ソニーモバイルコミュニケーションズのモニタでお借りしたXperia Z Ultra(SOL24)を使っての考察も終了間近です。この1ヶ月の間、C6833とSOL24、Xperia Z1 fを持ち歩いてみた率直な感想をまとめてみたいと思います。
結局SOL24は使えたのか。
結論から申し上げますと、Xperia Z Ultraはやはり通話ができるメイン機という用途ではなく、データ活用端末だな、と。
メイン機たるもの、やれ電池持ちだとか動作サクサクとか人によって優先度は違うと思いますが、私の場合、「機動力」がすべてだと思います。
機動力とは、どんなシチュエーションであっても「すぐに」操作でき、それが「遅滞なく」完了することを指しています。
具体的にいくつかの例を挙げてみます。
◆満員電車の中で、人の腹にタブレットを当ててしまうような混み具合であっても、人に迷惑を書けない程度に使うことができること。
◆ハッとする景色を目の前に、シャッターチャンスを逃さず写真を撮れること。
◆エレベータの中で着信したメールをすぐに確認できること。
これらは誰もが毎日(たまに?)遭遇するシチュエーションだと思いますが、この動作はXperia Z Ultraが一番苦手とする動作です。
筐体がデカいが故に、満員電車で使うには少々不便。
画面がキレイすぎるのも隣や肩越しの視線が気になってしまいます。
突然訪れたシャッターチャンス!
そんな時、カバンからXperia Z Ultraを出して電源ボタンでスリープ解除→カメラ起動→撮影、、、これではせっかくのチャンスも逃してしまうかもしれません。ポケットからスッと出してシャッター切る、この機敏さはXperia Z Ultraはちょっと苦手です。
エレベータ上昇中(下降中)にメール着信。降りてから見ればいいのですが、何となく確認したいときありません?満員電車と同じようなシチュエーションですね。
逆にXperia Z Ultraの真価を発揮するシチュエーション。
カフェでゆっくりwebを見たり読書したり、
ゲームをしたり、。
映画見たり
みんなで写真を見るとか
という用途で使うのが良いのかな、と。
SOL24ではこれに加えフルセグ/ワンセグの視聴もできますし、
直射日光下でも非常に視認性が高いため、例えばアミューズメントパークの待ち時間などでも活躍すること請け合い!
Xperia Z Ultraには俊敏さは無いかもしれません。しかし10インチクラスのタブレットより非常に手軽に持ち運びでき、なんの引っ掛かりもない快適動作、電池容量も大きくその消費量も非常に緩やかで、こんなに優れた端末、もうこれ以上何を望めばいいの?というくらい(半年前から)惚れ込んでいます。
SOL24まとめ
Xperia Z Ultraに関しては【Z Ultra】4つの選択肢から選ぶなら~SOL24/C6833/GPE/Wi-Fi版という考察をしております。
当時はSOL24の発売前で、端末のレビューはできておりませんが印象はそう大きく変わること無く、やっぱり『2台持ち』のベスト・パートナーだと。
SOL24にはおサイフケータイ&NFCや赤外線、フルセグ/ワンセグというガラスマ機能をサポートしています。今iPhoneとかガラスマ機能一切非対応な端末を使っていたとしたら、これだけでも使う価値があるかもしれません。
またKDDIのLTEは文句ナシで通信速度と通信の安定性はピカイチです。C6833では(基本的に)MVNOなSIMで通信してる方も多いと思いますが、都心では低速かつ不安定な状態になることありませんか?この快適な回線を使えるのもSOL24の魅力の一つだと思います。
残念ながらKDDIのMVNOはコンシューマ向けのサービス事業者が無いようなので、メインキャリアへの支払いに加え、LTEプラン+ LTE NET + LTEフラットという毎月6,934円*1もかかってしまいます。
*1 購入方法によって毎月割などの施策によって実際はもう少し安くなります。価格確認はauオンラインショップへ
格安SIMを使うにはどうしてもC6833を選ばざるを得ない、しかし厳密には電波法違反という罠も。
ホントにこれドコモから発売していたら、「ある層」には爆発的に売れたでしょうね。プラスXi割と併用するキャンペーンで契約数も増やせたでしょうに。。。
今回はソニーモバイルコミュニケーションズのご厚意で1ヶ月もの長期に渡りモニター、しかもSIM付きでお借りしてKDDIのLTE網の快適さも堪能できたこと、大変感謝しています。
これからもこのような企画を心から楽しみにしています。どうもありがとうございました。
(追伸)
この雪のため、今は期日指定の荷物を引き受けていないそうです。ちゃんと届くと良いのですが・・・