【イベント報告】au版Z2 Tablet タッチ&トライ by Xperiaアンバサダー vol.4

Pocket

7月14日にXperiaアンバサダー企画の第4弾として「Xperia(TM) Z2 Tabletタッチ&トライ」アンバサダーミーティング Vol.4に参加してきました。

今回は仕事が押してしまい、開始30分後の途中入場となってしまい、製品に関するお話をほとんど聞くことができず、、、涙

(前回 Vol.3 Xperia ZL2(SOL25)のイベントは検査入院中で参加できず・・・なおさら今回の遅参が個人的にも悔やまれ。。)

sol21-1-03

(メシウマモード未反映のSOL23で撮影した通称「Xperia飯」ですw)

そんなアウェーな状態でしたが、いろいろ興味深いお話をお伺いすることができましたので、まとめてみます。

製品紹介

(製品紹介については残念ながらほとんど聞けなかったので割愛させてください。申し訳ないです。。。)

そんな状況でしたが、気づいた点がいくつかありました。今まではマスメディア向けの資料を流用してプレゼンをされてきた印象がありますが、今回はこのイベント向けにプレゼン資料を起こしたような(エンジニアが作成したままの資料っぽい)資料も織り交ぜた説明されていたのが印象的でした。

sol21-1-02

これは参加者が端末系(Xperiaマニア)ブロガーが中心ではなく、あらゆる層のブロガーが参加していることもあるのでしょう。そういうご配慮があったのかは分かりませんが、従来よりもいい意味で手作り感のあるプレゼン資料で、参加者の理解も深まっていたのではないでしょうか。

また、これまでのXperiaブロガーイベントはどちらかと言えば男性中心だったところ、半数とまではいきませんが、女性の姿が非常に多かったのも印象的。3割~4割くらい?

Xperiaがだれに向かって拡販したいのか、がこういうところからも垣間見えた気がしました。(自分だけ?)

sol21-1-01

今回(前回から?)、新たな試みとしてグループディスカッションが行われ、このXperia Z2 Tabletを自分たちならどう使うか?というお題「あなたのタブレットライフ」に対し、グループで案を出し合って最後に発表する、という企画。会社で受ける研修みたいな感じですw

sol21-1-07

参加者同士の交流のきっかけにもなりますし、新たな使い方を発見できるかもしれないので、この企画は良かったと思います。ただ、集合研修の場合は最初に自己紹介をするところがありますが、そういうところがない(遅れたから?)ため、活発なアイデア出しをするには(Xperia)アンバサダーのためのアンバサダー(モデレータ)が必要かな、と。

ソニモバの中の人から聞けた有益なXperia小話

ここが今回の考察のキモかもしれません^^

幸い、私のテーブルには関係者(!)札を持つ伊藤浩一のWindows Phone応援団(旧W-ZERO3応援団)の伊藤さんやツブヤキ。のつなっこさんがいたからか、このイベントのモデレータがいらしたこともあって、グループ内で和気あいあいと案を出しあう感じではなく、Xperiaにまつわる世間話(?)から私の質問にも答えていただく等々、いろんな話が聞けたことが個人的には非常に良かったです。(笹谷さんはXperia arc/acroのブロガーイベントで初めてお見掛けして以来、毎回ズバッと歯切れのよい(良すぎる)お話をされるのでいつもお会いするのが楽しみですw)

そんなモデレータさんを始め、ソニモバの中の人からこんな話を聴くことができました。

—————

Q1.これだけ視野角の広いXperia Z2 Tablet。電車の中で使うにはちょっと気がひけるのでベールビュー(横から見えづらくする)機能を付けられないのですか?

A1.ディスプレイと強化ガラスの間を極限まで無くしているため、ベールビュー用の機構を組み込む隙間がない。X10→arcのときにもクリアブラックパネル採用により、本体と画面の近さに驚きましたが、今は更に本体と画面の一体化によって、採用する余地(隙間)がないそうです。

—————

Q2.本当に薄さを求める声が多いの?

A2.ソニモバとしては薄さを求めるのではなく、「軽さ」を追求している。軽さを目指していたら結果的に薄くなった、ということ。

—————

Q3.どうして小型端末を作らないのですか?Xperia RayやXperia SXの再来を希望する声も多いと思うのですが。

A3.小型機を希望するのは実は男性ばかり。女性はポケットに入れるよりバッグに入れることが多いため、実はサイズは大きい方がいいと考えているようです。私のまわりにはニーズに偏りがある人が多いのかもしれません。。。

—————

Q4.最近はどの製品も狭額化している中でXperia Z2 Tabletの本体サイズに対する画面サイズはかなり大きい部類。

A4.10インチサイズのタブレットは両手で持つことを想定している。狭額にしなかったのは持ちやすさを追及するためであり、縦横どちらで持っても指1本分縁がある。この縁のおかげで誤動作しないよう配慮しているそうです。

—————

こういう話はプレゼンの中では聞けないので貴重な時間です^^

.

