Xperiaアンバサダーとして参加したXperia Z2 Tabletのブロガーイベントでお借りしているau版、なかなか触る時間がなくてレビューが遅くなってしまいました。
イベントでも「あなたのタブレットライフ」という題目で意見を出し合ってきました。世の中、PCよりもタブレット端末が売れてるというアメリカ Gartner社の統計もありますが、個人的にXperia Z2 Tabletに限らず、タブレット全般についてiPadやXperia Z Tabletといった10インチクラス、AQUOS Pad(SH-08E)といった7インチクラスも所有しておりますが、正直使い道がなくて充電台に乗せたままなのが現状。もったいないオバケが出そうですw
そこで今回は「うまいこと使いこなせないか?」という観点で考察してみます。
タブレットの使い道を確認してみる
ソニーモバイルコミュニケーションズの商品紹介では1.ディスプレイ 2.オーディオ 3.マルチスタイルといった製品特徴が記載されています。ただ明示的に「こういう使い方できるよ~」というアピールは無し(弱い)。
一時期「ファブレット」と言われていたXperia Z Ultraでは使い方を提案するリーフレットがありましたが、そもそもタブレットはもうそういう「ナニモノ?」ではないために作成されていないのかもしれません。
個人的には「Xperia Z2 Tabletならではの機能を用いたら他社製品に比べてこれだけすごいのですよ~」的な提案があっても良いのではないかと思いますケド。(販促ツールや販売員向け資料はあるのでしょうけれど)
ディスプレイ機能
機能特徴から読み取ってみますと、「ディスプレイはトリルミナス®ディスプレイ for mobileとX-Reality® for mobileでものすごくキレイで、視野角もめちゃめちゃ広いですよ!」と。
これは確かにXperia Z Tabletと比較しても発色の良さは段違いです。これだけ表現できるのであれば、私はEye-Fiと連携させてフォトビューワとして使えるな、と思いました。
以前「【コラム】”カワイイ” をシェアする写真術 の付録『eye-fi』を使ってみる」として考察しましたが、デジカメのSDカードにWi-Fi機能が付いたカードとXperia Z2 Tabletを連携させ、撮ったそばから画像を10インチ画面で撮れっぷりを確認できます。ただ10インチはちょっと大きすぎて機動性には欠けてしまいますね。
でも視野角の広いXperia Z2 Tabletなら撮影した写真はこんな感じでみんな見てで盛り上がること請け合い!!
またXperia Z2 TabletのカメラアプリにはSocial live(ソーシャルライブ)という機能がインストールされています。
Social liveはFacebookに動画をライブ中継できるアプリですが、こういう機能も活用していくと更に楽しみが増えるかもしれませんね。
オーディオ機能
オーディオはデジタルノイズキャンセリングやハイレゾ音源に対応しました。これはXperiaスマートフォンのXperia Z2、Xperia ZL2にも搭載されています。ヘッドフォンを使うシチュエーションはどちらかと言えば電車の移動中というインドアな感じですが、電車の中では視野角が広すぎて人目が気になってしまいます。。。
ベールビューはイベント参加考察(【イベント報告】au版Z2 Tablet タッチ&トライ by Xperiaアンバサダー vol.4)でも書きましたが、ディスプレイと強化ガラスの間を極限まで無くしているため、ベールビュー用の機構を組み込む隙間がないため、市販の覗き見防止フィルムを貼るしかないわけで、せっかくのディスプレイが台無しになってしまう懸念もあります。
【のぞき見防止(上下左右4方向)プライバシー保護フィルム(反射防止機能付)】SONY Xperia Z2 Tablet (Amazon)
この猛暑の中ではちょっとアレですが、涼しくなってきたら公園のベンチとかでお気に入りの音楽を聴きながら過ごしてみたいものです。。(が、タブレットである必要はないですね、ハイ)
またフロントステレオスピーカーはこれまでのモノラルスピーカーに比べると音の再現性は段違いです。
マルチスタイル
タブレットの使用で一番可能性があるのがこれ。
物書きをするには最適なBluetoothキーボード。ただ重量821gもあるので、せっかくの「世界最薄・最軽量 439g」が台無しになってしまうのも残念なところ。これなら先日発売されたSerface3 pro(本体800g、キーボード295g)のほうが使い勝手が良い、と思う人もいるはず。。
ソニー Xperia Z2 Tablet用カバー付きBluetoothキーボード BKC50
ちょうど[Xperia]タブレットレビュー恒例? Xperia Z2 Tablet SOT21でブログを更新してみた。というブログを更新されている方がいらっしゃいました。こういう使い方が現実的なのでしょう。
ナビとして使い道
もう一つの可能性として、車載のナビゲーションとして使うこと。ちょうどYahoo!から「Yahoo!カーナビ」が公開されました。このアプリ最大の特徴は「VICS」という渋滞情報を無料で使えることです。(Yahoo!IDは必要です)
posted by: AndroidHTML v2.3
このYahoo!カーナビをXperia Z2 Tabletにインストールして実際に設置してみました。
上のが純正7インチのカーナビ、下がXperia Z2 Tabletです。Yahoo!カーナビの地図情報はゼンリン提供なので精度的にも安心して使えます。ただこの位置だと視点は下になってしまうため、実用には耐えないです・・・。もっと設置場所を考えれば使えそうですが。
ナビとして使うと電池はモリモリ減っていきます。(データ使用量もそれなりに・・・)でもXperia Z2 Tabletの電池容量は6000mAhという大容量ですので、簡単にへこたれることは無さそうです。
まとめ
「視野角が広く発色の良い、電池容量の大きなタブレット」としての使い方をいくつか考えてみました。機動性はスマートフォンには劣ってしまいますが、10インチという大画面を活かした使い方はちゃんとあるな、というのが私の感想です。
これまでXperia Tablet Zは片手持ちでき機動性の高いXperia Z Ultraに鞍替えして以来約10ヶ月、Xperiaスマートフォン(Z→Z1→Z1 f →au Z1→ZL2)と併用してXperia Z Ultraを愛用してきた私ですが、改めて10インチタブレットは「あったら便利かも~」という位置付けになりました。