Xperia Z Ultraを使い始めてそろそろ2週間経ちます。現時点では国内キャリアからの発売は正式アナウンス無く、グローバル一択な状況で、買おうか迷ってる方も多いと思いますので、その使い勝手を中心にまとめてみたいと思います。
Xperia Z Ultraの国内版が出る!!と期待していた人も多いと思います。でも去る10月2日のau 発表会 2013 Winterにおいて 「来春以降も、ファブレット・タブレットを拡充していきます」という意味深な言葉を残して幕を閉じました。
この発表会でグローバル版を手に入れようと方針を変える方もいるんじゃないでしょうか。2014年春モデルとして発売されたとしてもきっとグローバルでは半年後にまた新しいモデルが出るかもしれませんし。(もちろんこれ1代で終わってしまうかもしれませんけれど)
そんなわけで、約2週間使ってみて分かったことや買い足したアクセサリ、使い勝手を良くするアプリなどをまとめてみます。
Xperia Z Ultraの使い方(周辺機器編)
おサイフケータイを定期券として使っているので残念ながらメイン機にはなれません。早くSIMカードに載ったFeliCaチップを動かせる「おサイフケータイアプリ」が対応してほしいと切に願ってます。
#既にドコモのピンク色のSIMはFeliCaチップが搭載されています。
(関連記事:ドコモからのお知らせ : Type A/B方式のおサイフケータイ対応サービスをご利用の際に必要な、ドコモminiUIMカード(ピンク色)の提供について | お知らせ | NTTドコモ
持ち運び
季節的にもスーツの上着を着られるようになったので、スーツの内ポケットに入れて持ち歩いています。微妙に重い(212g)ので正面から見るとちょっとスーツがよれてカッコ悪いかもしれませんw
いつもは裸族なのですが、このXperia Z Ultraは手帳風にしてみようと思いまして、こんなケースに入れて使っています。
使い出すまでに蓋を持ち上げるという一手間増えますが、非常に薄いためXperia Z Ultraの持ち味を損なわないため、かなり満足しています。
無断階(?)で好きな位置で立てかけることができるので動画視聴なども良いです。画角が広いのはこういう時には重宝しますね。
充電環境
純正のクレードルDK30はExpansysなどで買うと5,000円くらいしてしまいます。でもせっかくXperia Z Ultraに付いているマグネット充電端子対応の充電ケーブルがないか探したところ、ebayには非常に多くのマグネット充電端子対応ケーブルが出品されていたのでアカウント登録して初購入してみました。
「Xperia Z Ultra charging」で検索するとたくさん出てきます。「Buy It Now」と記載ある商品はその価格で購入ができるということです。
送料無料のものは船便なので1ヶ月くらいかかるらしいので気長に待ちます。
今回は結局3種類くらいのマグネット充電端子ケーブルを買いまして、気長に待っていたところ約1週間くらいで一つ届きました。
こんな感じで接続させます。純正クレードルDK30の中も分解するとこういうケーブルが入っているだけらしいので、機能的には全く同じです。
もうすぐXperia Z1が発売されると、きっと家電量販店でも扱われると思いますが、今のところはこういう手段しか無いのが厳しいです。(既にサンワサプライから発売することがアナウンスされています)
しかし、今回購入したケースに入れてしまうとせっかくのマグネット充電端子が隠れてしまうなぁ、、、ということで加工工作しました。ただカッターで切り欠いただけの雑加工なのですが、要件は十分満たしているのでヨシとしますw
ただこのマグネット充電端子、マグネット部分が非常に小さいため、比較的簡単に外れてしまいます。ベッドの上とかだといくら寝相が良くてもすぐに外れてしまうでしょう。(真ん中の鉄板がマグネットです)
もう一つ難点が。結構重要な点です。
今回購入したのは純正品ではありません。発送元は中国です。このケーブルは「とりあえず充電できればいいでしょ!!」ばりに、急速充電にはもちろん対応してないです。Xperia Z用に購入したドコモの急速充電器「ACアダプタ 04」を使う時と充電される速度が全然違います。
http://www.nttdocomo.co.jp/product/option/about/
充電関係は他にもマグネット充電端子部分のみの商品とパチもんクレードルもそのうち届くと思うのでレビューしたいと思います。
こういう端子部分のものだと急速充電対応ケーブルと組み合わせるといい感じになると思います。
Xperia Z Ultraの使い方(アプリ編)
私の中での定番はいくつかあります(*下記)が、Xperia Z Ultra用に新たに入れたアプリです。