もっとアピールすべき「機構設計」

Xperia Z2 Tabletは「薄い」、「軽い」に目が行きがちです。この薄さと軽さを実現するには、内部の造りがカンペキだからこそこの製品が世の中に出てこられたわけです。

このイベントの数日前に海外のサイト(YouTube)でXperia Z2の分解動画を見ました。

これだけの部品を押し込めるための努力はハンパないな、と。機構設計する方の工夫と努力はものすごい!と心底思いました。そんな方にも会って、直接話を聞けるというこのXperiaアンバサダーイベントは非常に貴重な機会だと思います。

自分たちのアイデアが形になって、でも一般の方にはそのこだわりは、文字や写真でしか知ることができない中で、そのこだわりと技術力はぜひ多くの方に知ってもらいたいです。(あ、その役割で呼ばれたんだったw)

sol21-1-04

バッテリーがものすごく薄かった。写真撮り忘れました。。。

sol21-1-05

ギッチギチに詰め込まれたチップ。チップ間をつなぐフレキ(フレキシブルプリント基板)の取り回しもいわば芸術です。(素人目にも)

これら機構をまとう外装もXperia Z→Xperia Z1→Xperia Z2で進化してきたように、このXperia Z2 Tabletも先代Xperia Tablet Zに比べて強度がアップ、先代は結構「わたむ」のが心配でしたが、Xperia Z2 Tabletではその「たわみ」も解消されています。

手持ちXperia Tablet Zと重ねてみました。画像だと分かりにくいのですが、両端をぴったり合わせてみると、真ん中にほんの少し隙間ができているのが一目瞭然。これは手持ちXperia Tablet Zを使っているうちに「たわんで」しまったものと思います。(ほとんど家の中で使用してますし、持ち運ぶときはケースに入れていましたので、使用過程で両手持ちしたりしてるうちにこうなったものと思われます)

sol21-1-06

.

「あなたのタブレットライフ」ディスカッション結果

各テーブルごとにXperia Z2Tabletを自分はどう使う!の発表。

sol21-1-08

ほぼすべてのテーブルで出たと思われる使い方は

  • 寝モバ(寝っころがって使っても軽いから腕の負担が軽い)
  • 風呂モバ(防水防滴なのでつい長風呂に)

いずれの使い方も某iOSでは成し得ない使い方ができるのがXperia Z2 Tabletならではの使い方なのかもしれません。

あとはダイエット(Xperia Z2 Tabletで動画再生すれば動き方などがわかりやすい)に使ってみる、とか、モバイルルータ、モバイル充電器としての利用(電池容量が大きいのでテザリング親機として使いつつ、充電器としても使える)というなるほどー!と思う使い方の発表もありました。

会場内の笑いをさらったのは「大画面を活かして美味しそうな食材を表示させつつ、ごはんを食べると1品減らせる」だったでしょうか。

私のタブレットライフ、う~ん、、、Xperia Z Ultraのサイズ感が絶妙なので、Ultraを手に入れてからはZ Tabletの出番がものすごく減ってしまいました。。。

このイベントでXperia Z2 Tabletを1ヶ月という長期間お借りできましたので、これを機に改めて使ってみたいと思います。

まとめ

同じテーブルにはこのイベントに参加する為にブログ書き始めたんですっ!という方も居たりして、Xperiaアンバサダーの役割はXperiaマニアファンにとっても大切なイベントなんだな、と改めて思いました。

昨今は端末やOSの進化も大きくないこともあって、どうしても「既視感」を最初に感じてしまうため、気持ち的には少し落ち着いてきてしまい、新端末が発表されてもあまり食指がのびなかった、というのが正直なところです。

以前はroot取って見た目を変えたり、他機種にはあってXperiaにはない機能をカスタムによって追加してみたりと、ちょっとだけカスタムの世界に首を突っ込んでみたりしながら、グローバル規模でカスタムされているXperiaを自分のXperiaでも実現できる世界を体験し、先人たちのカスタムによるXperiaの醍醐味も味わせてもらってきました。

Xperia(製品)もこうしたカスタム先人たちの知恵や機能を「製品」として取り込まれて発売されるようになり、ノーマルでも十分に世界で戦えるXperiaになっていました。

その時に改めて思ったのは、自分が好きなのはカスタムした使い勝手の良いXperiaではなく、「Xperiaの世界観」だということ。

妥協って言葉知ってる?と聞きたくなるくらい、現時点で最高の技術をどう組み込むか?を製品発売までのスケジュールとにらめっこしながら限られた時間の中で考えに考え抜いて発売に至っています。その「これだけ頑張ったんだよ!」という技術者や企画担当から裏話を聞ける貴重な時間です。

最近のスマートフォン/タブレットはどれ買っても性能面での差を感じることは少なくなってきています。購入に至るまでのプロセスは製品の「デザイン」だったり「色」はさることながら、こういったイベントで垣間見る「ブランドの『世界観』」が大事だな、と改めて思いました。

改めてXperiaっていいよな!と思うことができたイベントだったと思います。個人的には「桃と梨」の高井さんにもお会いできたのも嬉しかった^^;

これから1ヶ月、Xperia Z2 Tabletを使ってみたいと思います。

イベント参加者のモニターレポートはこちらにアップされるそうです。自分は製品紹介スライドのほとんどが見られなかったので、ぜひ参加者のブログを見てみてくださいね!


http://www.sonymobile.co.jp/ambassador-salon/

1件のコメント


  1. […] ベールビューはイベント参加考察(【イベント報告】au版Z2 Tablet タッチ&トライ by Xperiaアンバサダー vol.4)でも書きましたが、ディスプレイと強化ガラスの間を極限まで無くしているため […]