先週のXperia Z4発表会では再三にわたって「完成形」を連呼する会だったようですね。メディアの行灯記事でも「完成形」という見出しが踊っていたのをご覧になった方も多いことでしょう。
この「完成形」(マイナビは最終形としてますが)とは、何を意味するのでしょうか。
Zシリーズは終わる!?
この答えは今は当然ですが中の人以外誰も分かりません。あくまで想像でしかありませんが、私個人的には
- Zシリーズはこれで終わり
- 次期Xperiaはシリーズ名称変更&デザイン大幅変更
なのかな?と。「Zシリーズの完成形」とはこれまでの「オムニバランスデザイン」形状が大きく変わることを示唆することなんだろうなぁ、それがもう中の人には見えているからああいう発言に至ったのかなと思っています。
先日wikileaksでリークされたいくつかのデザインコンセプトを元にしたNew Xperiaがきっと登場するのでしょう。
先の発表会では、取材したジャーナリストの方々も同じようなことを思っているようです。発表会に出席した石川温さんが発表会当日に出演されたニコ生ではこんなことを語っています。(石川温さんのニコ生より)*有料配信です。
「Xperia Zシリーズは前任の鈴木社長のもので、現 十時社長からすれば『鈴木のZは打ち止め』にして次のステージ(シリーズ)に行こうとしてるんじゃ」
「モノはいい!けど目新しさがない」
「ソニモバは守りに入ったのか?」
「MWCで発表しなかったのはほぼ日本専用モデルなのかなぁ・・」
「差が無さ過ぎて原稿書きにくい」
石川氏はこれまでメーカーやキャリアのトップや商品開発者(の上層部)にもインタビューしてきていますし、私のような個人ブロガーが知ることのできる範囲よりも、もっと広範囲に情報を持っている中での発言ですので、言葉の重み、深さが違いますよね。。
そんな彼らは発売が決まった時に行灯記事を書かなきゃいけないのは大変だなと思う気持ちと、やっぱりメディアのレビュー記事は行灯記事なんだな、、と。私は自由に書きまくってるのでラクだなぁ、とw
技術を小出しにするのはもったいない!
新しい製品として新機能は当然必要なのですが、半年ごとの新製品ではせっかくの新技術や新機能を小出しにしてるようにしか見えないのが残念でなりません。
今回はセルフィー(自撮り)に特化したXperia Z4です!と言われていますが、それ以外にワイヤレスでもハイレゾ相当の音質で聴ける「LDAC」という新技術が搭載されています。これって実はかなりすごい新機能だと思っているのです。
出典:【更新終了】Xperia Z4発表!ソニーモバイルXperia新製品発表会レポート – 週アスPLUS
量販店でも「ハイレゾ専用コーナー」まで作ってソニーとして拡販に注力している「ハイレゾ」の可用性が高まるわけですから、もっとソニー全体としてアピールすべきですし、もし短命に終わるならLDACは今回見送ってもいいんじゃないか?とも思ったわけです。
Z4の次のXperiaはデザインだけかよ!って言われるのが目に見えてる気がしてなりません。。。
新デザインに期待する声
phoneArenaがXperia Z5、あるいは次期ソニーのフラッグシップモデルについてのアンケートを行っていることを報じたスマホ口コミ評価速報のエントリーでは8割超がデザイン刷新の必要ありと回答しているようです。
Xperia Zから(個人的にはZ1から)続くデザインは目新しさを全く感じられず、Xperia Z4発表後にも「Z1でまだまだ行けるな」というツイートを見かけたりしますし、実際並べてみるとZ3はベゼルが白いので見分けがつきますが、パッと見だと判別できないです、特にZ1とZ2は。
社長交代でXperiaは新たなステージに進めるか
十時(社長)モデル(!)の登場はセンセーショナルに、且つ多くの人の目に触れる「場」と考えると2016年1月のCES、2月のMWCでの発表まで引っ張るのでしょうか。もしそうならば、先は長いですが・・・
(画像は2015年のMWCのプレスイベントに登壇した時のもの 端末はたぶんXperia M4 Aqua)
Xperia Z4は海外展開しないの?
今回この時期に発表、しかも日本で行ったワケは【Z4】正式発表!しかし「ほぼ」日本専売モデルとなるらしいその理由とはとして考察しましたが、ドコモのツートップの満期を迎えるユーザの獲得に、躍起になっているようです。(日本と韓国の二国間の政治情勢を鑑みてか、自社名を隠してまで売ろうとするその意味が分かりませんが)
これまではキャリアの新モデル発表後に必要に応じ、補足説明としてメーカー主催の発表会を行ってきた慣例をGlaxy S6/S6 edgeはドコモ・auから了解はとった上で製品発表会、製品発売まで発表しました。
これに指をくわえて見てるわけにはいかないソニーモバイルも急遽発表会を開催した、という事情があるようで、海外展開に関する発表までに至らなかった感じです。
Xperia Z4は複数モデルが存在する??
これまたウワサのウワサですがスペックアップした別モデルもある、なんて話も聞こえています。液晶サイズ5.5インチ、解像度はQHD(1,440 x 2,560)、RAM/ROM 4GB/32GBなんていうスペックだとか。
これがZ4の別モデルなのか、はたまた新Xperiaのものなのか、全く分かりません。しかしインドネシアの認証機関で複数の未確認モデルの存在が判明したりと、Xperia界隈(!)では目が離せないことがいろいろ起きています。
ゴールデンウィーク明けにはキャリアの新モデル発表会が予定されている(はず)ですし、来月になるともう少しいろいろな情報が出てくるかもしれませんね。
Xperia Z4の発売する日本キャリアも気になりますし、Xperia J1 CompactのようなSIMフリーモデルの登場、海外版Xperia Z4の存在(台湾で6月に発売されるというウワサあり)、Xperia Z4派生モデル(Ultra・Compact)があるのか、Xperia次期モデル(十時モデル)の存在、等々。。。
やっぱりXperiaから目が離せそうもないです、わたくしw
あ、VoLTEに対応するau版Xperia Z4(SOV31?)はたぶん発売日養分するでしょう。初VoLTEモデルですし、私個人的には今のデザイン嫌いじゃないですし、LDACはぜひ欲しいと思ってた機能ですし、オムニバランスデザインの最終モデルらしいですからw