XperiaにおけるAndroidアプリ考察

【Z Ultra】やっぱりLTE版を買って良かったと思えた3つのこと

待ちに待ったXperia ZUltra UltraのLTE版が届きました!実はXperia Z Ultraは7月初旬の時点で予約をしていまして、3G版が発売された時にLTE版にするために一旦見送り、9/17に出荷開始の連絡と同時に注文し、9/21に無事到着しました。

久しぶりに「これは欲しい!!」と思って発売まで指折り数え、ようやく届いた!!!というこの感覚はホントに久しぶりです。ずっと待ち焦がれてたという表現がぴったりかもしれません。

そんなXperia Z Ultraを手にしてみて「やっぱり買ってよかった~」と思えた点を3つにまとめてみます。(やっぱり数日お借りしてレビューする時と、実際に自分の所有物となったときの感覚はちょっと違うのです。今回それがよく分かりました)

[Xperia Z Ultra (C6802)のレビュー一覧]

注文確定してから到着まで

海外通販の考察は2011年11月に【コラム】海外通販サイトでのXperia購入記(通販サイト比較)として考察していますが、これ以降、Clove(英国)などで購入する方もいらっしゃるのを知りましたが、やはり日本語でやりとりができることは安心感につながるので、やっぱり円建てのExpansysかドル建てですがGoogle Checkout対応の1shopmobileの2択となってしまってます。(Cloveは既にXperia Z1の出荷が始まっていたりと最新のXperiaが手に入るので一度使ってみたいとは思ってますが・・・)

今回もExpansysさんにお世話になりました。

9/17は夕方に購入意思確認がありましたためか、約1日香港で滞留。当初到着は9/19だったのですが、香港⇒広州⇒成田経由、通関に手間取った関係でwebで確認するステータスでは一時N/Aとなりました。

FedExは土日祝日の配送はしてないので、通関したことを確認した時点でFedExへ連絡し、土曜日に受け取りたい旨申し入れました。そして西武航空にて無事、土曜日に到着しました。この電話をしていなければ、まだ倉庫に留まっていたはず。良かった!

9/17注文(実質9/18付)、9/21着なのでトータル3~4日。なかなか早かったです。

予約時には配送はFedExのみでしたが、今はヤマト運輸も選択できますので、週末にかかりそうな場合はヤマト運輸を選択するのも良いかもしれません。

開封、そして・・・

ご存知の通りXperia Z Ultraは(今のところ)グローバルモデルです。ケースや保護フィルムは家電量販店で購入できません。今回は無問題の保護フィルムを注文し、偶然にも同日に到着しました。

無問題(モウマンタイ)|Xperia Z Ultra (C6802)液晶保護フィルムセット クリスタルクリアタイプ 送料無料 780円

形名を確認。ちゃんとC6833になってます。色はいつもの通りホワイトです。

付属品を確認。USBケーブルとイヤフォン、電源コネクタは英国式BFタイプです。これもいつもどおり。

Xperia Zと並べてみると改めてデカっ!と思います。

まずは保護フィルム貼りから。このフィルムを選んだのはリア用フィルム付きだったからです。Xperia Zと同じようなガラス背面なのでキレイに保つためには必須と思いまして。フロントのカメラと近接センサー部、リアのカメラレンズ部はくり抜かれています。

いつもはラスタバナナのフィルムを貼っていましたが、それに比べるとフィルムが薄くてフィルムを大きく弓なりに反らせて貼っていっても空気が入ってしまいなかなか難しかったです。(何とか無気泡ですけれど)

このXperia Z Ultraは手帳的にしてみようかと思ってこんなフリップカバーを買ってみました。

画像撮り忘れましたが、SUSしてみるとファームのアップデート(14.1.B.510 →14.1.B.523)が検知されてしまいましたので一緒にアップデート。(ホントは初期ROM欲しかったのですが、もう自作できない状況なのでxdaにお世話になることにします)

【コラム】Xperiaカスタムの終焉が近づいているかもしれない・・・でフォローワーさんが言われていたようにXperia Z UltraでもOTAのみなのかな、、、と思いましたがXperia Z UltraはまだSUS/PC Companionでも大丈夫でした。

改めて「Xperia Z Ultraを買ってよかった」と思った3つのこと

さて本題です。

[片手持ちバンザイ]

6.44インチの画面サイズは7インチのNexus7と比べても高さが21mm低く、幅は21.8mmも狭いため、片手持ちができます。Nexus7の片手持ちは厳しいですが、このXperia Z Ultraは余裕で可能です。(TabletとPhabletを比較するな!と言われるかもしれませんけれど)

Xperia Z Ultra NEXUS7(2013)
サイズ 179.4×92.2×6.5mm 200×114×8.6mm
重量 212g Wi-Fi版:290g
LTE版:299g
解像度 1920×1080 1920×1200
SoC Snapdragon 800
2.2GHzクアッドコア
Snapdragon S4 Pro
1.5GHzクアッドコア
電池容量 3050mAh 3950mAh
対応周波数 GSM:850/900/1800/1900 MHz
WCDMA:850/900/1900/1700/AWS(1700/2100) MHz
LTE:850/900/1700/1800/1900/2100/2600 MHz
(Bands: 1/2/3/4/5/7/8/10)
GSM: 850/900/1800/1900 MHz
WCDMA: 850/900/1900/2100/AWS (1700/2100) MHz
LTE: 700/850/1700/1800/1900/2100 MHz
(Bands: 1/2/3/4/5/13/17)

