どんどん進化してますFreeX10。やっぱりFroyo(2.2)とEclair(xperia純正OS2.1)とではFlashサイトの閲覧とかで大きくアドバンテージがありますので、何とか常用できるよう仕上げていきたい、という志向で考察したいと思います。まだbeta3なので完全ではない(動画撮影NGとか)ありますが、先人たちの知恵をフル動員して常用できるXperia2.2にしたいと思います。
(常用した結果はこちらで考察しました。)※基本的なところは飛ばさせてもらいます。手順変わらないので。
上記を参考にFreeX10 beta3を入れた前提で話を進めます。
<注意>beta3は過去のbeta1・2を適用する必要はありません。またbeta2→beta3でも初期化されますのでgapps_1901_FreeX10は再度入れる必要があります。
また既に常用に向けていろいろ入れちゃってる場合はxRecoveryでsystem以外をリストアすればいいみたい。
⇒Backup and restore>Advanced Restore>戻すファイルを選択>Restore system以外を上から1つずつ実行。
※本考察はbeta3を新規で入れて使えるようにする考察です。
◆事前準備◆
- 最低限必要なアプリ準備
- Xperia側の設定
<APN設定>- 「田」>設定>無線とネットワーク>モバイルネットワーク>アクセスポイント名
パケ定額:NTT Docomo(mpr2.bizho.net)
SPモード:「田」>新しいAPNより手入力(名前:spmode、APN:spmode.ne.jp) - 一覧に戻ってspmodeの◎をタップ
※コレ間違えるといっぱい請求来るので。(SPモードじゃない人)
<USBデバック設定ほか>
- 「田」>設定>アプリケーション>提供不明のアプリにチェック
- 「田」>設定>アプリケーション>開発>USBデバックにチェック
<Googleアカウント設定>
あとあとやってもいいけど忘れるのでここでやっておく。 - 「田」>設定>無線とネットワーク>モバイルネットワーク>アクセスポイント名
◆日本語入力(POBox)導入◆
- 以前成功した自分のPOBoxを移植するやり方はどこからかダメになりました。SemcIME.apkを普通にインストールすれば入りますが、実際に文字入力するところでこんなになります。
なので某掲示板(どこか忘れてしまった)にありましたPOBoxインストールコマンド付きファイルをPCでDL→解凍。XperiaをPCとUSB接続した状態でRunme.cmdを実行。最後に完了メッセージが出るので何かキーを押しXperiaを再起動。
(内部的にはlibxをsystem/libにコピペ、パーミッション変更後にSemcIME.apkをインストールしてるみたい)
【2011.1.29追記】
⇒上記DLしたファイルのcmdだとxperia再起動したときに学習結果が残りません。cmdファイルのみ修正したものをアップしましたので、元のcmdファイルと差し替えて使ってください。これでちゃんと学習結果が残ります。(Special thanks GH8Cさん!)
- Xperia再起動後、「田」>設定>言語とキーボード>POBox Touchにチェック入れ、必要に応じ設定を行う
設定後、文字入力フィールドを長押しし>入力方法>POBox TouchでOK。ちなみにフリックにするには「文字あAa12」を長押し>携帯イラストをタップ。
◆正規のSPモードメールを入れ、絵文字を使えるようにする◆
事前にEclairから引っこ抜くやり方もありますが、今のFreeX10はdokomo側から見たら海外端末と同様の扱いのため、docomo謹製アプリは落とせません。なので、build.propという設定ファイルに「このXperiaはちゃんとdocomoのだよ!」ということを書き加える必要があります。
- 絵文字ファイルを準備する。(既にあるかも…念のため作業前にファイルの有無を確認)
beta1のzipファイルを解凍し、libemoji_docomo.soを探す、もしくはこちらにアップしたファイルをDLして準備。
SDカード/system/libにファイルをコピペ。パーミッション変更を忘れずに!
