MWC2015で発表されたXperia M4 Aqua及びXperia Z4 TabletのOSはAndroid5.0(Lolipop ロリポップ)となります。
このAndroid5.0はXperia Z以降のXperiaもアップデート対象となっていて、海外モデルは今月中に配信される見込みです。日本モデルにも適用されるかは何のアナウンスもありませんが、可能性としては低いような気がしないでもなく・・・(新しいの売りたい一心でしょうから)
MWC2015では最終テスト中のLolipop OSを搭載したXperia Z3が展示されていてそのハンズオン動画もYoutubeにアップされていましたので、そこからUI(見た目)を中心に違いを考察してみたいと思います。
参考にした動画はこちら
※画面スクリーンショットでUIの違いについてまとめているサイトの情報も参考にしました。
ホーム画面
ソフトキーのアイコンが変更されているのがまず目につきます。またステータスバー(上部)のアイコンとフォントが異なるようです。いずれもこれはAndroid OSの標準UIと同じものでしょうか。
日本語入力(POBox Plus)
これまでのXperiaにおけるソフトウェアアップデート(バージョンアップ)で日本語入力は進化せず、旧来のままであるのが慣例でした。
動画(のスクリーンショット)を見る限り、POBox Plusであることは確認できましたが機能的な差異は不明。。しかし現行POBox Plusはいろいろヒドくて個人的には史上最悪の日本語入力アプリになっているのでなんとかしてください。
Xperia M4 Aquaは日本での発売予定が無いため、POBox自体の搭載が見送られている可能性もあり、日本で発売予定のXperia Z4 Tabletで試している動画など見つけたらぜひおしえてくださ~いw
ステータスバーとトグルスイッチ
ここは動作が大きく変わりそうな感じ。画面上部から指をすべらせると通知領域が表示され、(ここまでは同じ)
トグルスイッチの切り替えはこれまで横にスライドさせましたが、動画を見ると更に下に引き下ろしてトグルを表示させているのが分かります。
このトグルは並び替えもできるようですね。
アプリ使用履歴
見た目が変わりましたね。ただ並んでいたものがマテリアルデザイン化し、ウインドウが重なるように表示されるようです。
がしかし、あれ?「全アプリ終了」ボタンがない??
いろんな動画を見ましたが、この全アプリ終了がない。。。どうなっちゃうのでしょう。
設定関連
機能的な差異は分かりませんでしたが、見た目は大きく変わりました。
メニュー構成や並び順も大きな変化は無さそう。
ここまで見てみて、動作のサクサク度は上がっているようにも見えます(が初期状態のためインストールアプリが少ないことなどもあると思いますが)。
UIはマテリアルデザイン化され全体的にホームと設定、デフォルトのアプリはこれまで以上に統一感を感じられるようになっていると思います。
が、悪く言えばXperiaでなくてもいいんじゃないか?という。「This is New Xperia!!」という感動はもはや外観のデザインで感じするしか無いのかな、と思うと少しさみしく思いました。。。
最後に一つ、気になること。
気になったのが「Music」アイコン。これまでは「Walkman」でしたが。
Xperiaはソニーの持つさまざまな領域のブランド名を冠せる唯一無二のメーカーなのに、、、今年10月のAV事業の分社化を見据えての対応なのでしょうか。
ソフトウェア機能的な差は無さそうですが、、、
XperiaはUIをAndroid標準化し開発工数を削減、機能面でも他社と差別化できない標準化してしまうなら、何を以ってXperiaだと。大のXperiaファンとしては、Xperiaのアイコン一つとってもXperiaらしいと思って使っていたのに。。。
もう少し画面の比較をしてみようと思っていたのですが、なんか途中であまりにもAndroid標準化(AOSP化?)され過ぎているので、考察する気力が失せてしまいました。。ゴメンナサイ。。。