Xperia(SO-01B)のカスタムでもこれは後戻りのできないカスタムになります。
それはBootloader Unlockが必要だからです。2011年Xperiaはre-lockができますが、SO-01Bはできません。もちろんSEUSもできなくなります。別の不具合出てSEUS(ftf)してドコモショップに持ち込もうなんてこともできなくなります。
それでもいい!という方のみ試してみてください。
我らがxdaのzdzihu氏がXperia X10をまた未来へ連れてってくれました!Android4.0 コードネーム=Ice Cream Sandwich(通称ICS)、まだまだ試作版なalpha1版ですが、これからブラッシュアップしていくことでしょう!!!今回はその導入考察となります。
[hidepost]
◆準備するもの◆
xdaから以下のファイルをダウンロード
<公式EclairROM> *docomo2.1ならそのままでも
- [TOOL/X10] [UPDATE 24/11/2011] Flashtool version 0.5.3.0 (Sources now on github)よりX10i Genericのファイル(Generic version 2.1update1 build 2.1.A.0.435)
<公式GingerBreadROM>
- [TOOL/X10] [UPDATE 24/11/2011] Flashtool version 0.5.3.0 (Sources now on github)よりGeneric version 2.3.3 build 3.0.1.G.0.75など
<1クリックroot化ツール>
- [10/Nov][ROOTING/UNROOTING] Xperia 2011 Easy Rooting Toolkit [v2.0](zergRush Exploit)よりDooMLoRD_v2_ROOT-zergRush-busybox-su.zip
<Bootloader Unlock用ファイル>
- [Dev] Bypass “bootloader” [PROPER METHOD][Dev] Bypass “bootloader” [PROPER METHOD]のqsd8250.7zファイル (3.9MB)
<ICS用ファイル>
- [DEV] ICS Android 4.0 Porting and Development | es209ra (X10) | alpha1 | 21/11/2011の[DOWNLOAD]よりes209ra_ICS_alpha1.tar.bz2(124.6MB)
- [KERNEL][X10] DooMKernel [UNLOCKED BOOTLOADERS]{Rel:v05a}[Dt:17/Oct][FW3.0.1.G.0.75]のX10_2.3.3_DooMKernel-v05a-FS-BootManager-v1.3.ftf(私はオーバークロックしてないので)
- 同スレ x10_gb_DooMKernel-v05a-FS_wifi modules (wi-fi対応版) ⇒(結局NGなので不要かも)
◆導入作業1:公式Eclair(2.1)化◆
ThGo2のまま進めたら失敗しました。どうやら2.1にしないといけないみたいです。
- GB化してる場合、xdaや自分のftfファイルで2.1化
- FlashToolで2.1なftfを焼く
久しぶりに2.1に戻って来ましたw - Xperiaを起動
「menu」>設定>アプリケーション>開発>USBデバッグにチェックを入れる
◆導入作業2:Bootloader Unlock◆
冒頭にも書きましたが、Bootloader UnlockはSEUSできなくなりますし、Re-lock不可です。完全文鎮化もあり得ます。ftf焼けなくなるかもしれません。WotanServer.comもダメかもしれません。なので、メインで使ってる方は導入しないでください。
- qsd8250.7zをlhazなどのアーカイバーで解凍。
- Xperiaは起動したままでqsd8250_semc.cmdを実行。
「続行するには~」ここで何かキーを押すとスタートします。戻るなら今!w - ほんの一瞬でXperiaは再起動します。再起動するとコマンドが進みます。最後に「続行するには~」が出れば完了です。
◆導入作業3:GB化+Root化◆
今はまだ2.1なので2.3化⇒root⇒xRecoveryでICSのファイルが焼ける準備をします。
- ここまではXperiaは起動させる必要はありません。一旦USBケーブルを抜いて画面の指示に従って公式2.3をFlash。
- USBケーブルを抜きXperiaを起動。通常起動したのを確認したら「menu」>設定>アプリケーション>開発>USBデバッグにチェック
- DooMLoRD_v2_ROOT-zergRush-busybox-su.zipを解凍し、Xperiaが起動した状態でUSB接続、runme.batを実行
◆導入作業4:ICS化◆
導入作業には「文鎮化=起動しなくなる」が伴います。本作業は私の端末での導入考察であり、誰もが同じ結果を得られるものではありません。予めご了承ください。
- es209ra_ICS_alpha1.tar.bz2を解凍し中身を確認。
kernel.sinとupdate_es209ra_ICS_alpha1_CWM5.zipが入っています。 - X10_2.3.3_DooMKernel-v05a-FS-BootManager-v1.3.ftfを7-zipで開き、es209ra_ICS_alpha1.tar.bz2を解凍したフォルダにあるkernel.sinを上書きする。
- XperiaのSDカード以下の2つのファイルをコピーし、終了後に電源OFF。(場所はお好みで)
- update_es209ra_ICS_alpha1_CWM5.zip
- x10_gb_DooMKernel-v05a-FS_wifi modulesよりDLしたx10_gb_DooMKernel-v05a-FS_wifi.zip
- FlashToolのfirmwareフォルダに先ほどkernel.sinを上書きしたX10_2.3.3_DooMKernel-v05a-FS-BootManager-v1.3.ftfをコピー。(ばっちくてスミマセン(^^ゞ)
- FlashToolを起動し、X10_2.3.3_DooMKernel-v05a-FS-BootManager-v1.3.ftfを焼きます。
- 焼きあがりました
- Xperiaが起動してSony Ericssonのロゴが出たらxRecの要領で「←」を数回長押しするとClockMod Recovery(CWM)が起動します。
SDカードに入れたupdate_es209ra_ICS_alpha1_CWM5.zipを適用すると・・・
(画面キャプチャできず・・・) - 起動したら一度電源OFF⇒ON⇒「←」長押ししCWMを起動。wi-fiのアップデートを適用。(結局NGなので不要かも)
[/hidepost]
初期言語がSIM挿してなかったからか南アフリカの言葉になっていて日本語化するのにちょっと難儀しましたが、何とか。
しかし、噂通りwi-fiは飛びませんしブラウザも起動するとOSが落ちる、カメラは当然動かないというホントに「ICS入れただけ」な状態です。動作もモッサリですし。。。
でもいいんです、X10でICSが動いたんですから!
x10の2.3だって最初はそうだったじゃないですか。2.2も常用できるようになるまで数ヶ月かかりましたしね。
すごーく満足してます。GN見送って2011年Xperiaにも年明けからICS降ってくるし、LT26iも発表されるし、自分はこれで満足です!