⇒ (これやらないと文鎮化) RootExploreもしくは Super ManagerでXperia中のbuild.propをPCに持ってくる。build.propはSD/system/にありますので、一旦PCで拾える場所(SD直下とか)にコピー。PCでもファイルダブルクリックしても開けないので、メモ帳とか秀丸とかをひらいてからドラッグします。
#RootExplore上でそのまま修正してもいいけど打ち間違いで文鎮化するのもイヤなのでPCでやったほうが吉
#良かったら下記コマンドをアップするので使いたい方はどうぞ。(文鎮にはならなかったっす)
- マーケットでSPモードメールが表示されるのを確認。 インストール後にアプリ起動して絵文字が表示されるか確認。
- SPモードを入れただけじゃPush配信はしてくれないので、ここで考察したやり方で通知させると更に便利に。
# begin build properties
# autogenerated by buildinfo.sh
ro.build.id=FreeX10-beta3_zdzihu
ro.build.display.id=FreeX10-beta3_zdzihu
ro.build.version.incremental=eng.zdzihu.20110125.133835
ro.build.version.sdk=8
ro.build.version.codename=REL
ro.build.version.release=2.2.1
ro.build.date=Tue, 25 Jan 2011, 13:39:25 CET
ro.build.date.utc=1295959165
ro.build.type=user
ro.build.user=zdzihu
ro.build.host=zdzihu
ro.build.tags=test-keys
ro.product.model=X10i
ro.product.brand=generic
ro.product.name=Xperia
ro.product.device=es209ra
ro.product.board=es209ra
ro.product.cpu.abi=armeabi-v7a
ro.product.cpu.abi2=armeabi
ro.product.manufacturer=SE
ro.product.locale.language=en
ro.product.locale.region=GB
ro.wifi.channels=
ro.board.platform=qsd8k
# ro.build.product is obsolete; use ro.product.device
ro.build.product=es209ra
# Do not try to parse ro.build.description or .fingerprint
ro.build.description=es209ra-user 2.2.1 FRG83 eng.zdzihu.20110125.133835 test-keys
#ro.build.fingerprint=generic/es209ra/es209ra/es209ra:2.2.1/FRG83
ro.build.fingerprint=docomo/SO-01B_1233-7397/SO-01B/es209ra:2.1-update1/2.0.B.0.138/ihBA:user/release-keys
/eng.zdzihu.20110125.133835:user/test-keys
# end build properties#
# ADDITIONAL_BUILD_PROPERTIES
#
ro.sf.lcd_density=240
rild.libpath=/system/lib/libril_qc_1.so
wifi.interface=wlan0
wifi.supplicant_scan_interval=15
ro.ril.hsxpa=2
ro.ril.gprsclass=10
ro.ril.def.agps.mode=2
ro.opengles.version=131072
dalvik.vm.heapsize=32m
ro.media.dec.jpeg.memcap=20000000
keyguard.no_require_sim=true
ro.config.notification_sound=pixiedust.ogg
ro.config.alarm_alert=Alarm_Beep_03.ogg
media.stagefright.enable-player=true
media.stagefright.enable-meta=true
media.stagefright.enable-scan=true
media.stagefright.enable-http=true
dalvik.vm.dexopt-flags=m=y
net.bt.name=Android
dalvik.vm.stack-trace-file=/data/anr/traces.txt
ro.config.libemoji=libemoji_docomo.so
赤文字で示した部分(ro.build~を追記し、直前のro.buildfingerprint~の文頭に#(コメントアウト)を入れる。
最終行に絵文字を使えるようにするためにro.config~一文を追記し、ファイルを上書き。
SDカード/system/に戻し、パーミッション変更。↑と同じです。
最後に端末再起動。
(再起動が選べるのでラクっす。)
マーケットで
◆魔法のn行◆
これ、効果の程は??です。他の端末でスリープ中の消費電力を低下させる=バッテリーの持ちが良くなる、とか言われるみたい。
先ほど変更したBuild.propの文頭に下記14行を追記する(らしい)こちらを参考にさせていただきました。
ro.ril.oem.ecclist=110,118,119
ro.ril.enable.a52=0
ro.ril.enable.a53=1
ro.ril.hsdpa.category=8
ro.ril.hsupa.category=5
ro.ril.hsxpa=2
ro.ril.fast.dormancy.timeout=3
ro.ril.enable.dcm.feature=1
ro.ril.disable.fd.plmn.prefix=44010
ro.ril.disable.fd.plmn.prefix=23402,23410,23411(スミマセン、間違いなのでこの行消してください)
ro.ril.enable.sdr=0
ro.ril.oem.mosms.mode=1
ro.telephony.default_network=2
ro.ril.def.agps.mode=2
ro.ril.def.agps.feature=2
すみません、自分まだこれ入れてないです。まずはデフォでどれだけ持つのか(標準に比べて)を検証してから実行してみようかと。
◆電池持ち改善策?◆
初期インストールアプリのうちニュースと天気が起動してると電池の持ちが悪いという噂もあり。
⇒不要ならTitaniumBackupで凍結させましょ。
◆フォントを変える・見た目を変える◆
- フォント変更
以前考察したやり方と同じ。 Type Freshで。
ただしDroidSansJapanese.ttfは無いので、docomoファームから移植してくるか、もしくはDroidSansFallback.ttfに日本語フォント割り当てても動作します。 - テーマ変更
※時計の文字色は今のところ黒以外弄れないみたいです。テーマ作者たちも時計の部分だけ色を変えたりと苦慮してる模様。以下xdaのテーマ公開スレへのリンクです。基本的にxRecoveryのInstall custom zipより落としたzipファイルを実行すればOKです。
【テーマファイル摘要にあたっての注意】
テーマによってはせっかく変更したbuild.propを上書きするものもあるので、再度変更擦る必要があります。(X.Gbreadとか)
適用前にzipの中身を7-zipとか使って書き換えてからxRecoveryするか、テーマ摘要後に上記build.propの赤文字部分(+魔法のn行)を書き加えることが必要です。