新しくなったFlashtoolの考察をしようとしてたところ、なんと発売前のドコモXperia Z4(SO-03G)のftfファイルが入手できるようになってましたので、新Flashtoolと合わせて考察してみます。
新Flashtoolはここが進化した!
Flashtoolの最新バージョン「0.9.18.5」ではXperifirmとの連携が強化されており、これまでは各々が独立して動作していたところ、新バージョンではFlashtoolにXperifirm起動ボタンが配置され、ダウンロード→ftfファイル生成が自動化されました。
役割は従来と変わらずファームウェア(ftfファイルの素)のダウンロードをXperifirmが担当し、ftfファイルの生成はFlashtoolが行います。
ftfファイル生成自動化は、Xperifirmでダウンロードしたftfファイルの素とファイルのプロパティ情報(fwinfo.xml)をFlashtoolに引き継ぐため、待っていれば自動的にftfファイルが生成されるわけです。
Xperifirmでダウンロードが終わるとFlashtool側の小窓で「Please wait until the end of process」と表示→Xperifirmを全部閉じるとftfファイルの生成が始まります。
最後に「Torrent file creation finished」と表示されれば完了です。
生成されたファイル名は「SO-03G_28.0.B.0.446_1295-9819_R9A.ftf」となります。
なお、新Flashtoolではftfファイルを保存するディレクトリに変更がありました。従来はFlashtoolの直下にfirmwaresフォルダがありましたが、C:\Users\ユーザ名\.flashTool\firmwaresに変更になっています。
既にFlashtoolを利用している場合、上書きインストールをするとfirmwaresの場所が違うというダイアログが出て面倒だったので ①firmwaresフォルダを一旦別の場所に退避させ、上書きインストール、 ②firmwaresフォルダを退避後、アンインストール→新規インストールしたほうがいいと思います。
SO-03Gのftfファイルはどうする?
このままSO-01Gにでも焼いてみたいところですが残念ながら所有していません。ただSoCが異なりますのでそのままでは絶対起動しないだろうな、、と思ってますが、、、
ftfファイルはzip圧縮ファイルですので、拡張子をzipに変更し7-zipあたりで開いてみると中身が確認できます。ここからsystem.sinを展開すればsystem dumpを取れますが、私自身それを活用できないので今回はここまでとさせていただきます。^^;
Flashtoolの入手先:http://www.flashtool.net/downloads.php