Xperia P。これいいですよ、ホントに。サイズもちょうど手のひらサイズで画面もキレイ。あえて難を言うなら一部アプリがqHD(960×540)解像度のため(と思われる)インストールできなかったり設定できなかったりとアレですが、WVGAからの移行期と思ってアプリのアップデートをwktkしてることにします。
明日からこのXperia Pを常用するために過去に実施したいくつかの施策をまとめておきます。
※Ginger breadな海外版Xperiaのための考察となります。ICSな海外Xperiaの場合はフォント変更あたりをもう少し手を入れる範囲が広がるのでそれはまた別の機会に。
※可能であれば、アプリ入れて設定はじめる前にSEUSしてftf用の元ファイルを確保することをオススメします。
参考エントリー:
◆Bootloader Unlock◆
必要最低限「これだけは」という対応をするにはどうしてもシステムファイルを弄る必要がありますので、rooted前提となります。現時点ではBootloaderをアンロックしないとrootedできません。
ソニモバ公式アンロックはメーカー保証がなくなりますので、完全自己責任で実施します。
どんなことが起きても泣かない。
- ソニモバ公式アンロック
コムギドットネットさんのエントリーが詳しいので割愛しますw
「XPERIA bootloader unlocked!!!」
#端折りすぎてもアレなので一応自分の考察も。。【ray】ST18i(SO-03C)のroot化手順 の◆Bootloader Unlock◆ - Xperia P用のrooted imgファイル
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1668979
より「system_prerooted_nypon_654.img」をダウンロード。(かなり時間かかります)
◆常用するための施策◆
私が常用するための必要最低限の施策は
- フォントの日本語化
- POBoxの50音表記
- MVNOデータSIMのアンテナピクト対策(Xperia Pは不要でしたが念のため)
またメイン端末として使うために
- SPモード絵文字の対応
が必要な人もいると思いますが、SPモードにはIMEI制限があって接続不可です。なので、mopera+iMoNiでiモードメール(SPモードメールではない)の対応となります。
私はメインSIMはドコモ端末のみで使い、Xperia PではIIJの提供するドコモのMVNOサービス「IIJmio高速モバイル/Dサービス ファミリーシェア1GBプラン(2,940円/月)」のSIMでデータ通信のみ利用しています。Xi(LTE)対応なので今後も利用価値が高そうです! (こちらで考察済)
◆フォントの日本語化◆
GingerBreadな海外Xperiaには当然日本語フォントファイルが入っていません。代替フォント(DroidSansFallback.ttf)で表示してくれてるに過ぎません。
なのでdocomo(au・aω)端末のデフォルトフォントであるモトヤLマルベリ3等幅(MTLmr3m.ttf)をダウンロードし解凍後、System\fontsフォルダにコピーし、パーミッションを「644」にあわせて再起動すれば導入完了です。
◆POBoxの50音表記◆
Xperia Pには最初からPOBox touch 5.0がインストールされてます。なので手書きは可能。でも、QWERTY入力で数字キーを表示させて使っているため、必須なのです。
【参考】2012年Xperia海外端末におけるPOBox touch 5.0を日本版化する策
これ( ↑ )をこれ( ↓ )にします。
- custom_settings.xmlを作成
下記参照 - xmlファイルを置く場所を作る
\etc\customization\settings\com\sonyericsson まではデフォルトでフォルダがありますが、以下に
\android\pobox\と2階層フォルダを自分で作成 - xmlファイルをpobox\にコピーし、パーミッションを「644」にし、端末再起動
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <settings version="620"> <setting key="enable-50letter" runtime="false">true</setting> <setting key="default-keyboard-type" runtime="false">12key</setting> <setting key="enable-handwriting-fading" runtime="false">true</setting> <setting key="operator-name" runtime="false">docomo</setting> </settings>
Xperia Pでは以上の対応をしてから環境構築しました。
Xperia Sではアンテナピクト(電波の強さを表示させるアレ)がIIJmioのSIMでは表示されなかったため、以下のアンテナピクト対策を施しています。
◆アンテナピクトを表示させる◆
アンテナピクトが表示されない、電池減りが尋常じゃない場合、framework.jarをカスタム(修正)するパッチを作成するツールを用いて対応。
事前にframework-jarがdeodexされた状態(framework.jarとframework.odexが両方あったらdeodex化しないと使えない)か確認し、ツールを実行。
参考:【arc】ICS Goroバージョンを常用するために(俺カスタマイズ)
OK | NG |
ブログ「ブローヴちゃん」さんの 「Android + データ専用 SIM での動作修正パッチ 」を参考に実施。
生成されたframework.jarはツールの機能で自動的にパッチ当て(framework.jarの置き換え)もしてくれるのですが、うまく転送できないいので手動で置き換えました。なおXperia Pは緊急通報を無効にするとエラーになってしまいました。。
これで(たぶんですが)常用できると思います。
他の対策を思い出したら追記します。