XperiaにおけるAndroidアプリ考察

【Z3 Compact】Android 6.0にアップデートしたらMVNOでテザリングはできる?できない??を検証してみた

ドコモXperia Z3(SO-01G)/Z3 Compact(SO-02G)/A4(SO-04G)にAndroid 6.0がやってきました。手持ちXperia Z3 Compactにmineo DプランのSIMを入れて使っていますが、今のところ電池持ちも悪くなくてXperia X Performanceの醜さが余計に際立ってしまうという・・・

これまでは素のドコモスマートフォンではMVNO(格安SIM)契約のSIMでテザリングができなかったところ、OSのバージョンアップに伴いどう変化したのかを考察していきます。

 

MVNO契約SIMでテザリングができるか?

上記の通り、手持ちXperia Z3 Compactにはケイオプティコム社のMVNOサービス「mineo」のDプランというドコモ回線を毎月700円~使える回線を用いて検証してみました。

 

設定>その他の設定>テザリング、もしくは通知領域を開きテザリングのアイコンをタップ

ひとまず「Wi-Fiテザリング」をONにしてみます。

おっ?行けるか??

・・・

Oh。。。

残念ながらMVNO(格安SIM)契約ではテザリングできませんでした。やっぱりMVNOのSIMでも強制APN切り替えしないバージョンはXperia X Performanceからなのですね。カーネルはアップデート対象じゃないってこと??

 

 

できないなら例のあの手でやってしまおう!

昨年春に公開したこの考察はロングランで見て頂いているので、もうご承知の方もいらっしゃると思いますが、、、

【MVNO】非rootなドコモ端末をMVNO SIMでテザリングを可能にする方法(中級者向け) – XperiaにおけるAndroidアプリ考察

手順を3行で表すと、

  1. 開発者オプションでUSBデバッグをON
    .
  2. コマンドプロンプト下記コマンドを実行
    adb shell
    settings put global tether_dun_required 0
    exit
    .
  3. (念のため)再起動

です。USBデバッグはONにしたままだとネットバンキングやゲームなどでオフにするよう言われることも多くなってきましたので、作業終了後はUSBデバッグをOFFにしておくほうが良いと思います。

はい、これで強制APN切り替えがされなくなり、テザリングできるようになりました。

テザリングは普段あまり使わないかもしれませんが、いざというときに困らないよう、対策はきちんとしておくほうが良いと思います。