5月1日はSIMロック解除に関する一般ニュースがテレビでたくさん流れていましたね。Galaxy Nexusに緑色のSIMを挿しているのがお茶の間に流れたりして「まだまだ一般的じゃないな」と確信しましたがw
どのニュースでも締めくくりはMVNO(格安SIM)がこれから流行るよーみたいな感じでしたが果たしてどうなるのでしょうね。SIMフリー機をメーカーが出したとしても支払いは一括払いですし、ユーザは2年分割払いのできるキャリアを契約し続けると思うのですが・・・
そして、4/30に総務省によるMVNOに関する利用動向等に関するデータが公表されました。
昨年12月時点のデータですが、MVNOの認知度は69.5%(前年度比+20.1ポイント)。以前書いた気がしますが、もう「みんなのMVNO」と言っても過言ではないかもしれませんね。契約するかは別として。
総務省の資料にありましたが、MVNOの事業者数も170社もあるというのも驚きです。そして、MVNO利用者もこれまでの「データ通信のみ」から「データ通信と『通話も』」に変わりつつあるのも一般層に「すこしだけ」浸透してきた証なのでしょうね。
データ通信契約の場合、最低利用期間が設定されていないMVNOもあり、気軽に試せるのも良いのですが、いろいろなMVNOを渡り歩くうちにSIMカードばかりが増えていくのですよね。(本来は「貸与品」なので返却しないといけないのですが、一度も返却してくださいと求められたことがなくて・・・)
また月々1,000円未満であるために一時的にでも複数の「生きているSIM」が存在したりとか。。
そうなると、SIMをきっちり管理しておかないと「どのSIMが生きていて」「どのSIMが解約済み」なのかが分からなくなりませんか?私だけ??
(写真は赤とピンク、黒があります。サイズもマチマチ・・・これ全部死んでるSIMです^^;)
貸与されたSIMをきっちり管理してないとこの現物しか無い状態で「どれがどれだっけ?」って絶対なりますよね?え?ならない??ならない人、そのやり方教えて下さーいw
実は今、困ってます。
手元に1枚契約してるのかしてないのか分からないSIMがありまして、、たぶんIIJmioを解約したものだと。。。
しかし「使えるSIMケース」に入っていて、管理漏れだと思うのですが確認のしようがなくて・・・^^;
今回はこのSIMがナニモノかを調査する過程を考察してみます。
SIMカードの色で判別できるか
ドコモ及びドコモ系MVNOのSIMカードはピンク色。KDDI(au)、KDDI系MVNOは黒いSIMカードです。
MVNOから貸与されるSIMカードはすべてMNO(MVNOが回線を借りている元のキャリア)そのもののSIMカードなので、SIMの色ではドコモ / KDDIとしか判別できません。
もともと1社でしか契約していなければこれで分かりますね。今回は「ピンク」なのでドコモ系MVNOなのは間違いありません。
記載された番号で判別できるか
SIMカードの裏面(表面?)にはキャリアロゴと合わせて15桁の英数字が記載されています。この番号は「ICCID」というSIMカードごとに持つ固有の番号です。
もともと国際的にルールが決められています。
- 1-2桁目:通信業界を表す「89」(固定)
- 3-4桁目:国番号 日本は「81」
- 5-7桁目:キャリア番号 ドコモ [000]・ソフトバンク [200]・KDDI [300]
- 8-14桁目:固有番号
- 15桁目:チェックデジット
KDDIのSIMカードにはこれに則った番号(8981300xxxxxxxx)と記載されていますが、ドコモのSIMカードの表記がちょっと違っていて、「DN」とか「AX」で番号が始まっています。ドコモの場合は内部ではICCIDは当然持っているものの、記載されているのは自社の管理コードのようです。実際はこのようにICCIDは8981100~となっています。(設定>端末情報>機器の状態で確認できます)
ドコモSIMカードに記載されているコードの最初の2文字はSIMカード製造メーカーの略称で、「DN」は大日本印刷、「AX」はジェムアルト、「GE」は日本ジェムプラス、「GD」はギーゼッケ アンド デブリエント、「TS」は東芝なんだそうです。
これらのことから、もともとMVNOを識別するコードが印刷されていないことが分かりました。そうすると、SIMカード単体ではどこのMVNO経由で貸与されたSIMカードか分からない、ということになってしまいました。。。
判別する方法はあるのか?
