Xperiaアンバサダー企画 vol.5(になりますよね)としてXperia Z3、Z3 Compactグローバルモデル タッチ&トライに参加してきました。
「グローバルモデル」という触れ込みだったので例の技適通過した様を確認したかったのですが、実際の展示は昨日発表となったソフトバンクモバイル版Xperia Z3を含め、au版、ドコモ版のすべてのモデルが一同に介したという、ちょっと拍子抜けな感が否めない感じもしました。
もちろんそれだけが目的ではなく、いつもながら有意義な話が聞けたのはいつものタッチアンドトライイベントそのものでしたこと、まずはご報告。
(色が飛んでしまいましたが、こちらが3大キャリアから発売されるXperia Z3シリーズすべてです)
いつものイベントよりも大きな会場で、ソニモバの意気込みが感じられます。例年ブロガーイベントの前の時間にメディア取材がありますが、今回はTV局もたくさん来てたのも印象的でした。(その分時間が押して我々にしわ寄せが・・・)
そしてそのメディア向け会場をそのままブロガー向けにも開放して頂き、いつもの何倍も広い会場で各々がXperia Z3を堪能することができました。
あ、大きな流れはこれまでと変わらず。各担当者さまによる商品プレゼン、質疑応答、タッチアンドトライ。
商品プレゼンは商品のウリであるカメラとオーディオはもちろん、今回はたぶん初となるプロダクトデザインとカラーのご担当さまによるプレゼンがあり、興味深くプレゼンを聞かせて頂きました。(これまでは機構設計のご担当者さまなどが多かった気がしますので非常に新鮮でした。)
プレゼン頂いた皆さんはブロガーイベントのために現場入りされたそうです。メディア取材の場にも登場せず、イベントまでの時間は通常業務されてたようで、普段人前に出てプレゼンすることがあまりないらしく超緊張されていたのも印象的で(笑)
またプレゼンツールはkeynoteではなくpowerpointだったのも意外。
そういえば端末スペックについての紹介が一切なかったことに気づきました。そんなに進化してないですしね。。そんなXperia Z3ですが、目に見えるところで大きく変わったのはサイズ感。
「すべてにおいてXperia Z2を凌駕する」ということを数値で表すとこうなります。横幅も高さも厚みも小さくし11g軽くしました、と。
Xperia Z3 Compactも(なぜか比較はXperia A2ではなくZ1 f)サイズは同じながら画面サイズが4.3→4.6インチに進化させつつ厚みは0.8mm薄くし、重さも11g軽くした、と。
サイズだけ見てもすぐに欲しい!という気になります。たった11gですが、手に持った時のズッシリ感がかなり軽く感じられます。これはいい!!
マテリアルデザイン
マテリアルデザインのプレゼンでは、これまでのPurpleから新しいシグネチャーカラーとしてメタルの質感を出せるカラーとしてCopperとSilver greenを加えたそうです。写真で見るより実物は何倍もよい色です。ぜひ一度店頭で見て欲しいところ。
そしてXperia Z3で特徴的なのが白。これまでリアパネルは白でもフロントはブラックでした。国内モデルはX10(SO-01B)以来。シンプルさを表現するためにXperia Z3は白としたそうです。
これまでは他の特徴を活かすために「あえて」黒く塗装した時(Xperia arcのクリアブラックパネル)、技術的な面で叶わなかった時もあるそうです。
個人的にはブラックパネルが好みですが・・・
他の色も同じXperia Z3でありながら全く違う世界観を表現した自信作とのことです。
また、コーナー部分は落とした時にもキズをつきにくくするため、樹脂製にしたのもデザイン上の特徴だそうです。
カメラ機能
カメラは今回のXperia Z3でもイチオシ!機能です。これまでXperia Z1からのソニーの映像技術であるCyber-shot、Handycamの技術をXperiaに取り込んで来ました。そしてXperia Z3ではISO12800というこれまでより高感度撮影ができること、インテリジェントアクティブモードという電子式手ぶれ補正機能を搭載しました。
光学式手ブレ補正機能との違いも実機で撮影した比較映像も放映されていましたが、確認し忘れました。不覚!
