ソニエリさん(もちろんグローバルなほうですが)、またやってくれましたね。公式にICSのアルファ版を公開してくれました。ただし開発者向けということでBootloader Unlockが前提となります。(arcS用をdocomo版SO-01CでもこのAlpha版が体験できるようですが、Omniusで有料ですがアンロック前提です)
今回は公式ICSをベースにxdaでDooMLoRD氏がゴニョゴニョしてるのを入れてみようと思ったのですが、カーネル入れた後ロゴ出ず。。。で断念。一旦事前に作っておいたftfで2.3.4に戻して公式ALPHA版を入れるだけの考察になりました^^;
冒頭書きましたとおり、Bootloader Unlockが必須となります。これはドコモ保証もソニエリ保証も無くなることを意味します。また本考察で得られる結果は誰もが得られるものではないことも予めご了承ください。(要は自己責任)
◆準備するもの
ソニエリ公式サイトのICS alpha ROMサイトより必要なファイルをダウンロード
- Download the Ice Cream Sandwich alpha ROM for Xperia™ arc S.
- Download the Ice Cream Sandwich alpha ROM for Xperia™ neo V.
- Download the Ice Cream Sandwich alpha ROM for Xperia™ ray.
#Bootloader Relockはこちらで考察してますがSO-01Cに戻すのは未検証。(Relock→SEUSでいいと思うんですけど・・・)
その他Bootloader UnlockはXperia ray(ST18i)のroot化エントリーで考察してますので参考にしてください。(ADB Bootloader Interfaceとして認識させるのがキモです)
◆導入作業
- Bootloader Unlock
- 上記Downloadからファイルを落とす。解凍すると以下のように展開されます。展開したら3つのimgファイルをfastboot.exeのあるディレクトリにコピーしておく。
- 端末の電源を落とし、fastbootモードで起動する。(インジケータは「青」色)
※Xperia ray(ST18i)のroot化エントリーの◆boot.imgを焼く◆でfastboot環境が必須です。
※neoVはmenu押しながらUSBケーブルを接続 - fastboot.exeと3つのimgファイルのあるフォルダでshift+右クリック、「コマンドウインドウをここで開く」でコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行。完了したら電源ボタンを押して起動させます。
fastboot flash boot boot.img fastboot flash userdata userdata.img fastboot flash system system.img fastboot reboot
これで起動します。初回起動はちょっとだけ時間かかるかも。。
SIM挿してないと言語設定から入るようになりますが、日本語を設定すれば表示は日本語化されます。
英文字フォントが変わったことと日付が青色になったのはすぐに分かりますけど、それ以外は今までのXperiaチックで(当たり前すぎて)拍子抜けですw
公式にも書いてあるとおり、3G・wi-fi、bluetoothは使えません。なのでホントに入れただけな状態です。USBデバッグにチェック入れてもddmsも動きませんw
操作感などは別にエントリーしますね。
(追記)
いろいろ調べてたらもうCWM対応してて早速入れてみたところちゃんと動きましたw
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1396764
からimgファイル落としてコマンドプロンプトのカレントフォルダにstockicscwm.imgをコピー、以下コマンド打った後電源ONし、ソニエリロゴ出たら「←」キーを長押しするとあっさり起動。
(赤いっすけどw)
fastboot flash boot stockicscwm.img fastboot reboot
これだけです。(root化はされてません)