ちょっと忙しかった数日中にXperia acro HDのroot化ができるようになってて驚き、もうすぐICSだよな、と思いつつせっかくなのでやってみました。
詳細な手順既に公開されてます。結構リスク高いらしいので、心して取り組む必要がありそうです。(自分で作業しながら考察してますので、これ書いてる時点ではまだどうなるか不明というww)
毎度のお約束ですが、root化はドコモ保証対象外です。本作業で不具合でたとしても絶対にドコモショップに持ち込まないように。また、本作業で得られる効果はすべての端末で得られるとは限りません。一つでも手順間違えると別の結果になることを十分ご留意いただきたく。
※rooted手順はArrows Tab LTE (F-01D) メモさんのrooting toolkit for XPERIA acro HD (ver1.0.1) KDDI IS12S / docomo SO-03D 両対応版を参考にしています。
◆事前準備◆
ココに書いた以外に「躓いて転んでも泣かない」ことが一番大切かもですw
- 今回のroot化手順は端末初期化を伴います。acro HDの特徴でもありますおサイフケータイのデータ、ポイントカード、モバイルSuicaなどのデータは必ず退避してから作業進めて下さい。
(自分だけかもですが、SD領域に保存された画像などすべて消えました。。。なので必ずPCでSD領域のバックアップをしてから作業をすすめること!)⇒スミマセン、残ってました。が、念には念を入れて。 - 電池残量は限りなく100%にしてから作業を進めて下さい。(と先人からのアドバイスありです)
- SPモードメールなど、端末にデータを残すアプリのデータのバックアップをお忘れなく!
◆Xperia側の準備◆
しつこいですが、データバックアップを忘れずに!
- 「提供元不明アプリ」が使えるようにする
- 「USBデバッグ」を有効に、「スリープモードにしない」にチェック
- 「バックライト消灯」の時間を30分にする
- ライブ壁紙を使ってたら通常の壁紙に変更(なんでもOK)
- SO-03Dのみ何かしらのホームアプリが途中で必要になるようです。
◆PC側準備◆
このroot化はXperia SのROM焼きしたりもしますのでWindowsPCは必須です。それ以外に下記の各種ファイルが必要です。
あ、もちろんAndroid SDK環境は必須です。
【Root化ツール】
- rooting toolkit for XPERIA acro HD KDDI IS12S / docomo SO-03D (ver1.0.1)
http://www.mediafire.com/?l4348umyje8f8bm解凍後、必要なファイルは各自収集する。
Root_Unroot_Sony_1.5とかのroot化ツールに入ってることが多いのでそこからまとめて取得するとラクかも
【Flashtool】
Flashtoolホームページより最新(0.8.6)をダウンロードし環境構築
http://androxyde.github.com/Flashtool/
【ftfファイル】
- Xperia S LT26i <ICS>(Generic CH(1257-3740))
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1723610
ファイル名:LT26_6.1.A.0.452_Generic_CH_1257-3740_.ftf
→ダウンローに時間かかるのでXPERIA BLOGの335MB rarファイルのほうが早いかも - Xperia acro (SO-03D:6.0.A.5.12 ・IS12S:6.0.D.0.274)のftfファイル
自作する!
ここまで揃えられたら実行です。
端末初期化を伴います。以降の作業でデータは戻せませんので、十分ご理解の上進めて下さい。
◆導入手順◆
基本的にrooting toolkit for XPERIA acro HD (ver1.0.1) KDDI IS12S / docomo SO-03D 両対応版に書かれていることを「忠実に」実行あるのみです。
- ※SO-03Dのみ 何かしらのホームアプリ(ソニエリホーム、ドコモホーム以外のホームアプリ)をインストール
「Lightning launcherをPlayストアからインストールする。」とありましたのでそのまま従ってみます。 - Xperia acro HDをPCと接続、rooting toolkitのstep1.batを実行
画面のようになったらenterなど押してコマンドプロンプトを閉じ、USBケーブルを抜いてXperia acro HDの電源OFF - FlashtoolでLT26iのftfを焼く
この時に画面のように- Wipe:3つともチェック外す
- Exclude:Exclude partitionにチェック(しないとFlashtoolでエラー吐き、端末起動しなくなります。)
- Misc:No final verificationのチェック入れる
OK>画面の指示に従ってUSB接続を促されたら音量(小)を押しながらUSBケーブルを接続、焼き終わったらFlashtoolを終了
- ※SO-03Dのみ
Xperia acro HDの電源ON、SO-03Dの場合は起動した直後にホームアプリを※Lightning launcherに切り替えること。acore暴走で操作不能になる事の対策なので必須とのこと。
(自分の端末は勝手に再起動しなかった。。。) - 端末が落ち着いたらUSBケーブルでPCと接続、step2.batを実行、完了したらXperia acro HDの電源OFF
(スクリーンショット撮り忘れた。。) - Flashtoolを起動、Xperia acro HDのftfを焼く。焼けたらFlashtoolを終了。
この時、画面のように- Exclude partition
- No final verification
- ※SO-03Dのみ
起動直後、再起動するまでの間にホームアプリを素早くLightning launcherに切り替える。
ソニエリロゴ⇒防水の説明⇒ホームアプリ選択⇒ドコモ設定⇒完了⇒ホームアプリ選択でLightning launcherを選択。 - 画面が落ち着くまで待つ。待つ。途中エラーメッセージ出ても消す。消す。消す。(たぶんずっと消えない気がする・・)
この間に以下の設定を(念のため)入れておく。- 設定>アプリケーション>開発>USBデバッグ、(「スリープモードにしない」にはチェック入ってる)
- 設定>画面設定>バックライト消灯>30分
- PCと接続し、step3.batを実行。コマンドプロンプトの画面は自動で消えてしまう??
画面が消灯しないようにこまめに画面を触っておく(念のため)※上記でバックライト消灯まで30分と設定したので画面は消えないはずですが、、 - 続いてstep4.batを実行。実行完了後、プロンプト画面は開いたままですがキャプチャ忘れ。。
- そのままsuとbusybox入れるためのstep5.batを実行。こちらもキャプチャ忘れ。
- USBケーブルを抜き、Xperia acro HDの電源OFF
- FlashtoolでXperia acro HDのftfを焼く
Wipe、Exclude、Miscのすべてにチェックを入れてOK
あとは通常通り起動してみます。アプリ一覧を見る限り、rootedであることは分からないです。なのでadbでrebootしてみると、ちゃんとsu通ってrebootしてくれました!パチパチ
あとはSuperuser入れてちゃんと管理するようにしましょう。(Super SUでもOK)
ちなみにTitanium Backupだってちゃんと使えます♪
・・・やってみてあとで気が付きましたが、SD領域のデータも初期化されます。なので撮影した画像なんかも全て消えてました。(自分だけ??) ⇒見間違えです。データ残ってました。。
画像はDropboxへ、必要なデータはdropsyncで同期してたので、たぶん問題ないです。
◆まとめ◆
今回のは完全文鎮があり得るらしいということでいつも以上に作業は慎重に行いました。
step1.bat実行後のLT26iのftf焼くときにつまずいてしまって、Exclude partitionにチェック入れずに何度もビックリマークを出してしまいました。ちゃんと先人のエントリーを読んでいれば回避できたのに、、ということで、これから実行される方は、一言一句しっかりと確認し、作業進めて下さい。
今回は本気で文鎮作ることになってしまうかもしれませんので。
Superuserなどが入らない状態で作業完了するため、adbでrebootするまでホントにrootedになってるのかが分からないところが結構楽しかったですw