オーディオ機能
ハイレゾ対応に加え、ハイレゾ相当まで音質をアップスケーリングしてくれる「DSEE HX」機能、これはいい!!
もともとmp3音源はおもいっきり圧縮されてしまっており、元の音源とは雲泥の差であるところ、その圧縮された音源を分析し、音質を向上させてくれる機能です。
これがWALKMANアプリで誰もがこれまでの音楽ファイルに何も手を加えること無く楽しめるって、すごいです。
また対応ヘッドフォンだけでノイズキャンセリング機能までも実装していて、これまでのXperiaは音楽系がちょっと弱かったところ、ソニーの持つ音響技術も本気で取り込んだんだ!と思いました。
今回発表されたXperia Z3はこれまでのXperiaシリーズでは「真のフラッグシップ」だな、ということを実感したプレゼンでした。本当に素晴らしい!!
周辺機器
Bluetoothスピーカーやレンズカメラ新作、SmartWatch3なども展示されている中、フリップカバーが気になりました。
フリップカバーはGalaxyシリーズでも採用されていますが、たしかにこれは便利かもしれません。(私は裸族なので使わないと思いますが)
[youtube id=”0qdUgtWtLu8″]
またSmartband Talk。これ、実際にデモ見せて頂きましたがウルトラ警備隊を思い出しました。ビジネスシーンで使うことはあまりないかな、と思いましたが、アウトドアシーンでは活躍するかもしれません。
サイズ感はこんな感じ。(今回はデモで忙しかったのであまりお話できませんでした。いつもありがとうございます!)
そんな素晴らしいXperiaに物申す!
Xperia Z3はホントに今までのXperiaが正直かすんでしまうじゃないか?と思うくらいの完成度高いスマートフォンです。
その機能をほぼそのまま小型化したXperia Z3 Compact、これも素晴らしい!なんといってもXperia Z1 fの筐体に4.6インチの液晶を埋め込んじゃったんですから、それはもうスゴイ!と言わざるを得ません。(解像度はHDですが)
そんなXperia Z3に3つ、申し上げたいことがあります。(実際に中の人にはお伝えしました。)
① スモールアプリの存在を忘れてますよね
カメラ担当の方に申し上げました。
今回の暗所撮影に強いXperia Z3ですが、暗いところは暗いままがいいスナップ写真もありますよね。プレミアムおまかせオートで撮ると期待しない結果が残ることも。そういうとき、マニュアルに変更してモードを選択して、、なんてやってるとシャッターチャンスを逃してしまいます。
(上はXperia ZL2、下はNEX-6。共にプレミアムおまかせオート)
そんな時、自分で事前に設定したモードを「スモールアプリ」に登録しておき、パッと起動するとものすごく使える機能になると思うのです。夜景モードや料理モード(おまかせモードより接写が効くので)など、一発で呼び出せたら非常に便利だと思います。
せっかくXperiaならではの機能としてスモールアプリがあるのに、全く利用されてないのは非常にもったいない!これはぜひ実装を検討いただきたいところです。
(カメラ担当の方、このスモールアプリ利用は開発者も全く気がついてないと思うので検討してみます、と言われていたのでなんとか実装して欲しいです)
②日本語入力POBox Plusをもっとアピールすべき
未だにPOBox touchの便利さから離れられなくて、やりたくなかったroot化をしてまでPlus→touch化している自分。(もともと白ロム買ってるので保証はつかない)
あまり利用者がいないから、という理由のようですが、「オンライン変換」は非常に有用なのに、このXperia Z3でもいまだ実装されません。
オンライン変換=ソーシャルIMEは3rd party製品では採用されている日本語入力IMEがある中で唯一、Xperia標準のPOBoxで採用されていたのに。。
利用者がいないのは広報不足ではないでしょうか。かつてブロガーイベントでXperia arcのイベントの時以来、担当者がいらっしゃったことはありません。これだけiPhoneの日本語入力がダメダメと言われていて、iOS 8でようやく3rd Partyの日本語入力アプリが出てくるような状態です。(それも切り替えがヘンであまり使われてないという)
今だからこそ、このPOBox、もっとアピールしてもいいんじゃないかと思うのですがいかがでしょう。Xperiaの大きなウリになると思うのですが。
③Xperia Z3 Tablet Compactをビジネス利用したい
これは【Z3 Tablet Compact】これは絶対に欲しい逸品になるはず!でも書きましたが、このサイズ感、iPad miniがビジネス市場を席巻している今、こいつならそれを少しでも切り崩せるのではないか?と思います。
個人的にはXperia Z Ultraの代替にと思いましたが、実機を見て「こいつは小型タブレット!」でファブレットではないことがよくわかりました。
小型タブレットとして、やっぱりちょっとしたメモを取ったりするために、キーボードはどうしても必要だと思います。3rd Partyでも良いです、なんか考えてください!
