRecoveryで事前にとったバックアップは戻せませんのでTitanium Backupで戻すしかなさそうです。。
CM7.2はGingerBreadベースのカスタムROMですが、CM9.xというICSのベースのCMもあります。ぜひXperia(SO-01B)にもCM9.xを載せてやりたい、、、ただただ、望むばかり。。。