Xperia AXのグローバル版Xperia VにもAndroid4.1(Jerry Bean 通称「JB」)がやってきました!
端末でのアップデート通知はなく、SUS(もしくはPC Companion)で確認したところアップデート通知が。root無くなるのも気にせず、Xperia Zの予習を兼ねてアップデートしてみました。w
Xperia AX・GXもJB版に向けて着々と準備「は」進んでいるようですので今後の楽しみでもあります。
参考:JellyBean版「docomo Xperia AX SO-01E」がBluetooth認証を通過|リンゲルブルーメン
Android 4.1版のSony Xperia GX SO-04DがBluetooth認証通過|Blog of mobile ~最新ケータイ情報~
JB版で変わったところ(気づいたところ)
まだ使用時間が短いため全てを把握してるわけじゃないですが気づいた点をまとめます。
- システム情報
まず端末を触るときココ見る人、たぶんこの考察をご覧の方共通の行動だと思いますがw
ビルド番号は9.1.A.0.490です。
ftf作成したので宜しければ。。。 - 日本語入力システム
個人的に一番気になっていたので真っ先に確認しましたPOBox touch。JBからはPOBox touch 5.4に進化しました!あのサイズ変更できるってバージョンです。Xperia GXへの移植はうまくできましたがXperia VとAXではどうしてもうまくいかなかったので、このJB化は大歓迎!(といってもXperia Vの大きさ的に入力フィールドのサイズを変更する必要はなかったりしますがw)Xperia Tablet ZにはPOBox touch 6.0が搭載されて、漢字の手書き入力がサポートされますので、Tablet Z登場時にぜひともPOBoxのアップデートをしてもらいたいものです。(5.4は従来通り、手書き入力はひらがな、英字、数字及び一部の記号のみ)
- フォント
お気づきかと思いますが、JBからグローバルモデルでも中華フォントではなくなりました。ご存じの方も多いかと思いますが、 Root Exploreはrootedでなくてもシステム領域のファイルを閲覧、SDへファイルをコピーできます。system\fontにモトヤマルベリがはじめから入っているため、グローバル版でも違和感なく使えるようになっています。 - ロックスクリーン
既にXperia Zのデモ機やリーク版をXperia GXなどでも利用してる方もいると思いますが例の草原の画像を下から上にスワイプしてロック解除するようになりました。(全く同じ)左→右にスライドすると音楽プレーヤー(Google Musicの指定も可)が、右→左にスライドするとカメラ(クイック起動)が使えます。
- ホームスクリーン
こちらもXperia Zのまんまです。解像度がHDなだけで大きな変化は認められませんでした。空白部分を長押しすると出てくるメニューもまんまXperia Zです。Xperia Zですのホームアプリリーク版ではこの壁紙のところがICS盤のものになっていましたね。(テーマファイルがapk提供だったため、反映されていなかったようです)
テーマファイルはこのようにBlackTheme.apkで提供されます。
- Google検索(Google Now)
Google検索ウィジェット、こちらはJBからの新機能「Google Now」です。Google Nowの説明はこちらをご確認ください。
ICS移植版を以前GXに入れてましたがちょっと動作が不安定で「こんなもんかー」と思ってましたが正式版はちゃんと動きましたw - ホームボタン長押し
家のアイコンを長押しするとGoogleのでっかいアイコンが表示され、Google Nowが起動するようになりました。
これあるならGoogle検索ウィジェットは要らない気がするのですが・・・ - スモールアプリ
こちらもXperia ZやXperia Tablet Zと同じアイコンになりました。機能的にはICS版と変わらないはず。追加できるスモールアプリも従来通りっぽいです。(だいぶ増えましたね) - 通知領域とトグルスイッチ
通知領域は日付部分が青文字になりました。Xperia Zと同じです。
#天気やCPU状態などはアプリの機能なので標準ではありません。 WeatherNowと Widgetsoidです。
