自分のXperiaはずっとFreeX β3がすごい安定していて、カメラもムービーも撮れるしバッテリーの減り方も醜くなく落ち着いていたわけですけども、xdaのWolfbreak氏によるCM系も安定してきたということでしたので入れてみました。
◆FreeX10とCM6.1.3を比較してみた(自分なりの考え)◆
- 始めからCyanogenModが入ってるので例のスポットライト現象に悩まされることがない。
- ヌルヌル、サクサク度は変わらない。
- カメラもムービーも使えるようになってFreeX10と遜色が無いこと。
- 電池の減り具合も変わらないこと。(2.1比70%くらい?電池がヘタってるから??)
- ベンチマーク結果もほぼ同等。
◆準備するもの◆
- xdaの[ROM] CM 6.1.3 V4.5.7 with Camcorder [19-03-11] [Tweaked+Theme+Extras]より必要ファイルをDL
- CM-6.1.3-V4.5.zip for Baseband 54/55/58
- Patch for 49/52 Baseband [You need to install 4.5 above first]もしくはtoDocomoFarm
- CM-V4.5.7Gapps.zip
- CM-6.1.3-V4.5.7.zip
- Newest Market *xdaにユーザ登録が必要です。(ユーザ登録はこちらを参考に)
- SP_Push(SPモードメールプッシュ配信)
- POBox4.0
(xRecovery適用版)
◆導入方法◆
【FreeX10を初期化し、ベースバンドを変えず(docomoファームのまま)導入する手順)】
- CM-6.1.3-V4.5.7.zipを加工用にコピー、解凍してbuild.propの修正。(導入後やってもいい)
★修正ポイント★
※POBox向け?にro.product.manufacturerはSE→Sony Ericssonになってた(1)docomo端末宣言
30行目のro.build.description=passion-user 2.2.1 FRG83 60505 release-keysをコメントアウト(#)して
ro.build.fingerprint=docomo/SO-01B_1233-7397/SO-01B/es209ra:2.1-update1/2.0.B.0.138/ihBA:user/release-keys
を記述(2)docomo絵文字対応
build.propの最終行に
ro.config.libemoji=libemoji_docomo.so
を記述 - CM6.1.3関連ファイルをSDカードへコピー
- 念のため
Titanium Backupでアプリのバックアップを取っておく。(個別にアプリをリストアできる)
バックアップ/リストア>「田」>バッチ処理>検証:全バックアップを実行。
#ちなみに自分は毎日スケジュールでフルバックアップしてます。
- xRecoveryで現環境をバックアップ(Advanced Restoreでdataだけ戻すため)
- SEUSもしくはFlashToolsで初期化(下の画像はFlashTools)
- FlashToolsでxRecovery環境構築
(1)起動したら「田」>設定>アプリケーション>開発>USBデバックにチェックを入れる。(これ忘れるとこの先続けられないので必須)
(2)Rootボタンでroot化。(自分は一度じゃうまく再起動しないので、電源ON/OFFしたりもう一度rootボタン押したりしてXperiaが再起動させる)
(3)再起動したらFlashToolsの「Ask Root Perms」を押し、XperiaにSuperuserリクエストが出るので「許可」
(Aks~をクリックする前にXperiaのロック画面を解除したほうがいいです)
(4)FlashToolsでAdvanced>Install xRecovery(Root needed!!)をクリック
xRecovery successfully installedと出たら完了 - Xperia電源OFF→ON、音量下げるキーを長押ししながらxRecoveryを起動させ、CM6.1.3ファイルを適用させる。
Install custom.zip>Choose custom zip from sdcard>コピーしたフォルダへ
FreeX10とは違って再起動せずどんどんファイルを適用していくのがいいみたい。あと適用順番も大事っぽい。【適用順番】
1.CM-6.1.3-V4.5.zip
2.CMUpdate 4.5.7.zip
3.CM-V4Gapps.zip
4.toDocomoFarm.zip
ここまでが必須構成ファイル、ここでReboot Phoneより再起動。1度勝手に再起動する。落ち着くとこんなに。
ドロイド君をタップして設定開始。SPモードな人は最初から選択されてるのでOK、moperaな人は一旦すべてスキップしてAPM設定(「田」>設定>無線とネットワーク>モバイルネットワーク>アクセスポイント名から確認)。
起動するとarcホームが登場! - Googleアカウント、基本設定など行う。(画面自動回転、バックライト消灯、提供元不明のアプリ許可、CyanogenMod設定:時計の色等々)*後ほどの作業で直前環境に全部戻しちゃうので作業上最低限必要な設定のみでOK。
(v4.4よりもカラフルになった?) - POBoxをxRecoveryで入れ込む。
終わったらReboot phone。文字入力画面(検索とか)でフィールドを長押し、入力方法>POBox Touchで入力IMEを変更。
もし強制終了ダイアログが出続ける場合はbuild.propのro.product.manufacturerが「Sony Ericsson」になってない可能性あり。一からやり直さなくても RootExploreとかで修正可能。
- 一度xRecoveryでバックアップ(推奨)
これ取っておけば次回はここから始められるので。本作業前に取ったバックアップのうちデータだけ戻したときにもし不具合が出ても、ここに戻り Titanium Backupで1つずつアプリ+データを復旧できます。
電源ボタン長押しで今度は「再起動する」メニューが現れます。ソニエリロゴで音量小を長押し数回でxRecovery起動、「backup and Restore」>「backup」を実行
- 完了したら同じ「backup and Restore」>「Advanced Restore」を選択。
戻すイメージを聞かれるので作業直前に取ったデータを選択、「Restore data」を選択し実行。
- SPモードメールのプッシュ配信zipをxRecoveryで適用し再起動。
- ちゃんとデータが戻ってることを確認。最初は動きがカクカクかもしれないけど、少し放置して様子を見てみることも大事です。が、どうしてもおかしい場合は10.で取得した素の状態にリストアする前にxRecoveryで以下の作業を行ってからリストアします。
(1)Xperia再起動
(2)音量小ボタン長押しでxRecoveryを起動
(3)メニューより
-1Factory Reset
-2Wipe Cache Partition
-3Advanced options>Wipe Dalvik Cache
-4Advanced options>Wipe Battery Stats
してからリストアし、 Titanium Backupで1つずつアプリ+データを復旧していくときれいに入ると思います。 - 何度も面倒ではありますが、アプリを入れて正常稼働する状態でxRecoveryでバックアップ取っておくとあとあとラクです。
ちなみにベンチマークの結果はこんな感じ。FreeX10 β3と大差ないです。
あとはframework-resをカスタムしてみたり、CM6.1用のテーマを適用してみたりとトコトン弄っていくとさらに愛着が増すと思いますよ!
あ、バッテリーの持ちに関してはやっぱり標準2.1には勝てません。
(追伸)
ちょうどOVAL OFFICEさんも同じCM6.1.3のエントリーされてました。(^^ゞ こちらのエントリーも見てみてくださいね!