【Z2 Tablet】総括：Xperia Z2 Tabletに期待したいこと | XperiaにおけるAndroidアプリ考察

Xperiaアンバサダーミーティングvol.4 Xperia Z2 Tablet編に参加してもう1ヶ月経ちまして、そろそろ返却する時がやって来ました。

久しぶりの10インチタブレット、夏真っ盛りであり、時期的に試せなかった使い方もあって個人的にちょっと持て余してしまったところもありますが、Xperia Z2 Tabletについて改善要望も含み「総括」という形で個人的に思ったことをまとめてみます。

1 UI(ユーザインタフェース)
2 コネクタ・スロットの位置
3 テレビアンテナ
4 水中での操作性
5 本体の強度
6 色再現性

UI(ユーザインタフェース)

世の中のタブレットといえば大きく10インチ、7インチの2種類。個人的な感覚として10インチは横持ち、7インチは縦持ちが標準スタイルだと思います。

このXperia Z2 Tabletはご承知の通り10インチ。10インチは両手で持つことを想定していることは、イベントでもお伺いしました。両手で持つために狭額がトレンドである中で敢えて指1本置けるスペースを作った、と。

確かに持ち手があるほうが安定感がありますよね。

しかし、画面をじっと見続けるよりホームキーを押したり戻るボタンが必要な操作もありますがXperia Z2 Tabletのソフトキーは画面下部のど真ん中。またアプリ一覧表示するキーも右上です。これらのソフトキーを押すためには片手を離さないと押すことができません。この時とても不安定になってしまいます。

Xperia独自の日本語入力(IME)POBox Plus(touch)でどちらかに寄せられる機能がありますが、このソフトキーもどちらかに寄せられるような機能(Xperia Tablet Zのようにどちらか片寄せ固定でも)をご検討頂きたいところ。

またアプリドロワ(一覧)もXperia activeのように画面の四隅を活用できるようなホームアプリにすると両手持ちのまま操作ができ、大変使い勝手が向上すると思いますのでぜひご検討いただきたいと思います。

コネクタ・スロットの位置

Xperia Z2 Tabletの前身、Xperia Tablet Zのコネクタは最悪でした。クレードルはタブレット底面をすべて囲うような形状であるにもかかわらず、microUSBコネクタ、SIM・microSDスロットがなぜか底部にありました。

Xperia Z2 Tabletはマグネット充電に対応したためか、コネクタ類は全て本体上部になり、ようやくクレードルに載せた状態でも使えるようになりました。これはとても良い改善だと思います。

しかしイヤフォンジャックだけが底部に残ってます。市販のイヤフォン/ヘッドフォンのコネクタはL字のもの、もしくはL字変換コネクタを選ばないと接地面とジャック部分が干渉するかもしれませんので、新たに購入する場合はよく確認したほうが良いと思います。

テレビアンテナ

なかなか地味な機能かもしれませんが、これは素晴らしく進化しています。

Xperia Tablet Zのテレビアンテナは凹みに爪を引っ掛けて引っ張り出す感じで、深爪気味な私にはなかなか敷居の高い行為でしたが、Xperia Z2 Tabletではワンプッシュで頭の部分が飛び出てくれます。ものすごくユーザビリティがアップしています。こういうアイデアを形にできるソニー(ソニモバ)は素晴らしい技術集団だな、と思いました。