これまで4回にわたりレビューしてきましたXperia Z Ultra。今までは使い勝手を中心にまとめて来ました。今回はXperia Z Ultra本体の機能や設定など従来Xperiaとの差を中心に確認していきたいと思います。
…一見細かくてどうでもいいことばかりですが。。
システム情報
おなじみの設定>端末情報から。
今回お借りしているのはC6802という3Gモデルで、ビルド番号は14.1.B.0.461です。既にアップデートがあって最新は14.1.B.0.471になってます。
どうもC6802は現段階では本来のXperia Z Ultraではないようです。そう思っているのは以下の2点です。
- アプリドロワを開くアイコンが従来版
SONY MOBILEの公式動画に映っているこのアイコンはこれです。
- モバイルブラビアエンジン2の表記
Xperia Z Ultraにはトリミナルス液晶+X-Realityエンジンを売りにしていますが、このC6802はX-Realityではなくモバイルブラビアエンジン2の設定となっています。
この2点からC6802はまだ発展途上であり、本来の姿ではないのかもしれません。。9月に予定されているLTE版の出荷と同時に大幅アップグレードするのでしょうか。(X-Realityエンジンってアップグレードでどうにかなるものなのでしょうか。。。)
でも今の状態でも【Z Ultra】あまりの映像のキレイさとクリアサウンドに完全にやられたで考察しましたとおり、今までで一番素晴らしい画面なので、これ以上になるかと思うと胸熱!w
ホームスクリーン
このサイズですから、さすがに従来の4×5サイズではありません。またアプリドロワを開くアイコンの両側にアイコンを3つずつ設置できます。
スクリーンにはアイコンを並べてみました。6×6サイズになっています。
POBox touch
新モデルが出るたびに少しずつ進化していくPOBox touch。このXperia Z Ultraには最新の6.1.1が搭載されています。POBox6.1以降は手書き漢字入力がサポートされていますが、そのマイナーチェンジ版です。どこが変わったかは正直良くわかりませんでした。
ただですね、このXperia Z UltraのPOBox、デカすぎるのです。サイズ調整必至です。
こうしてスクリーンショットで並べると左が大きく見えがちですが、ステータスバーとナビバーの高さを考慮頂くとどんだけデッカイか分かってもらえるでしょうか。^^;
こちらの比較画像のほうが分かりやすいですか?
設定画面の項目変更
設定項目一覧です。
「Xperia接続設定」と「個人設定」いう項目が追加されています。
「Xperia接続設定」は従来の「Xperia」の一部がここに残されている感じです。
「個人設定」は従来「画面設定」にあった項目が移動しています。通知領域アイコン並び替えもこちらに移動しました。
Xperia Zに途中から加わったホワイトバランス調整機能は現ファームには搭載されていません。色味が黄色っぽく見えますが、Xperia AXのときにひどいと思った黄ばみは感じられません。(むしろZを白くしすぎてるかもです)
ということで既存の設定項目の配置は変わりましたが、項目の追加はない感じです。
追加項目といえば、端末設定>機器診断が新しいメニューでしょうか。センサーや物理ボタン、コネクタなどの動作状況を確認することができるようになりました。一括でテストもできますし個別にも可能です。
Google Playの表示
マイアプリを表示させるのに専用のアイコンが表示されますね。(赤い部分)
Xperia Z Tabletと同じです。画面サイズによってこのUIって変わるんでしょうかね。
Gmailの表示が見やすく
メッセージの自動サイズ調整をONにしている時、例えばDELLからのダイレクトメールで冒頭の灰色の部分で字が重なってしまっていたところ、Xperia Z Ultraではようやくきちんと表示してくれるようになりました。
文字の重なりよりも表示領域の広さが全く違いますね。
ブラウザでの表示領域の差
上記メールの表示領域ほどの差ではありませんが、やっぱり広い範囲を表示してくれます。
かなりどうでもいいことばかりですが、画面がデカくなったことによる違いが中心になりました。