ものすごく手間がかかりますしスマートなやり方ではないですし稚拙なやり方ですが、いくつか判別方法を考えてみました。
カード明細から契約しているMVNO会社を特定
さすがにここまで不明だという方はいないと思いますが、、、念のため。クレジットカードもいっぱいあって探せないなんて人はいないですよね?w
SIMカード台紙を探す
台紙、捨てちゃってませんよね?この台紙にも「ICCID」番号が記載されています。そして台紙にはMVNO事業者によっては電話番号やパスコードのシールが貼られている場合もあります。ここからもしかしたら「あっ!この番号は・・・」と思い出せるかもしれません。
MVNO会社が特定できたらこの台紙に記載された情報からマイページに行き、契約情報を確認したりもできますので、捨てずに取っておいたほうが良いです。
私、、台紙たぶん捨てちゃってる。。
もし台紙がない場合
SIMカードを端末に挿入し、設定>端末情報>機器の状態から電話番号を確認できますが・・・毎回電源OFF/ONをしないといけないので非常に手間がかかります。(データ通信契約SIMであってもすべて電話番号が振られていますので確認できます)
どうしても思い浮かばない場合
例えばAPNを確認してみるとか、、、(一度利用したAPNはSIMを替えても残ってるはず。。。初期化していたらこの限りではないですが)
APNを切り替えてみてアンテナピクトが立てば、それがその契約したMVNOだと判別できますよね、非常に原始的ですけども。。。
設定>その他設定>モバイルネットワーク>アクセスポイント名
どこにもつながらないので、たぶん解約したのだろうと結論付けることにしました。
忘れないようにするために・・・
これまた非常に原始的なことです。お恥ずかしい。。。結局はこれなんですよね^^; 人に見せるものではないので、SIMカードにマジックで買いちゃう!w
(冒頭のSIMカードを神経衰弱みたいにひっくり返しましたw)
自分が分かるように印をつけておくとかでも良いかな、と思って冒頭のSIMにも色を塗ったのですが、これだと結局分からなくなってしまいましたので、やっぱりガッツリ書くべきだな、と思いましたw
よく見るとここにも「IIJmio」と書いたSIMが何枚もある。。これは以前ファミリーシェアプランを契約⇒解約したときのもの。あれ?IIJmioって契約3回目??
あ、やっぱりこの不明なSIMはIIJmioじゃないのかな・・・
本当はSIMカードが届いた時にきっちりExcelで管理しておくことが大事だなと改めて思いました。(毎月の支払もそこで管理できますし) ずぼらな私はこれまで全然できてません・・・
せめてSIM台紙には契約日などもマジックで書いておこうと心に決めましたw
今回のSIMは一応解約したことにしてますが、実はこれ以外にもメインを除いてもこれだけ持ってるのがこの考察を書いていて新たに判明しましたww 有休がもったいない!(最近は以前のように端末持ち歩かなくなったのも大きい)
- ドコモ 音声 × nano SIM:D5833(Xperia Z3 Compact)
- IIJmio データ × nano SIM:有休
- 楽天モバイル 音声 × micro SIM:有休
- イオンモバイル 音声 × micro SIM:Xperia J1 Compact
- mineo データ × nano SIM: SOL24
これらはSIMカードサイズが違うため、この4枚がごっちゃになっても最悪端末にSIMを挿せば判別がつくようになっています。(ただどの端末に何のSIMが入っているかをたまに失念しますw)
複数のMVNOを契約してる人はそんなにいないような気もしますが、もしもっと良い管理をされている方がいたらぜひ教えていただきたいと思って書いてみました。いかがでしょう^^;
ホントに解約したSIMなのかな、、、だんだん分からなくなってきました。。。やっぱりドコモのSIMかなぁ、、、でも番号に見覚えがない。。。困った。。。
【教訓】
解約したSIMはちゃんと返却すべし!
最初にSIMが付いている台紙を残しておいて、
それにテープで貼り付けて保存はどうでしょう。
かさばるものでもないので数があるほど残しておいた方が
いいと思います。
私もSIMにマジックで書いています。
Simカード返却しないと会社によっては2000円請求されると思います。
PlaySimとu-mobileは注意事項に記載ありました。
期間内に返却したのでホントに費用が掛かるかわかりませんが…
解約済みのsimカードは、義務ではないですし、ペナルティ等はありませんが、レンタル品なので
本来返却するものではないでしょうか?
https://help.iijmio.jp/app/answers/detail/a_id/104
私は一応全部の電話番号をスプレッドシートに控えておいて、リアルではSIMケースに名前書いてますね。端末に入ってるのは…APN設定でわかる…はず(忘れるけど)。