◆ヾ(⌒(_•́ω•)_パタンするとスリープに入るアプリ
Gravity Screen – On / Off
近接センサーと傾きセンサーを用いてカバーが閉じられ、180度回転(胸ポケットに入れるため)させるとスリープに入り、カバーを開けると復帰するという非常に便利なアプリです。
◆nasneを見るためのアプリ
Twonky Beam
国内版Xperiaはムービーアプリでそのままnasne動画を見ることができますが、グローバル機では「対応していないファイル形式云々」言われて見られません。そこでこのTwonky Beamを使って見ることができます。もちろんお出かけ転送(事前にXperia Z Ultraに録画ファイルをコピー)にも対応しています。
せっかくの大画面を活かすためには必須です。
※ただしrootedのままでは録画データ試聴できません。SuperSU>設定>スーパーユーザーを有効化>✔をはずす必要があります。
◆スモールアプリからTwitterに投稿するアプリ
mippip2 for Android
このアプリはXperia Z Ultraに限ったものではないのですが、Android4.2.2にすると今まで使っていた「TWmallDeck for All Small app」が動作しないためです。対応されればもとに戻すつもりです。ブラウザ見ながら新聞読みながらちょっとしたことをつぶやくときにスモールアプリの恩恵に授かってますので自分には必須です。
◆root取り
Xperia Z Ultraの最新ファーム14.1.B.1.532でroot化する方法は今のところvrootだけのようです。vrootは【Z Ultra】やっぱりLTE版を買って良かったと思えた3つのことでも書きましたが、PC側にもXperia Z Ultraにもvrootを入れるときに裏で何されてるか分からないのであまりオススメはしません。
[従来のrooted環境にする方法]
- vrootを用いてrooted
- Google PlayからSuperSUをインストール
- Google PlayからTtanium Backupをインストール
- Titanium Backupでvrootを凍結
- SuperSU起動、SUバイナリ更新
- 設定>スーパーユーザーアプリの切替
- Google Playより再度SuperSUインストール
- SUバイナリ更新
という手順で「授权管理」というvrootの存在を消すことが可能です。
◆私の中でのド定番
これまで何度か紹介しているので詳細は割愛しますが、この大画面を片手で使うことは初めから考えてませんが、やっぱり
Xperia Z Ultraでは更に
- 通知バーを展開
ステータスバーを引き下ろす機能。JB4.1.2までは Hello Status Barの動作をホームボタンに Home Commanderに仕込んでホームボタン2回タップすると起動するようにしていましたが、JB4.2.2に対応していないため、別のアプリを探していたらNOVA Launcherにこの機能がありました。 - アプリ履歴
ホームボタンの右にある履歴表示をここに置きました。 - アプリドロワ
(左下の Folder Organizerで作成したアプリグループ「Useful」に置いています)
あまり一覧を開くことはないのですが、別のアプリ起動中に一覧からアプリドロワを開くことが稀にあるので。
こんな感じでできるだけ指(というかXperia Z Ultraの場合は「腕」)の操作を最小限にするように工夫しています。こんな怪我してますしw 【コラム】片手だけで大型端末を使うとこうなる~左手親指の亜脱臼(寸前)
2週間使ってみた率直な感想まとめ
このXperia Z Ultraは毎日の通勤時間を中心に新聞読んだりKindleで自炊した(仕事用の)雑誌など勉強のため、もちろんSNSやニュースサイトなどから情報収集にもフルに使っています。今までiPadでやりたいなぁ、と思っていたことが手元でできることが非常に心地いいです。
でも、やっぱり大きさを感じてしまうため、日中のちょっとした息抜きに使うときはXperia Zが中心になってしまいます。これは、簡単に例えるならばXperia Z Ultraはお札しか入れない長財布、Xperia Zは小銭入れという感じ。気軽にポケットからスッと出して使うにはXperia Z Ultraではちょっと荷が重すぎるかな、と。札入れはいつでもどこでも使うもんじゃないですよね^^;
そんな感じで使い分けています。Xperia Zは年内にXperia Z1 fに更新されてしまうかもですが。。。(謎)
久しぶりに楽しくて便利だわぁ~と思える端末です。大事に使っていこうと思います。