毎日通勤電車に(乗り換え含め)1時間以上揺られる身としては、この「片手持ちできること」はとても大事なことです。ここまでは酷くはないですが、つり革につかまりながらの操作にはやっぱり片手でないと厳しいのです。あ、片手操作はもうしないようにしますw

こんな車中では新聞だってこんな感じで読めます。Xperia Zだとスクロール量がかなり多いところ、こちらではそれほど拡大しなくても文字が読めますので、Xperia Zの半分くらいのスクロール量で済みそうです。

[LTE対応]

対応周波数は上記のとおりですが、プラスエリアには対応していません。設定>その他の設定>モバイルネットワーク>通信事業者で確認できるのはドコモ(3G/LTE)、SoftBank(3G)、KDDI(LTE)です。

まだドコモの東名阪バンド(1800MHz)でのサービスが始まっている地域ではないので、今のところはLTE Band1(2100MHz)のみを拾っている感じです。

900MHzをゲットし「プラチナバンド」とさんざん叫んでいたSoftBank。確かに900MHzも掴んでいそうですが残念ながら3G。これは2015年11月末までパーソナル無線の周波数帯と共用するためもあってか、2014年夏までLTE化されないのです。

蛇足ですが、iPhone 5sもこのBand8(900MHz)に対応してますが来年夏以降でないとLTE通信ができないので、そういう意味でKDDIやドコモのほうが「LTE通信できる範囲」は広いはずです。(回線速度はまた別の次元なので触れません)

※ドコモのLTEは最近パケ詰まりで遅くて使いものにならない時もあるのでauのほうが快適かもしれません。。MVNOは無いですけれど。

au LTE APNプロファイル ※SIM変えるごとに再設定しないといけないので備忘録。メールで送っておくと吉かも。

APN名 au LTEnet(おこのみで)
APN uno.au-net.ne.jp
ユーザー名 685840734641020@uno.au-net.ne.jp
パスワード KpyrR6BP
認証タイプ CHAP

[タブレット以上の機動性]

Xperia Z Ultraを総括すると、「機動性に富むスマートデバイス」という一言に尽きると思います。

スマートフォンのデメリットを敢えて表すと画面の小ささだと思います。

例えば読書をしたりゲームをしたりというときに、文字の大きさやスクロール量を考えるとタブレット端末に行き着きます。しかし、タブレットは持ち歩くときはポケットに突っ込んで、というわけにはいかず、バッグに入れて持ち歩いたり。

10インチクラスだとバッグのサイズにも気を使わないといけません。こういうバッグはちょっと厳しいですよね。。なので7インチが売れるんだと思います。

またWi-Fi版だったりするとWi-Fiルータを持ち歩いたりと更に荷物が増えます。(スマートフォンのテザリングかもしれませんけれど)タブレットはこういう点にも気を使う必要があります。

その点、Xperia Z Ultraはスーツの胸ポケットにもすっぽりと入るサイズでかつこれ1台で通信もできるので本当に機動性に富むスマートデバイスであるところが最大のメリットだと思ってます。

ただ、もう少し頑張って欲しい点もいくつかあります。

root取得

今のところこれしかないようです。あまりよい噂を聞かないのでやりたくない気持ちと、ニュースと天気アプリの透過版をどうしても入れたかったので誘惑に負けましたw

http://www.mgyun.com/vroot

ちなみにインストール画面はこんな。。。もうイヤっ><

このツールはunrootもできるのでroot取ってsystem\appからGenie Widget.apkとGenie Widget.odexを退避させ、unrootしましたよ。そしてPCからもrootkitを削除しました。(が、何かきっと残ってそう。。。いいんです、近々初期化予定なので)

すぐunrootしたわけはもう一つあります。

それはnasneに録りためた動画が見られなくなったからです。国内版XperiaではDTCP-IP対応しているのでムービーアプリから見られますが、グローバル版は「非対応ファイル形式です」と言われてしまいます。

それをTwonky Beamというアプリを使用することでnasneの録画データを再生・持ち出しが可能になります。(ライブチューナーはNGでした)しかしvrootでroot化すると、再生すらできなくなりました。

常に録画を見るわけではないですが、このXperia Z Ultraの画面サイズ6.44インチのメリットの一つでもあります。またC6802では実装されていなかったX-Reality for mobileのメリットも享受されなくなるので、あっさりとunrootしました。

まとめ

Xperia Z Ultraはゲームも動画もTwitterもメールもFacebookもwebも通話も1台で全てをこなすことができる端末です。Xperia Z+Xperia Tablet Z(SO-0E)と併用していましたが、これでどこへ行くにもXperia Z Ultra 1台で済ますことができそうです!

でもやっぱり電話としてはちょっとアレなので、もう少し使ってみてからとなりますが、究極としては「ガラケー or Xperia SXのような小型端末を通話のみで使用」 + 「Xperia Z Ultra(MVNOなSIMで)」にして毎月のコストを削減しようかなと考えています。