(と、この話をしたらはっきりとは言われませんでしたが、何らかの企画は進んでいるっぽいような印象を受けましたので正座して待っていたいと思います)
外観チェックやらそういえば全部忘れてしまいましたが、各社のモデル、背面を並べてみましたのでご参考までに。
Z3背面比べ pic.twitter.com/kCtJUak0c6
— ショーグン@考察ブログの中の人 (@nao3shogun) 2014, 10月 2
白以外はこちらです。
Black
(私ちょっと写ってますが気にしないでくださいw)
Xperia Z3、これまでXperia Zシリーズを使ってる方全員が買い替え対象と思っても良いくらいの機能アップだと思います。
国内3キャリアから発売されますし、価格次第でMNPして移るのもアリかもしれません。(ですがあと3ヶ月後に新しいXperiaが発表される見込みですけれど3キャリアから出るかは分かりません・・・auは独自モデルになりそうな気がします。)
[…] 【イベント報告】Xperia Z3、Z3 Compactグローバルモデル タッチ&トライに参加してきました […]
詳細なレポート、お疲れ様でした!
私はこの夏にZ2へ機種変更しましたのでZ3はスキップしますが、着々と進化している様子が見て取れて、収穫あるレポートでした♪
ただ、最後の各色背面を並べた画像、ど真ん中にdocomoXiロゴはいただけないですねぇ。
これならまだ、以前の画面上の方がマシだったかと。
やっぱり背面中央はXPERIAロゴでしょう。
キャリアロゴの位置って、キャリアが指定するんですかね?
それとも各社任せ? わかりませんが、デザイン台無しですね。
ご感想ありがとうございます!
ロゴの件、質疑応答でこの質問ありました。
「お察しください」
とのことでしたが。
そのあと聞いてみたところでは、こちら(ソニモバ)からも提案するけど、キャリア(お客様)の意向もあるので、そこは駆け引きだそうですよ。
ソフトバンクはグローバルと同じで、とリクエストあったらしく、FeliCaのロゴも敢えてNFCロゴにしたらしいです。(ドコモへの牽制でしょうね)
>「お察しください」
この一言に、メーカーさんの悔しさが滲み出ているように思えてなりません(泣
ことドコモロゴに関しては以前からネットで酷評されていましたが、私はそれほど気にしていませんでした。これまでは。
でも今回は許せませんね。
通話のたびにあのロゴを周囲に見せてるかと思うと、なんかゲンナリします。(他人様がそんなとこ気にしちゃいないことはわかってますとも、ええ。)
iphoneはもとより、スマホは各社デザインや質感がぐんと上がって、いまや時計やアクセサリと並ぶ嗜好品だと考えるのですが、ドコモさんにはそういったお考えが無いようで、残念でなりません。
日本の主要な通信会社全てから発売されるから「グローバル」だったようですね。
電源ボタンの高さに入っているロゴで、どこの通信会社から発売された端末であるかがわかるのは、興味深いです。
イベントのお知らせ時点でソフトバンクから発表されていなかったため、グローバル~と募ったようです。「大人の事情」ってヤツですねw