【Z Ultra】今までAndroid4.3に挙げなかったワケ|全タスク終了ボタンを導入で解消!

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Z UltraはもうすぐKDDIからSOL24として発表される(はず)です。すでにこんな雑誌も出るようですしw

楽天ブックス: ゼロからはじめる au Xperia Z Ultra SOL24 スマートガイド – 技術評論社編集部 – 4774162574 : 本

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そんなXperia Z Ultraですが、グローバル版は2013.12.16からAndroid4.2.2→4.3へのアップデートが始まっていましたが、私は個人的に適用を見合わせてきました。

その理由はホントに大したこと無いのですが、日本向けXperiaにはある「アプリ終了」というタスクキル機能がなかったことだけだったのです^^;

(もちろん、安定稼働していたことが大きいです。またタスクキルはXposedのmodで使えていましたし。)

今回そのアプリ終了ボタンを純正チックに実装できるAndroidアプリがxdaにあることを知り、ようやくアップデートに踏み切ることにしました。

今回のアプリは非rootでも問題なく使えます。またXperia Z Ultraに限らず、Android4.2.2なグローバルXperia(Z, ZL, ZR, Z Ultra, Z1)でも有効となるアプリです。

 

ひとまず現状で動くかの確認

私のXperia Z Ultraは現在ビルド番号「14.1.B.2.257」というAndroid4.2.2の状態です。Jugglyさんの記事の元ネタであるxdaで確認してみたところ、このAndroid4.2.2でも動作する、ということだったので現状のまま導入してみました。

※ただし現在はrootedで、且つXposedでいくつかのmodを使用していました。このmodの機能でアプリ終了機能は使っていまして、この状態で本アプリをインストールしたら全体的な動作がおかしく(特にタッチパネル周り)なりましたため、一旦すべてのmodを外した状態で試しています。

[アプリの入手]

[APP] 1-Click “TaskKiller” (KillAll Background apps) No Root – Z, Z1, Z Ultra, ZR, ZL – xda-developers

下記画像にちょっと色を付けたところをクリックし、apkファイルをダウンロードします。

ダウンロードするファイル名は「TaskKiller-1ClickCloseAll.apk」です。

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ダウンロード後、設定>セキュリティ>提供元不明のアプリに✔が入っているのを確認し、端末上でインストール。

念のため電源OFF→ONすれば完了です。

完了するとこんな感じで右上に「全アプリ終了」ボタンが出現します。

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このアプリはSO-02E(ドコモ版 Xperia Z)を用いたアプリであるようで、最新のXperia Z1などの全アプリ終了ボタンとはちょっと見た目が違ったりしますが、機能は同等です。

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これでもうアップデートしない理由がなくなりました。さっそくアップデートしてみたいと思います。

 

 

Android4.3に上げることによるメリット・デメリット

今回のAndroid4.3のアップデートによる変更点はこちら(英文)に記載されていますが、まとめるとこんな感じでしょうか。(Sony Update Serviceに概略が記載されています)

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  • Android OSの進化に伴う全般的なパフォーマンスの改善およびUIの最適化
    (より滑らかなグラフィック)
  • カメラ機能の向上(Xperia Z1と同様のUIとスマートソーシャル機能)
    WALKMAN、アルバム、ムービーアプリでPlayMemories Onlineにアップロードした写真/動画とアルバムアプリ内の写真/動画を一括表示可能に(これは4.2.2でも連携するようになった気がする。。。)
  • Android4.3の(Xperia in Business:ビジネス向け)に最新セキュリティ改善
  • 見た目を変更するテーマがネットからダウンロードして増やせるように

というメリットと、こんなデメリットがあります。(公式に記載なしですが。。。)

  • シャッター音/スクリーンショット音が消せなくなった

従来OSではグローバル版にはシャッター音のON/OFFがありました。しかしAndroid4.3からはこの機能がなくなりました。いや、正確には挿入するSIMによってON/OFFの表示/非表示がこんな感じで変わります。

(上はSIMなし、下はドコモSIM入り)

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シャッター音はこのXperia Z Ultraのカメラはちょっと残念な感じなのでほとんど使わないのですが、考察用にスクリーンショットを撮ることも多く、電車移動中などに撮りづらくなるのはちょっと残念ですが。

 

また、root化に関しては1クリックではできず、Xperia Zの4.1.2→4.2.2の時のように一手間もふた手間も加える必要がありますが、もうroot取らなくても問題なく使えるようになったと思っているのでアップデートしたいと思います。

 

 

アップデートに向けて(おさらい)

どんな場合でもシステムを弄るのでバックアップは必須です。

Android4.3でもrootedできればTitanium BackupやCWMという選択肢もありますが、非rootですのでこの方法は使えません。

Heliumを用いたバックアップ

もう一つ非rootでもいいや、と思ったのは「Helium– App Sync and Backup」を用いたバックアップ方法が確立できていることが大きいです。

【Z1】非rootでアプリやユーザデータのバックアップを取る方法で考察しましたが、PCを用いてほぼすべてのデータがバックアップできるようになりました。

ただし、Titanium BackupでもそうでしたがLINEのトーク履歴など複数端末での利用ができないアプリはHeliumを用いてもバックアップできませんので、LINE公式手順を参考にバックアップをとっておく必要があります。

またTitanium Backupと違うのは一部アプリのアカウント情報は保存されません。DropboxやFacebook、Foursquare、amazonなどは再度初回のログインが必要です。(twitcle plusはアカウントとタブなどすべて復元されました。)

もう一つ大事なことは退路を断たないこと(いつでも環境を戻せる準備をしておくこと)です。

アップデートはPCで

端末単体でOSのバックアップも可能ですが、もし新しい環境で常用していたアプリがうまく動かない、なんて時は元のOS環境に戻せる策は持っておきたいところ。

また、使っていくうちに動作が緩慢になったりすることも出てくるかもしれません。そんな時、すべてを初期化すると元の環境に戻すまでに多大な時間と労力を掛ける必要がありますが、OSのみ初期化することで、その時間を大幅に短縮することができるのも大事な事です。

これは何度も考察しているので手順等は割愛しますが、SUS/PC Companionによるアップデートで取得したファイルを用いてftfファイルを作っておくことで、ユーザデータはそのままに、OSのみバージョンダウンや初期化させることも可能となります。

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考察まとめ:

※ドコモ版Xperia(GX/SX/AX/A)で一時期PCでのアップデートが提供されない端末もありましたが、最近解禁されたようで、このようにftfファイルを作成することができるようになりました。

 

あ、話が大きくそれました。今回導入したTaskKiller-1ClickCloseAll.apkは(当然ですが)ビルド番号 14.2.A.0.290 Android4.3 でもちゃんと起動しています。

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ひとまずAndroid4.3なXperia Z Ultraで楽しんでみたいと思います。

SOL24もAndroid4.3なんでしょうかね。KDDIアプリの4.3への対応状況如何によるのでしょうね。。。1/22(水) 10時~の新製品発表会が楽しみです!

 

・・・しかし最近rootedからかなり遠ざかってしまいました。。root取らなくてもこれだけ使えるようになると更に足が遠のきそうです^^;

 

 

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