トグルスイッチXperia Z(SO-02E)やXperia AXとも元々違っていて進化してないと思います。(すぐSystemUI変更してしまってるので元の状態をよく覚えていないというw) - 電源長押しメニュー
こちらはICSと同様の構成。rootedなmodで再起動やCWMへの再起動が見慣れてるので非常にシンプルに感じますw
なおブートアニメーションもXperia Z(のリーク版)と同じです。グローバルなのでdocomoとか動くNEXTは出ませんw - カメラ機能
こちらはXperia Zのカメラ機能のうち、モードレスUIは実装されています。
モードレスUIとは、動画撮影中に静止画も撮れるという機能です。(画像はブロガーイベントより)
プレミアムおまかせオート機能は健在ですが、Xperia Zのように36シーンを認識するか?といえばここは(たぶん)進化してないっぽいです。(どうやったら確認できます?) - 電話アプリ
これ、どうしてこうなっちゃったんでしょ。黒背景から白背景へ。まるでドコモの電話帳じゃないすかwww 元に戻したい・・・ - 設定メニュー
大きくは変わっていませんが、アカウント設定が設定メニュー直下にアカウント一覧が表示されるようになりました。 - ファイルの並び順
今までは英数字→日本語という並び順でしたが、JBからは数字→日本語→英字という並び順になりました。ICSとJBの両方を使うとこの並び順の違いに戸惑うこと請け合い。でもOS仕様みたいなので慣れるしか無いんでしょうね。 - インテント機能
AndroidがiOSに絶対に負けることがない!と言っても過言ではないインテント機能(簡単にいえば「共有」機能)というアプリからアプリへデータを引き渡せる機能です。iOSでは事前にアプリに組み込まれた連携アプリは固定です。Androidはインストールするアプリによって可変するところが個人的にAndroidから離れられない理由の一つでもあったりします。そんなことはどうでもいいですねwインテント機能はJBで見た目が変わりました。場所取るのでスクロール操作が必要になる場合もあるのでICS版のほうが使い勝手がいいかもしれないです。(左:JB、右:ICS)
- Timescape
コメント頂いて確認し忘れたことに気づきましたw Xperia ZではSociallifeというサービス(アプリ)に取って代わられてしまいましたTimescapeはICS→JBになったXperiaでは現役でしたw - アイコンの変更
メッセージアプリのアイコンが変更されていますね。(コメントで教えていただいた)
機能に変更はないと思います。(使ってないので実はよく知らないw)
動作に関し
※まずJBなXperiaを体験、常用してみたく初期化せずOSのみアップデートしました。なので動作に関してはあまり参考にならないかもです。
ICSからJBになることで動作がなめらか、スムーズになるとアナウンスされています。正直、体感できたか?と言われればビミョーな感じです。もともとカクカクじゃなかったですし、何の不満もありませんでしたし。
強いて言うならば、ステータスバーを下ろすときの動作、ロックスクリーン解除のアニメーションはICSよりもなめらかになった、特にステータスバーを下ろすときの動作は明らかにヌメッとした滑らかさは体感できると思います。だから何!というレベルかもですがw
今の時点でICSからJBで変わったと思う点をまとめてみました。今週末のXperia Zを手にした時に「あっ、変わった!」と皆さん思うポイントだと思いますので参考になれば幸いです。
(2013.2.7追記:ちょっと気になった不具合?)
JBからアプリキルされるOSのロジックが変更になったのか、今までアプリ使用履歴からアプリを起動すると使用していた状態に戻っていたところ、アプリ起動初期画面に戻っていることもありました。(例:Tuboroidで掲示板見てて一旦ホームに戻り、履歴から起動すると板一覧に戻っていた)
またSwipepadが起動しない(ステータスバーにアイコン表示されてても起動しない)ときがあります。アプリドロワ開いたりして再度Swipepad起動させようとするとちゃんと動いたりと動作が不安定です。コレないと非常に厳しいのですが、いつか改善される(もしくは使い方のコツが掴める)ことを祈って・・・
・・・AXの不具合アップデートの方法(【AX】root維持しつつファームバージョンアップする方法)でやった手順でなんとかJBでもroot維持できるか試してみたりしたいと思ってますが。。おいおいやってみたいと思ってます。